カテゴリー「食育」の22件の投稿

2009年7月21日 (火)

第10回村井弦斎まつり

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始まって10年目になる村井弦斎まつり、今年は9月26日(土)例年どおり平塚市村井弦斎公園で開催とのこと。

こちらのサイトでわかった
このサイトまだ更新途中で、内容の紹介は去年のままだが日時が発表されている。

明治後期に10万部という当時破格のベストセラー小説「食道楽」の著者村井弦斎については、このブログで過去に11回書いている。
食育のカテゴリー食のリスクのカテゴリーにある。

食育のルーツを尋ねてみて、こんな偉人の先駆者が居たことを知った。
黒岩比佐子さんの労作「『食道楽』の人 村井弦斎」などでよくわかった。

私が渡辺武先生から教わった日本人に合った正しい食養生にそった内容が多い。
特に五味調和を重要視している点がうれしい。
文明開化、西洋医学・栄養学導入にまっしぐらの世に居て、それを学びながらも伝統的日本人の食文化の良さを忘れていない賢明さに敬意。

村井弦斎祭りについては、平塚市のサイトで、

村井弦斎は、明治37年から64歳で没する昭和2年まで、村井弦斎公園を中心とした地に屋敷を構えました。弦斎邸には各界の著名人が集い、一流の料理や邦楽の演奏などを楽しみました。「20世紀の予言者・食文化のパイオニア・実用小説家」であり、平成18年3月、食育推進基本法計画が策定されましたが、ベストセラーになった有名な「食道楽」の中で、百年前に「食育論」を説いた著者でもあります。「小児には徳育より知育より体育よりも食育が先き」と歌もつくっています。(詳しくはこちら MS-Word 1,167KB

毎年、村井弦斎の事績を讃え『食道楽』にちなんだ料理の試作・販売や弦斎の生活状況の一端を再現した「村井弦斎まつり」を開催しています。

と紹介している。

昨年は10月4日(土)で、仕事を休んで出かけた。
村井弦斎まつりに行ってきました
村井弦斎まつりに行ってきました(2)

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2009年7月 7日 (火)

親の15%幼児にサプリ 過剰摂取有害の恐れ

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リンク: 親の15%が幼児にサプリ 過剰摂取「有害の恐れ」 - 47NEWS(よんななニュース).

 幼稚園や保育所に通わせている保護者の15%が、ビタミンなど特定の成分を濃縮した健康食品のサプリメントを、子どもに与えていることが6日、国立健康・栄養研究所(東京)が初めて実施した調査で分かった。

 保護者の6割は「栄養補給」が利用目的と回答。食生活に何らかの改善が必要と感じて、サプリに頼る実態が浮かんだ。

 研究所は、幼児への有効性や安全性など検証したデータは乏しいとし「身体に必要な成分でも安易に与え続けると過剰摂取につながり、幼児に有害な作用が出る恐れがある」と注意喚起している。

 調査は2007年5月から9月に青森、山形、茨城、栃木、埼玉、千葉、香川の7県の幼稚園や保育所計21カ所で実施。子どもの年齢は6歳までで、保護者2125人のうち1533人から回答を得た。

 結果によると、口の中で溶ける錠剤や粉末、カプセルなどのサプリを、15%に当たる228人が子どものため利用したことがあると答えた。

 利用者のうち68%の154人が「ビタミンやミネラルのみ与えている」と回答。32%の74人は「そのほかも利用」と答え、33人は、脳の発達に良いなどと宣伝されるドコサヘキサエン酸(DHA)を含有する魚油系のサプリを利用。次いでプロテイン、キシリトールが各7人、ハーブが6人などだった。

 利用目的(複数回答)では「栄養補給」が140人で最多。「健康増進」58人、「病気予防」42人、「体質改善」27人と続いた。また106人が「たまに利用」と回答。「以前に利用」が90人、「毎日利用」は32人いた。
2009/07/06 08:22   【共同通信】

子を思う親心は美しいものではありますが。
化学的・人工的な処理を加えていない天然の形の食材・食事が一番安全で体によいことは誰もがわかっているはず。
商品のPRに心動かされて、更にサプリを加えればもっと良い効果が生まれると思ってしまうのでしょう。
でも、サプリには適量と適性があります。
それをよく勉強して使わないと無駄になったり、悪くすると害になることもあります。
それには、独立行政法人国立健康栄養研究所のサイトが役に立ちます。
たくさんのサプリの情報が見られます。

でももっともっと大切なことは、過去ログのこれ。
小児体質改善のポイント。
子育て中のお母さん、参考になさって下さい。

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2009年6月 1日 (月)

現代食生活の実態(2)

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岩村暢子さんの報告関連の続きです。

数年前の記事ですがネットで見られます。

酒文化研究所のサイト。
酒文化論考集 「変わる食卓・消えた晩酌」
岩村暢子 (株式会社アサツーディーケイ)

失われた家庭の伝承力
-食など生活の基本的な躾は家庭で教えるものと考えられてきましたから、それが揺らいでいることを無視して学校教育が家庭科を軽視した結果というふうにも見えますね。
岩村 「学校教育が」というよりは、社会や経済の要請のほうが強かったのではないしょうか。
 当時の家庭、親だって変化していたのです。1960年以降、家庭にはいままでなかったような加工調味料がたくさん入ってきて、家庭の食卓を変えてきました。だから彼女たちの母親世代も、いままで作ったこともないようなメニューを作り始めたわけです。それらをどんどん取り入れることが「豊かな食卓」だと皆が思った時代ではないでしょうか。麻婆豆腐やクリームシチューの素、サラダドレッシングやスパゲティソースなんかも、それ以前にはほとんど使われていなかったものです。お母さんたちだって、おばあちゃんから習っていたものではありません。加工品、加工調味料を「買う」ことで、新しい家庭メニューを取り込んでいったわけです。
 そのせいだけでもありませんが、この母親世代は、娘たちへ自分の味や家庭料理を伝承することに積極的ではないんです。「私のやり方なんか覚えるより、きちんとしたところで習ってきなさい」と言う母親が多い。あるいは「結婚したらどうせやらなければならないんだからいまはしなくていい」「手伝いより勉強していなさい」と言って教えてもらえなかったケースも珍しくありません。
 結婚して子供連れで実家に帰っても、お客さんになって「手伝いません」という主婦がたくさん調査には出てきます。だから、伝承といっても、一緒に台所にたって習おうとする姿が見られない。「せっかく来たんだから、お母さんのあれ、作って」という関係ですね。

続きはこちらから

未来経済研究室のサイト

The World Compass(三井物産戦略研究所機関誌)
2003年10月号掲載

特集 「食」の現場から
食卓が語る日本の現在(インタビュー&構成)
岩村暢子氏(アサツー ディ・ケイ第二営業総括 200Xファミリーデザインルーム長)

1.浮かび上がった「60年生まれ」の断層

小村
 『変わる家族変わる食卓』、たいへん興味深く読ませていただきました。調査結果はもちろんですが、調査の手法や過程についても学ぶべき点が多いと感じていまして、今日はまず「食DRIVE」の調査を始められた背景とか狙いといったあたりからお話しいただけますでしょうか。

岩村 1993、4年ころのことですが、ファミリー層を対象とした市場調査の結果をベースにした商品開発やプロモーションが、家電、食品、トイレタリー、子育て関係、レジャーなど、いろいろな商品分野で、思うような成果を生まなくなってきたのです。例えば、簡便指向は調査対象の90%が支持しているのに、なぜかその簡便商品が受けないというような現象が、90年代の前半に次々と出てきました。
 通常の市場調査では、対象を年齢階層とか職業別といった属性別に見ていくケースが多いんですが、その手法ではどうしてもうまくいかなくなってきた。そういう背景があって、その当時ファミリー層に入ってきた人たちを中心に、生育史研究を始めたんです。何歳のときにどんな事があって、どういう影響を受けたか、ヒットしたお菓子やオモチャの発売、流行ったファッションや音楽、家庭の教育観から学校教育の指導要領まで含めてすべて、もう一回なぞり直して、その後の価値観の形成などにどのような影響があったのだろうかということを調べてみたわけです。
 その結果浮かび上がってきたのが、生まれ年で1960年というところに、大きな断層があるということでした。60年以降に生まれた人々の価値観や言葉の使い方は、それ以前に生まれた人々と大きく違っている。例えば、メーカーが60年以前生まれの感覚で「簡便」だと思って作った商品が、60年以降生まれの人には「そんなトロい商品のどこが簡便なんだ」と思われていたりする。あるいは「本格的なものを指向しますか?」なんてアンケートで聞いて、その結果をもとに「本格」指向の施策を打ってみても、上の世代が思っている「本格」と、20代、30代の人が思っている「本格」というのが全然意味が違っているので、うまくいかない。同じ言葉でも、その意味とか価値観に食い違いが生じてきていたわけです。

続きはこちらから

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2009年5月30日 (土)

現代食生活の実態

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昨日の記事に関連した現代食生活事情がテーマ。

毎日新聞・平成18年7月9日の記事から抜粋。

「現代食生活の実態」(家庭の食生活を調査している岩村暢子さんに聞く)

一昔までは当たり前の習慣だった1日3回の食事。だが、最近は朝食を摂らない家庭も増えているようだ。

面接で聞き出した本音からは「自分の気持」を優先する親の姿が見えてくる。

思い当たることはないだろうか?

親自身にきちんと朝食を食べる習慣がない。

 子どもしか食べない朝食なら、出すだけの菓子パンやヨーグルト、野菜ジュースなどは便利なんですね。

 子どもは家族で毎朝食べて育って、「朝食を食べる」習慣を身につけます。物心ついたときから親がきちんと食べていないのに、1人だけ食べろと言われても無理です。それなのに、「うちの子は食が細い」とか「食べたがらない」と言う。

 「食事は自己申告制」という家族もあります。

大人同士ならありうるけど、「食べたいと言われなければ時間になっても子どもに夕食を用意しない親もいます。

「食べたいとも言わないのに無理に食べさせるわけにはいかない」と言います。

 一見子どもの意思を尊重しているように見えて、実は子どもの健康をないがしろにしていると思います。

「子どもと一緒に食べたくない」と言う親が増えて気になっています。

「いつも子どもと食べるのはうっとうしい」

「子どもにちゃんと食べなさいというのは、私にパワーがいる」

「いちいち言って食べさせるのは私が疲れる」

だから、子どもに先に食事させて、自分は後でゆっくり食べたいと言うんです。毎日、朝食を一緒に食べている親はほとんどいませんよ。

夕食も夫と交代制で子どもと食べるという人さえいます。

 親たちは「孤食」という言葉が使われ出した81年ごろに小、中学生だった世代です。

当時の子ども達は、塾などの理由で仕方なく「孤食」でしたが、その弧食育ちの子どもたちがいま親となって「一人でゆっくり食べたい」と言うようになっている。

「こしょく」には、「孤食」と「個食」があって、
「孤食」は、食卓に着くのが一人、一人で食事をするということ、
「個食」は、自分だけの食事内容・メニューということのよう。

岩村暢子氏の調査では、昭和36年生れを境にして食に対する姿勢が変わるという結果が出ているという。

岩村暢子氏のプロフィールはウイキペディアにある。

著作に

  • 「普通の家族がいちばん怖い―徹底調査!破滅する日本の食卓」(新潮社、2007年10月)
  • 「変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識」(勁草書房、2003年4月)
  • 「現代家族”の誕生―幻想系家族論の死」(勁草書房、2005年6月)

などがある。

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2009年5月29日 (金)

親の怠惰で児童が肥満 不規則な生活、手抜き食事

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現代の一般家庭の食生活の実態に関するニュース。

【こども】親の怠惰で児童が肥満 不規則な生活、手抜き食事…改善を (1/2ページ) - MSN産経ニュース.

 小学生の肥満が増えている背景に、親自身の生活習慣の乱れが原因となっている実態がある。みそ汁や骨付きの魚が食卓に上る機会がほとんどないなど食事に手を抜いたり、夜遅くまでテレビを見ていて朝起きられない大人の怠惰な生活態度が、子供の成長に影響を及ぼしている。まずは、親自身が規則正しい生活を取り戻すことが急務だ。(中島幸恵)

朝食は菓子パン

 新学期が始まって間もない4月下旬、千葉県内の小学校で身体検査を担当していた養護教諭(56)は、ある変化に気付いた。6学年各3クラスの約2割の児童に肥満が目立つ。

 平均体重より10キロ近く多い37キロの3年生の女児(9)に養護教諭が家でどのような食事をしているか聞いたところ、「ご飯は味がないから(菓子)パンをよく食べる。お母さんも私もみそ汁のにおいが嫌いなので飲まない。骨付きの魚が食卓に出されたことは一度もない」と返ってきた。

 女児によると、家族4人で夜遅くまでテレビを見たりゲームをしたりすることが多く、母親は朝起きることができない。女児は朝食を抜きがちで、パンや冷凍食品で済ませているという。養護教諭は「親として暮らしの基本ができていない大人が増えた」と嘆く。

だらだら食べ

 「肥満児の多くは親の生活習慣を受け継いでいる。まずは親自身が生活習慣を根本から見直し、家族みんなで改善に取り組みながら子供の成長をサポートすることが大切」

 こう話すのは、ベストセラー「やせないのには理由(わけ)がある」で知られる大川クリニック(東京・池袋)の大川隆裕院長。大川院長は「子供の肥満の原因は親にも責任がある」として、食事内容や生活習慣の見直しを指導している。

 何となく夜遅くまでテレビを見ていて、朝起きられない。みそ汁や骨の付いた魚が食卓に上らない。市販の総菜や加工食品で済ませたり、堅いものをよくかんで食べさせたりすることをしない。「ストレス解消」と言い訳して、だらだらと食べ物を口にするなど親自身が怠惰な生活をしていないだろうか。

 大川院長は「早起きして1日3食、和食を中心にバランスよく食べることに尽きる」と言い切る。そして、「家族みんなで食卓を囲み、休日も早起きして体を動かすなど率先して取り組んでほしい」とアドバイスする。

男女とも1割近くが肥満

 文部科学省の平成20年度学校保健統計調査によると、肥満児の出現率は男子が9~17歳で10パーセントを超え、女子は10~13歳で10パーセント近くに上る。

 肥満化傾向にある子供は将来、糖尿病などの生活習慣病の予備軍ともいわれる。しかし、内臓脂肪型肥満も多く、見た目には分かりにくい、いわゆる「隠れ肥満」のケースもあることから、関係者の間では「実態より深刻ではないか」との指摘もある。

家庭の食卓に関しては、長年にわたり調査している岩村暢子さんの興味深い報告があるのをご存知でしょうか。
次回のエントリーで書きます。

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2009年3月31日 (火)

スローフード 高まる関心 10月には国際規模のイベント開催

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スローフード 高まる関心 10月には国際規模のイベント開催 (1/2ページ) - MSN産経ニュース.

イタリアで1986年に始まり、世界的に広がっているスローフード。日本でも最近、食の安全につながるとして、手間ひまかけた食材や郷土料理に関心が高まっている。10月には、日本で初めてとなる国際規模のイベント「スローフードニッポン2009」が開催され、日本の各地に根付く食文化が紹介される。(猪谷千香)

失われる食文化

 スローフードは、ファストフードに代表されるような画一的な食に対する危機感から、伝統的な食文化を再発見し、豊かで多様な生活を取り戻すための運動だ。運動の旗振り役は国際組織「スローフードインターナショナル」(イタリア)。現在、世界132カ国に組織が広がり、8万5000人以上の会員を持つ。

 国内には、NPO法人「スローフードジャパン」(仙台市)が中心となり、51支部(会員数2100人)がある。今回のワークショップは、支部の一つ「スローフード・セントラルイースト東京」と東京ガスが共催した。

 一方、同NPOは、国内で日本の生産者による食材を集めたイベント「スローフードフェア」を平成16年から毎年、開催している。今年は、アジアでスローフードを発展させたいという狙いから、運動の発祥地、イタリア以外では初となる国際イベントを開く。

 国際イベントは今年10月23日から3日間にわたり、横浜市のパシフィコ横浜をメーン会場に、「日本各地の“地域食”を応援する」をテーマに開催。地元の生産者や食品加工会社が出展するほか、郷土料理店による食堂などが開設される。

 スローフードインターナショナルのパオロ・ディ・クローチェ事務局長は「豊かな食文化を持つ日本ですが、ファストフードによってそれが失われつつある。食に対する意識を変えられるよう、イベントに期待したい」と話している。

10月に開催のスローフードニッポン2009のサイトは
http://slowfoodnippon.com/

漢方なブログの食育関連エントリーもどうぞ。

http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-86f0.html

http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-adbc.html

http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-eb65.html

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2008年10月 6日 (月)

村井弦斎まつりに行ってきました(2)

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第9回村井弦斎まつりの続きです。

野点をやっていました。
椅子席でいただくお茶のことを立礼(りゅうれい)というのを知りました。
天気が良かったので幸いでした。P1000310
お菓子は弦斎羊羹(菓子司・杵若)。
100円で楽しませてもらいました。

弦斎の本がたくさん展示されていました。
明治時代の食道楽は、中の絵がカラーで色鮮やか。
版画らしい。
小林美和子さんというライターの蔵書で、P1000327 P1000322
販売もしていました。
とても珍しい古書が集められていました。

クイズがありました。
弦斎に関する3問。
なかなか難問。
正解者には景品が出ます。
正解して、松鱗亭の胡桃飴をもらいました。
これもまたラッキー。P1000308_2

弦斎の業績を写真を使って
説明しているパネルです。

弦斎ゆかりの品物色々販売していました。
食道楽ゆかりの弁当、料理、お菓子など。P1000311

栂の木のまな板がありました。
弦斎の焼印つき。
丁度まな板必要だったので、
記念に一つ求めました。P1000340_3
一枚千円。
弦斎とのつながりは聞きそびれてしまいました。
他に、弦斎しらすと弦斎豆(南京豆)も。

この祭りは来年が区切りの第10回です。

継続して栄えてくれることを祈りながら帰路につきました。

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2008年10月 5日 (日)

村井弦斎まつりに行ってきました

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きのう10月4日(土)、第9回村井弦斎まつりに行ってきました。

初めて降りた平塚駅。天気はほぼ快晴。

微かに潮のかおりがし、空気がとても落ち着いていて気持ちのよい街。

海が遠くないことがわかります。P1000306_2

5分歩くかぐらいで会場の村井弦斎公園に到着。 

かつて村井弦斎の邸宅があった場所。

1万6千4百坪の敷地だったといいますから東京ドームの4倍くらいの広さになるのでしょうか。

今の公園は数百坪でしょうから、数十倍の敷地と考えると、当時の壮大さが浮かびます。
その資金は「食道楽」の印税からと考えると、いかに「食道楽」が人気絶大で庶民に好かれたかがわかります。

入場すると、琴の音が聞こえてきました。 P1000309
舞台が設えてあって、琴と尺八の演奏が明治的な雰囲気をつくっています。

受付で、アンケートに答えると、くじ引きをさせてもらえました。
なんと、「弦斎カレーパン」が2個あたりでした。
ラッキー!
このカレーパンはうまい!
今まで食べた中で一番。

P1000316

弦斎料理教室のコーナーでは、鮎のフェタスという料理がありました。
食道楽秋の巻第194章に出てくる料理の再現。P1000317_2
フェタスとはフリッターのことらしい。

食道楽秋の巻、鮎がテーマの第185章・鮎の味では、

全体鮎は川によって違います。
玉川の鮎よりは相模川の鮎が上等ですし、相模川の鮎よりは酒匂川の鮎が一層勝っています。
また同じ川でも場所によって味が違います。
一口に玉川の鮎が不味いといいますけれども羽村の堰から上になると鼻曲がり鮎と申して味もなかなか好くなります。
酒匂川の鮎も本流よりは河内川の支流で漁れた鮎が美味しゅうございます。
何故場所によって味が違うというのに鮎の食物たる珪藻の種類が違いまたその多い処と少ない処とで違うからです。

と解説しています。
平塚あたりの鮎はさぞかし美味かったのでしょう。P1000318_2

鮎を鶏のささ身に変えたものの試食ができました。
たくさんテーブルに並んでいます。
これも上手に調理されていて美味かった。

つづく

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2008年9月30日 (火)

第9回村井弦斎まつり

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第9回村井弦斎まつりが10月4日平塚市で開催されます。

案内はこちらのサイトにあります。

食育の先駆者、村井弦斎については、この漢方なブログでも、食育のカテゴリー食のリスクのカテゴリーで何回もエントリーしています。

当ブログでは、大ブームを巻き起こしたベストセラー小説「食道楽」が世に出た頃までを紹介しました。

その後の村井弦斎は、印税で巨万の富を手にし、神奈川県平塚市に1万6千4百坪という広大な土地を購入し食を探求する道を突き進みます。

ここの生活を黒岩比佐子さんは食道楽(上)で解説しています。

彼は富士の高嶺を望む神奈川県平塚市に一万六千四百坪の広大な土地を購入し、あたかもユートピアのような生活を始めるのである。

弦斎は家屋より庭の方に力を入れ、野菜園、果樹園、草花園、促成園(温室)、鶏舎、ウサキ舎、山羊舎、厩舎、などを設け、畑では伝統的な農作物はもちろん、パセリ、レタス、セロリ、アスパラガス、トマト、アーティーチョ-ク、など珍しい西洋野菜もつくった。
果樹園では桃、柿、枇杷、無花果、梅、柘榴、などを栽培し、鶏舎では様々な品種のニワトリを飼育した。
また、子供たちに乗馬をさせるために馬を飼い、鉄棒や遊動円木やブランコを設置した運動場を設け、ネットを張ってテニスもしていたらしい。
弦斎は『食道楽』で提唱した理想の家庭生活を、自ら実践しようと考えていたのだろう。

その後、弦斎は脚気予防の糠と玄米の研究、難病の食物療法にのめりこんでいきます。
断食や木食を実践したり、御岳山山中で竪穴式住居の暮らしを試みたりもしています。
黒岩比佐子さんは、「それは、仙人のように暮らす奇人イメージを人々に植えつけることになった」と書いています。

その後、体調を崩した弦斎は、断食療法などを試みるも衰弱し、昭和2年(1927年)7月30日に63歳で死去しました。
「薬をまったく受けつけず、親しい友人や親戚の見舞いも謝絶して、孤独の中で病気と闘う道を選び、最後まで頑固に自分の信念を貫き通した一生だった。」とあります。

村井弦斎まつりについては、サイト上で、

村井弦斎まつりは、明治時代に、平塚の南側に広大な敷地をかまえた文化人「村井弦斎」をしのび、平成11年から始まりました。弦斎の敷地後である「村井弦斎公園」で、弦斎が好んだ筝、尺八、野点、「弦斎の会」による弦斎の著「食道楽」のレシピ再現、また、弦斎の写真や書物を展示など、さまざまな趣向を凝らし、来場者の方々に楽しんでいただいております。
また、数多くの協賛をいただいている弦斎クイズ、抽選会は、ご好評をいただいております。
村井弦斎まつりは、平塚市、弦斎の会、三曲連盟、平塚茶道協会、平塚市食生活改善推進団体(ママの会)、周辺周辺自治会など、多くの団体、個人で構成した村井弦斎まつり実行委員会によって運営されています。

と紹介しています。

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2008年9月28日 (日)

食のたからもの再発見プロジェクト写真展(2)

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食のたからもの再発見プロジェクト写真展と聴講したオープニングレクチャーの続きです。

今回のレクチャーの講師は、「スローフードな人生!(新潮社)」の作者、島村菜津さんでした。
初めてお目にかかる島村さんはとても魅力的な方でした。
そして90分の講演は、思わず引き込まれてしまう素晴らしいものでした。
今回の企画で東京財団のこのプロジェクトを知り、ネット上に公開されている報告を読みました。
今回の講演に限らず、食のたからもの取材レポートは、素晴らしいレポートのオンパレードです。
普通のメディアで日常よく見聞きする、それなりにおもしろい旅やグルメのレポートとは質が違うのです。何が違うのでしょうか。
それは、取材対象の人物が魅力に溢れた人たちである上に、その描写や報告がその魅力を深く掘り起こして伝えているからなのだと思います。
取材する人の視点、眼力、感受性、そして表現力といったものがまるで違うと感じるのです。
仕事の時間を割いて聞きに来た甲斐がありました。

焼畑かぶの紹介のほかに、存亡の危機の瀕している地大豆の普及に腐心している豆問屋経営者の山口博氏(東京練馬)に島村氏がインタビューするという形式をとったディスカッションが30分ありました。

大豆はもともと黒船来航のペリーが日本から持ち帰ったもので、今やそのアメリカが世界最大の生産国となり、最大の輸入国が日本です。
遺伝子組み換え大豆はアメリカ作付面積の8割を超えているといいいます。

大豆のエネルギーベースの自給率は5%。

昔、東京に3500軒あった大豆問屋が今は、900軒。

大豆の輸入量は、500万トン(飼料、油用を含め)

今年の国産大豆の生産予想量は、20万トン。

食用に関しては、国産大豆は、20%まかなえている。

その95%は豆腐製造メーカ向けだそうです。

吉田氏はアメリカから非遺伝子組み換え大豆を輸入している。
米国の契約してくれる農家を自分で見つけ出し契約した。

一般の大豆は、特性として、高蛋白のものは低脂肪、高脂肪のものは低蛋白がふつう。
日本の地大豆は、高蛋白で高脂肪という栄養価的に秀でた特徴を持っている。

などから始まり、地大豆振興の取り組み、活動の興味深い話が続きました。

大豆レボリューションと名付けた活動をしている、NPO法人「トージバ」というのがあることを知りました。
10月19日には日比谷公園で、種まき大作戦というイベントを開催するそうです。

講演終了後に、地大豆で作った豆腐の試食をさせてもらいました。
P1000299 池袋の大桃豆腐というお店の製造で、大豆と天然ニガリだけで無添加。
しょう油も生姜もなしで味わうと、豆腐の素の味がわかります。
甘味がちがう絶品。

写真は、試食品が並ぶテーブル。

その他、茨城県産・国産小麦粉、国産菜種油などの展示販売がありました。

菜種油の自給率は、なんと、0.03%ということです。

「食べ支える」ことの意味を感じ取りました。

1缶買い求めました。貧者の一灯?。

大豆は重要な漢方薬でもあります。
漢方薬としての名前は、香鼓(こうし)といいます。
桑の葉に黒大豆を詰めてつくる干し納豆。
浜納豆や大徳寺納豆に似ています。
香鼓は、薬味薬性が甘寒で水剤と規定されています。
汗を発し、中を整え、煩を除く作用があり、山梔子(さんしし=くちなし)と組み合わせた梔子鼓湯(しししとう)という名方があります。

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