カテゴリー「医食同源」の35件の投稿

2009年10月28日 (水)

エコナ自主返上で揺れるトクホ

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リンク: 特定保健用食品:食用油「エコナ」で自主返上 有効?安全?揺れるトクホ - 毎日jp(毎日新聞).

 花王が今月8日、エコナ(食用油)の特定保健用食品(トクホ)の表示許可を自主返上したことで、改めてトクホへの関心が高まった。トクホの有効性や安全性を審査する仕組みはどうなっているのか。トクホ返上劇で浮かび上がった課題についても考えた。【小島正美、山田泰蔵】

894品目認定/再評価の機会なく/科学的根拠甘い

 トクホは「血圧の上昇を抑える」「おなかの調子を整える」など特定の健康効果が期待できる食品。病気の予備軍にあたる人がトクホを選びやすいように国が審査して効果にお墨付きを与え、製品にマークを表示できるようにした。91年に始まり、今年8月末で894品目が許可・承認を得た。

 9月からは、許可業務が厚生労働省から消費者庁に移管された。トクホを申請する企業は、食品安全基本法と健康増進法に基づき、有効性や安全性に関する各種試験データを保健所経由で消費者庁に提出、このあと、消費者庁の監視役の消費者委員会と内閣府食品安全委員会が審査し、最終的に消費者庁が許可するかどうかを決める。

 有効性の試験は人を対象にした試験が必須で、安全性も各種毒性試験が課せられ、申請には1億円以上の費用がかかるといわれる。

・・・略

消費者庁は「医薬品並みとはいかないが、通常の食品に比べれば、有効性や安全性に関する確認試験はしっかりと行われている」と話す。食品安全委も「データが足りなければ、追加試験を求めるなど審査は厳しく行っている」という。

 ところが、今度のトクホ返上問題では許可されたあとに健康への懸念が生じた。食品安全委の評価結果が出る前の段階で、適切な措置がとれない制度上の不備が浮かび上がったわけだ。

 消費者問題に詳しい細川幸一・日本女子大准教授(消費者政策)は「いまのトクホの審査では許可業務に関する法的規定はあるが、何か問題が生じたときの一時的な許可停止など、許可後の規定がない」と法的な不備を指摘する。

 トクホはいったん許可されると、無期限に有効なため、再評価の機会がない。農薬取締法では登録される農薬は3年ごとに登録が更新され、その都度、安全性が再評価される。阿南久・全国消費者団体連絡会事務局長は「人の健康にかかわるトクホも、農薬と同様に定期的に再評価する仕組みが必要だ」との要望書を今月5日、消費者庁などに提出した。

特定保健用食品での効果の表示例

(1)おなかの調子を整える

 (オリゴ糖類、乳酸菌類、食物繊維類などを含む食品)

(2)コレステロールを正常に保つのを助ける

(3)血圧が高めの人

(4)ミネラルの吸収を助ける

(5)骨の健康が気になる人

(6)むし歯の原因になりにくい

(7)歯を丈夫にする

(8)血糖値が気になり始めた人

(9)中性脂肪、体脂肪が気になる人

 ※「高血圧を改善する」「血糖値を改善する」など医薬品の効能に相当する表示は認められていない

効能効果の表示の規制は可笑しな点がある。

上の表示に関しては、端的に言って、高血圧(血糖値)を改善する目的でトクホはつくられており、血圧(血糖値)が気になる人高血圧(血糖値)を改善することを期待して、トクホを飲む、というのが現実。

しかし、トクホをのむだけで病気が治ると考えている人はまず居なくて、「少しくらい補助になるだろうから同じのむならトクホにしよう」程度。

逆に病院の強い薬を長くのんでいるのに改善しないことを経験している人も多い。

消費者は、経験や自分なり勉強して正しい判断をしている人が結構多いもの。

行政が考えるほど、消費者は愚かではない。

関連エントリーは

エコナ 関連商品も販売自粛
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/yomiuri-onlin-6.html

エコナ情報
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-d904.html

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2009年10月23日 (金)

カテキンが直接作用、新型インフルに緑茶が効く

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メカニズムが分かってきたようです。

リンク: カテキンが直接作用、新型インフルに緑茶が効く? : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

 緑茶成分のカテキンが、新型インフルエンザウイルスの心臓部に直接作用して増殖を抑えることを徳島文理大学の葛原隆教授(薬学)らが突き止めた。

 緑茶に抗ウイルス作用があることは知られていたが、仕組みがわかったのは初めて。

 新型やAソ連型などのA型ウイルスは、増殖に不可欠なRNAポリメラーゼという酵素を持ち、人間や豚の細胞中のRNAという物質を切断して新しいウイルスの材料にしている。

 葛原教授らが、A型ウイルスからこの酵素を取り出し、緑茶に多い5種類のカテキンを一つずつ加えたところ、2種類で酵素が働かなくなった。この2種類のカテキンと、酵素の分子の立体構造をコンピューターで計算し、重ね合わせると、酵素分子の表面にある複雑な形のくぼみに、カテキン分子がすっぽりと入り込むことがわかった。くぼみの中にはRNAを切断する「刃」があるが、カテキンがふたをし、働かなくしていた。

 カテキンは腸で分解され、緑茶を飲むだけでは抗ウイルス効果は弱い。葛原教授は「構造を少し変えて腸で分解されないようにするか、吸引式にすれば、効果的な新薬になる」と言う。

(2009年10月22日  読売新聞)

副作用のない抗ウイルス剤の開発につながることを期待します。

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2009年10月14日 (水)

呼子イカ

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東京にお目見えしたら絶対行かなくっちゃ・・・イカないわけにはイカない

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リンク: asahi.com(朝日新聞社):【佐賀】呼子イカを関東圏に売り込め - 食と料理. 2009年10月14日15時35分

 唐津市呼子町の名物・ケンサキイカの活(い)き作りを関東圏で広めようと、呼子町漁協と同町の活魚卸売会社「玄海活魚」は13日、東京・築地市場で、銀座など15軒の料理店の料理人を招いて調理講習会を開いた。料理店側からは「いつから本格的に生きた呼子のイカを入荷できるか」といった質問が出るなど、関係者らは販路開拓の確かな手応えを感じている。

 講習会は、同社と漁協が、農林水産省、経済産業省と市の補助を得て、東京での呼子イカの販路開拓を行う事業の一環。今年度から3年間の予定で実施中。来年度はケンサキイカが旬になる春先から10月末まで毎月1回の予定だ。

 講習会に向けて用意したイカは155杯で、12日朝に呼子港で水揚げされ、同日午後3時に同港をトラックで出発、13日昼に東京に着いた。東京までの搬送には、市が九州大、民間企業と連携して06~08年に開発した活イカ搬送専用水槽を利用し、154杯を元気なまま運べたという。

 講師は玄海活魚の古賀和裕社長(53)が務め、イカの刺し身が墨で汚れないように、素早く墨袋を取り去る方法などを披露。さばく時は真水ではなく海水を使うと、身の甘さを損なわずに済むなど、「呼子の味に近づけるようなコツ」を伝授するとともに、各店に5、6杯ずつ活きイカを無料で持ち帰ってもらい、さばく練習をしてもらうことにしたという。

 古賀社長は「東京で活き作りを食べた人たちが『本場で食べてみたい』と思うようになれば、呼子の観光にもプラス材料になる」と期待を寄せている。(伊東邦昭)

呼子のイカ料理は、農山漁村の郷土料理百選というサイトで佐賀県の郷土料理の代表として紹介されています。

 佐賀県北西部、東松浦半島の突端に位置する港町、呼子。
壱岐・対馬を経由する大陸との交通の要衝であったこの地は、度々歴史の表舞台へも登場し、現在でも町の端々にロマンの面影を残しています。
その眼前に広がる玄海灘は、日本でも有数の漁場として知られ、イカをはじめとした豊かな海の幸を育んでいます。
早朝、朝市の賑わいと共に目覚める呼子の町揚がったばかりの透明なイカの活き造り、その美しさと美味しさは港町ならではの贅沢です。

30年前、透き通った美しい呼子イカの活きづくりを食べたとき、イカってこんなに旨いものなんだと初めて知りました。
一度で、その透明感と自然な甘味の虜になりました。
現地の人には、どこの魚屋さんでも簡単に毎日手に入れられるありきたりの食材だと聞いて、びっくりしたのでした。

ちなみに、イカの食味食性は、甘・寒と規定されています。

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2009年8月18日 (火)

貝や酒のうま味成分でがん予防?

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リンク: うま味成分でがん予防? 広島大、貝や酒に含有 - 47NEWS(よんななニュース).

 広島特産のカキや日本酒でがん予防? 貝類や日本酒に含まれるうま味成分の一種、コハク酸にがん細胞の増殖を抑える効果があるとの研究結果を、広島大の加藤範久教授(分子栄養学)らが15日までにまとめた。

 コハク酸はカキや酒かすに含まれるが、機能性についてはあまり注目されていなかった。加藤教授は「貝汁に含まれる程度の濃度でも抑制効果が期待できる。コハク酸を日常の食事で取ることで、がんが予防できるかもしれない」と話している。

 加藤教授は、コハク酸がある環境で大腸がんや胃がん細胞を培養すると、増殖が半分程度に抑えられるのを確認。ラット実験で、がんの増殖を促すとされる血管新生が起きにくくなることも確かめた。

2009/08/15 16:00   【共同通信】

かき肉エキスが、がんの人に良い結果を生む事がある理由の一つにこれがあるのかもしれない。

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2009年8月 1日 (土)

大腸がん 緑黄色野菜で予防

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読売新聞埼玉版 2009年8月1日

埼玉県立がんセンター  メカニズム解明

県立がんセンター・臨床腫瘍研究所(伊奈町)の川尻要専門員らの研究グループは31日、県庁で記者会見し、緑黄色野菜に多く含まれる成分「インドール類」が、大腸がんの発生を抑制することを科学的に裏付けるメカニズムを世界で初めて発見したと発表した。

研究の結果は、米科学誌「米国科学アカデミー紀要」の電子版で7月27日(米東部時間)に掲載された。

川尻研究員らによると、研究グループは、代表的ながん抑制遺伝子「APC」が働かず、腸にがんが多発するマウスを使い実験。
インドール類の摂取によって、発ガンを促進するたんぱく質「βカテニン」を分解する「AhR」と呼ばれるたんぱく質の働きが促進され、がんの発生がが顕著に抑制されてという。
大腸がんは、大腸内のβカテニンの異常な蓄積が大きな原因と言われている。

インドール類は、緑黄色野菜の中でも特に、ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科野菜に多く含まれているという。

川尻研究員は「身近にある新鮮な野菜が大腸がんの予防になると科学的に裏付けられた。今後、新薬の開発にも応用できる可能性がある」としている。

従来からの通説のメカニズムが解明されたということ。

がん対策には、みどりが不可欠。
クマザサクロレラががんに有効なことともつながっていそう。

日中医薬研究会の食味食性分類表によると、記事に記載の野菜の食味食性は、
  ブロッコリー 甘/寒
  キャベツ   甘/寒
となっている。

ちなみに、
  ほうれん草も  甘/寒
  小松菜も     甘/寒
  野沢菜も     甘/寒
  菜の花になると 辛/温
となっている。
   

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2009年7月28日 (火)

ゴーヤ 暑い夏は苦味がうまい

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頚肩腕の痛みで漢方薬をお服みの方からゴーヤをお裾分けと仰って頂戴しました。

お友達が育てたものでもぎ立てでした。

P1000514

ゴーヤチャンプルーもおいしいんですが、今回はゴーヤの酢の物にしました。

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作り方は、7月の日中医薬研究会食養研修で教わったレシピで。

材料

ゴーヤ1本 たまねぎ1/2個 焼きのり1枚 塩少々 ゴマ油小さじ2 一味唐辛子少々 ワインビネガー小さじ2 

作り方

① ゴーヤを縦二つに切り分け、スプーンでタネを取り除き、薄くスライスして、塩少々を混ぜる。しばらくおいて水気を切る。

② 玉葱はスライスして冷水にさっと通し、水切りしておく。

③ ゴマ油、薄口醤油、梅玄米酢、ワインビネガー、一味唐辛子を混ぜ合わせる。

④ ①②をボールに入れ、③を加えて混ぜる。

⑤ 器に盛り、焼き海苔をもんで上にのせる。

今回は、ワインビネガーはレモンの絞り汁で代用しました。

ゴーヤはウリ科で、和名はツルレイシ。
ニガウリとも呼ばれるが沖縄名物で最近は人気食材。
ウイキペディアに詳しい。

ゴーヤの酢の物でビールがおいしく呑めました。

因みに、家でビールを呑む時は、ハトムギエキスを加えたり、イチョウ葉エキスを滴下したりして呑みます。
黒ビールに変って、苦味が増してうまいんです。
しかも薬酒に変化し、健康によいビールになるんです。

苦い味の食品の効能については、過去ログのこちら
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-7edd.html

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2009年5月28日 (木)

学者も絶賛 納豆パワー

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読売・健康プラス・発酵食品の効能シリーズで、納豆の良さ再確認の記事。

(1)学者も絶賛 納豆パワー : 健康プラス : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

 発酵食品の利点は保存性や独特の風味。加えて健康への効能も明らかになっている。日々の健康作りにどう取り入れたらいいのか。

 そもそも発酵とは、微生物の働きで元の食材の成分が分解され、人間に有益な形に変化すること。発酵食品は元の食材に比べて栄養価が高く、消化吸収が良いのが特長だ。

 その代表格である納豆は、大豆を納豆菌で発酵させている。大豆自体、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富で、コレステロール低下や動脈硬化予防、老化抑制といった効能で知られる。

 発酵学者の小泉武夫さんは「納豆は、ゆでた大豆より消化吸収に優れ、大豆の栄養成分を効率的に吸収できる。発酵過程で多くの有効成分も作られています」と絶賛する。

 ビタミンKやビタミンB2は発酵によって、大豆の何十倍にも増える。ビタミンKは、カルシウムが骨に結合するのを促すので、骨粗しょう症の予防を期待できる。ビタミンB2は代謝や成長に重要だ。

 納豆菌は、腸内で有害な菌の発生を防いでくれる。納豆菌が作り出す酵素のナットウキナーゼは、血栓を溶かす作用があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果がある。血圧の正常化を促す酵素も見つかっている。

 ただし、ナットウキナーゼは熱に弱い。効果を期待するなら加熱調理は不向きだ。

 東京・幡ヶ谷の納豆定食屋「ねばり屋」では、「1日3食食べても飽きない」をうたい文句に、納豆にいろいろな具を合わせたメニューをそろえている。鶏そぼろ、高菜いため、ひじき煮、キムチと酢ダコなど。混ぜて食べると、納豆のうまみで、味わいが、いっそう深くなる。

 店主の福田弘さんは「相性がいいのは、味が濃いめのつくだ煮系。キムチや野沢菜のような別の発酵食品と合わせると、納豆の味も香りもマイルドになります。自分の好きな具と合わせてみてください」とアドバイスする。

(2009年5月26日  読売新聞)

納豆は大豆の加工品。
大豆については、2008年9月28日・食のたからもの再発見プロジェクト写真展(2)
取り上げている。

大豆はもともと黒船来航のペリーが日本から持ち帰ったもので、今やそのアリカが世界最大の生産国となり、最大の輸入国が日本です。
遺伝子組み換え大豆はアメリカ作付面積の8割を超えているといいいます。

大豆のエネルギーベースの自給率は5%。
昔、東京に3500軒あった大豆問屋が今は、900軒。
大豆の輸入量は、500万トン(飼料、油用を含め)
今年の国産大豆の生産予想量は、20万トン。

食用に関しては、国産大豆は、20%まかなえている。
その95%は豆腐製造メーカ向けだそうです。

地大豆の復興を祈ります。

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2009年5月20日 (水)

らっきょうの甘酢漬け(再掲)

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らっきょうの季節がやってきました。

今年も甘酢漬けをつくります。

1年前の記事の再掲です。

らっきょうには漢方薬として意外な病気に使われるのをご存知ですか。食用の部分をそのまま、あるいは湯通しして乾燥したものを、狭心症の胸痛に使うのです。その他には、去痰剤として喘息や咳に、また健胃整腸薬としても使われてきました。漢方薬としての名前は薤白(がいはく)と呼ばれています。

栝楼薤白白酒湯(かろがいはくはくしゅとう)、栝楼薤白半夏湯(かろがいはくはんげとう)、枳実薤白桂枝湯(きじつがいはくけいしとう)などという処方に配合されます。

我が家では昨年、鳥取県産を使って3回甘酢漬けを仕込みました。今年も今の時期に1年分を漬けるわけです。市販品にはない旨さで、カレーライスとの相性もピッタリです。

P1000166_2

日中医薬研究会推奨の漬け方を紹介します。

準備するもの

生らっきょう   1kg  鳥取、福井、鹿児島などが有名でしょうか。(安いのは中国産)

梅玄米酢   1本(720ml) 屋外カメ仕込みの玄米酢に、梅とハチミツを1年間漬け込んだ黒酢ドリンクです。

自然海塩・ゴールド海の精  50g 自然の美しい伊豆大島で海水だけを原料にし、他の原料塩や添加物を一切加えていない純国産塩です。60種類以上のミネラルを含む海水を丸ごと濃縮しているので天然ミネラルが豊富に含まれています。

らっきょうの甘酢漬けのつくり方

① らっきょうは水洗いして、ひげ根と目先を切り落とす(下ごしらえ)

② 容器にらっきょうを入れて塩を振り、全体にまぶしをつける。呼び水1カップを回しかける。(下漬け)

③ 落しぶたをして1kgのおもしをかけ、5~6日漬ける。(水が早く上がるように、1にち1回は容器をゆすって上下を返す)

④ 下漬けした後、水気を切り、保存ビンに移し、梅玄米酢をヒタヒタになるまで注ぐ。(赤唐辛子を入れると良い) 数日で食べ始められます。

⑤ ふたをして冷暗所で保存。夏場の暑さが厳しいときは冷蔵庫に入れてください。

*直接下ごしらえしたらっきょうに梅玄米酢を注ぐだけでもできますが、塩漬けしてから甘酢に漬ける方が旨さが勝ります。

*くろずのこくと砂糖とは全然違うハチミツの甘さがマッチしている梅玄米酢を、ただ注ぐだけでできるので作り間違いがありません。

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2009年5月19日 (火)

カツオの椿油紫蘇ポン(再掲)

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インフル大流行の気配で大変ですが、健康を守るのは食。

旬の栄養満点食材を忘れてはインフルにも勝てない。

旬と言えば、カツオ。
今年も季節がやってきている。

再掲します。

山口素堂が、「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と詠った、初夏の味覚 カツオのおいしい季節です。我が家の人気メニューは、「カツオの椿油紫蘇ポン」です。

● 材料(2~4人前)               P1000160_edtmp

カツオのたたき     1/4身分

しょうが          少々

ニンニク          少々

あさつき                     少々

紫蘇の葉                   3枚

ニンジン                    1/2本

ダイコン          1/3本

黒玄米酢         30cc (綾・大山食品製)

しょうゆ           30cc (海の精・生しぼり)

レモン汁          少々

椿油(長崎産)       60cc (ながさき椿・中山園芸製) 

● 手順

① ニンジンとダイコンはそれぞれすりおろしておきます

② カツオのたたきを一口大にそぎ切りにします

③ しょうが、ニンニクとあさつきはみじん切りにし、紫蘇の葉は細切りにします

④ ③を黒玄米酢以下と椿油に混ぜ合わせます

⑤ ②に④をかけ、その上に①を盛り付けてでき上がりです

旬のカツオは栄養成分が豊富で、ほとんどのアミノ酸をバランスよく含み、更にEPAとDHAも多く含むことで、血液をサラサラにし、血圧も安定させます。

今が旬のカツオを紫蘇・しょうが・ニンニクなどの薬味とオリーブオイルに勝る椿油で食べるのは、メタボリックシンドローム・生活習慣病を予防するのに最適です。

旬は今、ぜひおためし下さい。

カツオの椿油紫蘇ポン(2)
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_e65a.html

カツオの椿油紫蘇ポン(3)
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_12f6.html

カツオの椿油紫蘇ポン(4)
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_fd8d.html

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2009年5月16日 (土)

お酢飲んで、内臓脂肪が減少

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リンク: 酢の継続摂取で、内臓脂肪が減少 ミツカンが研究発表 - 47NEWS(よんななニュース).

2009/05/14 21:10   【共同通信】

 ミツカングループ本社(愛知県半田市)は14日、食酢を継続的に摂取すると内臓脂肪が減少することを臨床試験で初めて確認したとの研究結果を発表した。血中中性脂肪や体重を引き下げる効果も確認したとしており、酢がメタボリック症候群の予防に役立つ可能性があるとしている。

 臨床試験は同社中央研究所が実施し肥満気味の成人男女155人が参加した。食酢入りドリンクを毎日飲む人と飲まない人に分け、12週間後にコンピューター断層撮影(CT)で腹部の内臓脂肪面積を計測し、差が出るかどうかを検証した。

 その結果、1日当たり食酢15ミリリットルを飲んだ人の場合、内臓脂肪の面積が平均5・43平方センチ、30ミリリットルの場合は同6・72平方センチ減少したが、飲まなかった人は同2・73平方センチ増加した。

 同研究所によると、食酢に含まれる酢酸に脂肪を減らす効果があるとみられる。酢酸は脂肪組織に含まれる中性脂肪の合成を抑える効果と燃焼を促進する効果があることが、動物実験で実証されているという。

同じニュースを伝えている毎日JPでは、

研究チームはこれまでに、酢の主成分である酢酸が脂肪の合成を抑えたり、燃焼を促進することを動物実験で確かめている。岸幹也チームリーダーは「BMIが25未満の人については、酢の減量効果は見られなかったが、酢酸には血圧を下げたり、血糖値の上昇を抑える効果もある。

としている。

肥満、糖尿病、高血圧などメタボの人が漢方薬を飲む時に、酸味の補給は必須の食養生。
玄米酢、梅干、柑橘類の摂取を意識してやってもらうと改善が早い。

関連記事はこちら。

マサキ薬局のホームページ 食養生のおはなしのページ
http://masaki-ph.com/eating.html

漢方なブログ 2009年2月4日 命の燃料酢が肝心
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-3f3f.html

漢方なブログ 2009年2月5日 酸味の食能
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-cd6d.html

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2009年5月14日 (木)

緑茶 効用 メタボ コレステロール吸収抑制

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新茶の季節にお茶の話題

「緑茶」 健康面の効用、再認識 メタボに効果、コレステロール吸収を抑制 (1/3ページ) - MSN産経ニュース.

 新茶の収穫が最盛期を迎えているこの時期は、1年で最もお茶のおいしい季節だ。飲むとなぜか落ち着くお茶。嗜好(しこう)品としてはもちろん、メタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)対策やコレステロール吸収など健康面でのメリットが改めて再認識されている。各清涼飲料メーカーも緑茶の効用をキーワードに研究に余念がない。(谷内誠)

目覚めの一杯

 茶の耕地面積で全国の46%、荒茶(生葉を加工したもの)産出額で42%という日本一の茶どころ・静岡県。その中でも指折りの産地、掛川市で茶業を営む大井富行さん(61)は今、朝4時に起きる毎日だ。

 契約農家を回って茶葉を仕入れ、加工、販売と目の回る忙しさの大井さんだが、「目覚めたらまずお茶を1杯飲み、寝るまでに1日に2リットルは飲みますかね。昔から八十八夜の採れたてのお茶を飲むと長生きすると言いますが、周りには元気な人が多いですよ」と笑う。

 掛川市は緑茶の効用を科学的に実証する試みを行っている。平成17年に市立病院内に緑茶医療研究センターを開設し、緑茶が健康に与える影響を研究。今年1月からは市周辺の住民を対象にメタボ予防、改善に緑茶が効果を発揮するかどうかの臨床試験を実施している。

 30~68歳の男女65人に粉末緑茶入りのカプセルを1日2グラム、3回飲んでもらい、飲まないグループと比較する。8月ごろには結果が判明するという。

絶え間ない研究

 「茶の渋み成分のカテキンには血圧上昇抑制や血中コレステロール、血糖値の調節、抗酸化作用など数々の効用が証明されています」と話すのは緑茶飲料トップ「伊藤園」中央研究所(静岡県牧之原市)の野沢歩第四研究室長。

 緑茶の健康面での効用研究に飲料メーカーも余念がない。

 「コレステロール吸収を抑制」「メタボ対策に効果あり」などとカテキンパワーをうたう特定保健用食品(トクホ)の茶飲料が次々と登場。野沢室長は「研究で、何種類もあるカテキンの中でも“ガレート型”と呼ばれるカテキンが、総コレステロール低下と同時にLDL(悪玉)コレステロールの低下にも働くことがわかりました」と改めて強調する。

食生活のパートナー

 カテキンが細胞の老化・酸化抑制に働く抗酸化作用を持つことに注目するのは、京都府立医大大学院医学研究科の吉川敏一教授。

 「抗酸化物質は老化抑止に働きますが、カテキンをはじめ、緑茶にはさまざまな抗酸化成分が含まれています。人類はそれを利用することで間接的に酸化ストレス(老化)から逃れてきました」

 日本型食生活の大きなパートナー、緑茶。忙しい現代社会の中で、飲むとなぜかホッとする。「家族との団欒(だんらん)でゆっくり味わい、生活にゆとりを持たせる場面でも飲んでいただきたいですね」と大井さんは話す。健康ブームを追い風に、緑茶の魅力はますます広がりそうだ。

緑茶の食味食性は、苦寒。
食事でお茶を飲むことで苦味が補給できるので、五味調和の観点から、貴重な存在。
臨済宗の開祖、栄西が宋から持ち帰ったのが始まりとされている。
初期は、現在のような飲物としてではなく、薬として利用されていたという。

お茶は、不発酵茶(緑茶)、半発酵茶(ウーロン茶)、発酵茶(紅茶)に大別される。
緑茶は製法により、蒸し製茶(日本式)と釜炒り(中国式)があり、蒸し製には、煎茶、番茶、玉露、ほうじ茶などがある。
東京財団・「食のたからもの再発見プロジェクト」のサイトの分類表
http://www.tkfd.or.jp/admin/files/food/cha%20bunrui.jpg

このプロジェクトでは、熊本県と宮崎県で作られている「釜炒り茶」のレポートがある。
http://www.tkfd.or.jp/research/sub1.php?id=147

何故たからものなのかがよく理解できる。

3月28日 『熱過ぎるお茶で「咽喉がん」になる可能性』 の記事は
http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/reuters-546e.html

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2009年3月 5日 (木)

ミックススパイス蘭香をプレゼントします

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。漢方・健康情報を主体に書いて行きます。
漢方に関するご相談・お問合せは、こちらから どうぞ。

香辛料はいわゆる肉食の害を消す肉料理には不可欠な食材。
それ故クスリのアジと書く「薬味(やくみ)」とよばれる。
シルクロードはスパイスを運ぶ為に生まれたといわれるぐらい、貴重だったのが香辛料。
肉食と比べると、菜食では香辛料の使用はずっと少なく、生姜やネギなどのマイルドな辛味で十分だった。

肉食民族に比べると香辛料の使い方が格段に少ないのが長く菜食だった日本人。
肉食をするようになり、欧米と変わらないくらい肉を食べるようになっても、菜食の時と同じように少ない香辛料の使い方をしている。

香辛料の使い方を比較すると、西洋料理や中華料理は日本料理の200倍、朝鮮料理は400倍といわれる。
現代の日本人は、香辛料の摂取が不足している。
「菜食ならばそれでよいが、欧米と同様に肉食をするなら欧米と同じように香辛料を使う事が必要」と力説されたのが、日本の漢方医薬学の第一人者、渡邉武博士。

その渡邉武博士が日本人の食生活、気候風土を考慮して、日本人に向いた香辛料を調合して開発されたのが、ミックススパイス蘭香

Bessi1036_2

1パックにミックススパイス蘭香が0.8㌘入っています。
内容 : ウイキョウ、ウコン、ニクズク、ショウズク、ケイヒ等十数種類の香辛料が配合。
使用法 : 肉料理はもちろん、食事ごとに適量にお使いください。
合成保存料、化学調味料、人口甘味料、着色剤は一切含まれていません。

我が家ではカレーライスは1人前に1袋を加えて調理し、ハンバーグ1個に1袋の蘭香を必ず練りこんでいます。
美味さが倍増するのです。

ただ今、ご希望の方に10パック入り(680円の品)をプレゼントしています。

初めての方、ぜひおためしください。

数に限りがありますので、お早めにお申し出ください。

こちらから、info@masaki-ph.com

または、マサキ薬局ホームページのこちらから、
http://masaki-ph.com/contact.html

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2009年2月28日 (土)

深谷ネギで風邪予防

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風邪の民間療法がサルに応用されていました。

リンク: asahi.com(朝日新聞社):【埼玉】深谷ネギで風邪予防 - 食と料理.

 深谷ネギを食べてサルの風邪予防にして――。深谷市は27日、長瀞町の宝登山小動物公園に深谷ネギ5キロを贈った。雪が舞う中、ニホンザル50匹がさっそくネギを食べた。

 深谷ネギの消費PRにつなげたいと、同市の藤沢ねぎ掘取機組合がネギを提供した。

 園によると、冬になると、せきやくしゃみをするサルがいるといい、同組合は今後、効果などをみて、次の冬は12月と1月にも提供したいと話している。

 宝登山小動物公園の新井久彦園長は「風邪の予防になってくれれば。動物園の知名度が上がるとうれしい」。

 ネギの効果については、多摩動物公園(東京都日野市)で04年冬からチンパンジーに長ネギを与えている。同園では「ネギを与えてから抗生物質を与える必要のある風邪は減った」という。

ネギの食味・食性は、辛温で、経絡の肺経と胃経に入る(作用する)とされています。

手足や身体の冷えを除いて温め、発汗を促すとともに体の抵抗力を高める働きがあります。

風邪の民間療法では、刻んだネギに熱いお湯をそそぎ、ショウガのしぼり汁をくわえたネギ湯や、味噌を加えてスープにしたりして飲みます。

長ネギを少し焼いてからのどに巻いてシップすることもあります。

馬鹿にできない効果を発揮します。

サルなど動物に、辛くて温まる食べ物をやるときは注意が必要です。
辛温剤を使うと、皮膚が温かくなります。
そのため風邪を防ぐ効果があるのです。
しかし、毛が生えていて、人間のように汗腺が多くないけもの達には、皮膚が熱くなっても汗で皮膚の熱さを冷ますことができません。
そのため熱がこもり、悪くすると皮膚に炎症を起こしてしまいます。
冬の寒い時期はよいのですが、温かくなってくると危険です。
そのことを知っているので、ふつう獣は辛いものを食べたがらないはずです。

以前、漢方薬の副作用をさかんに警告していた医学者がいました。
「発汗剤の葛根湯を、動物(ラットだった?)に飲ませたら皮膚炎を起こした。だから人にも副作用を起こす危険がある」という論だったと記憶しています。
しかし、これは副作用でもなんでもなくて、薬の作用と動物の体質を考えれば、当たり前のことなので、人と獣の違いを考慮しない間違った論説だったのです。
今でもこれが解らない先生方がいらっしゃるように思います。

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2009年1月27日 (火)

薬膳・漢方健康料理 杏仁焼肉

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三千年の昔から料理は最良の薬だった。

杏仁焼肉(しんれんしゃおろう) <豚肉の杏仁煮 三~五人前>
  
杏仁の芳香がばら肉に溶け込み、うまみがグット引き立つ

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主材料

 豚肉(ばら肉)…500g

 杏仁…30g
  (バラ科アンズの種子を乾燥したもの。杏仁豆腐に使われる)

  

副材料

 ラード…15g  生姜……15g   ねぎ……15g  

 塩 ……4・5g  氷砂糖…30g   黄酒……30g
              (黄酒は日本酒で代用可)
 
しょうゆ…15g スープ…750g

作り方

1.            豚肉は水洗いして、2~3㎝角に切っておく。

2.            ねぎはぶつ切りにし、しょうがは薄切りにしたものを

      たたいてつぶしておく。

3.            杏仁は皮をむいてつぶしておく。

4.            中華鍋を強火にかけてラードを溶かし,氷砂糖15gを

      入れる。 それが飴色になってきたら1.の材料を

   加え、色づくまでイタメてスープを注ぐ。

5.            煮立ってきたらアクを除き、氷砂糖15g、しょうゆ、
 黄酒、塩および2.3.の材料を入れ、およそ
 15分間煮たて、火を弱めて、更に一時間半煮込む。

6.            煮汁が色濃くなってきたら、しょうがとねぎを除いて
 皿に盛りつける。

薬味薬性

 杏仁は甘温で、肺・大腸経に入る。

 配糖体を含み、独特の芳香が好まれ、杏仁粥、杏仁飴

 などの 材料として使われる。

 
豚肉は甘微寒で、脾・腎経に入る。タンパク質、脂肪
 などを多く含む。

効能

 杏仁には、咳を止め、喘息をおさえる働きがある。

体液不足などが原因で起こる腸内の乾きを潤し、便通をよくする。

豚肉には腎機能を活発にする働きがある。

このような方におすすめします

⑴ 慢性気管支炎でお悩みの方

⑵ 痰は少ないが、よく咳が出る方

⑶ 便秘でお悩みの方

⑷ 食欲不振ぎみの方


(参考:雄渾社 漢方健康料理)

ばら肉なのに、油っぽさがありません。
煮込む時間が長いからでしょう。
おせちに加えています。

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薬膳・漢方健康料理

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三千年の昔から料理は最良の薬だった。

古来中国では、食事で病気に対応しようという一種の食事療法が大変深く研究されています。
それらは薬膳と称せられ、もちろん漢方薬も多く使われ、民間療法のレベルにとどまらず学問的根拠を持つものです。

食物はその持ち味である酸苦甘辛鹹の五味と、天然の色彩である青赤黄白黒の五色を具えています。

一般にはそれをただ味覚や視覚などの側面からのみ受け止めているにすぎません。
その点中国医学(漢方)では、経験的に整理された薬味薬性、食味食性によって、味や色が人体に及ぼす効果までしっかり捉えています。

この考え方を調理の基準としてつくられたのが漢方料理です。

漢方には「医食同源」「薬食一如」という言葉があります。
薬にたよる前に、まず日々の食事で健康を維持すべきであるというのがこの言葉の意味です。


紀元前8世紀、西周の時代にはや、食物による病気の治療を専門にする医師として「食医」が存在していました。
日本でも食物療法は、鍼灸、マッサージや入浴療法などの物理療法以上に評価され、貴族や将軍、大名に迎えられた健康管理者の侍医団の中でも,食医は最上位にありました。
この思想、伝統は中国では今も受け継がれているのです。

我が家でよくつくり、おせち料理に加えたりもする漢方料理を紹介していきたいと思います。

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2008年8月26日 (火)

牛乳ってどうなんでしょう(8)

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「牛乳の害」をGoogleで検索してみました。

ヒット数は23100件

現代栄養学とは異なる、マクロビオティックや自然食を推奨する立場の研究者が牛乳の害を説くことが多いようですが、現代医学・栄養学の立場からも牛乳の害を説いている人もいます。

米国アルパート・アインシュタイン医科大学の新谷弘実教授や当ブログでも先に紹介した宮崎大学の島田彰夫教授小児科医の真弓定夫医師、杏林予防医学研究所長・山田豊文博士などが出てきます。

一方これに反論するのは、当然のことながら牛乳供給者側の立場の人と行政です。

農水省が新潮45に対して相手に、記事訂正の申し入れをした事があったのは、当ブログの「牛乳ってどうなんでしょう(7)」で紹介したとおりです。

社団法人・日本酪農乳業協会が新谷弘実先生に公開質問状を発表し、そのやり取りがネット上に公開されています

これをどちらに軍配をあげるかは、個人個人がやればよいのでしょう。

kiyohikoは、子供時代から牛乳はキライの部類でした。

なにせ、給食の脱脂粉乳の悲惨な(?)思い出がありますから。

あまり飲みたいと思ったことがありません。

kiyohikoの考えは、こうです。

素朴に、自然の摂理に反しないかという物差しが大事と考えています。

その観点から言うと、牛乳礼賛は間違いだと思います。

しかし、牛乳を飲んで生きてきた民族がいるのだから、美味しいと感じ、好きな人は飲んでも良いんじゃないでしょうか。

何事も自己責任です。

ただし、そういう民族の人たちがどんな飲み方、食べ方をしているかを知って参考にする事を心がけるのがよいと思います。
前回書いた蜂蜜の利用などは、牛乳の欠点を補うのみ方で、粉食・乳飲民族の食文化なのですから。

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2008年8月16日 (土)

牛乳ってどうなんでしょう(7)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

蜂蜜は人工栄養児に不可欠(卓抜な整腸力)
育児ミルクが今のように調整されていなかった当時の資料です。(昭和33年の日本蜂蜜新聞)

東京大学と千葉大学の小児科教室で、詫摩武人博士等が乳児に対するハチミツの効果を臨床的にも証明され、乳児栄養としてのハチミツの偉大な効果を発表された事は欧米でも注目され、1954年西ドイツで開かれた世界小児科学会での博士の特別講演は各国の医学者に大きな感銘を与えました。

周知の通り消化不良性中毒症のような思い下痢にかかるのは主として人工栄養児で、赤痢にかかる乳児もまた牛乳栄養児です。

牛乳による乳児の人工栄養には改良の余地はないだろうか。
詫摩博士研究の結果の結論は
牛乳に添加する砂糖はやめてハチミツを利用したらよい。
ということであった。

蜂蜜は蛋白質を含むから窒素の供給源として白糖に勝り、ハチミツの遊離酸は牛乳の消化を促進して体重を増加させ、消化がよいので1日に100~250㌘の大量を与えても下痢を起こさせず、下痢傾向のある栄養失調児に二ヶ月、蜂蜜添加牛乳を与えたところ、発育栄養状態が良好になったとの事です。
乳児栄養実権では、蜂蜜添加牛乳児は、砂糖添加乳児より、次の諸点で優れていました。

一日平均の体重増加、身長、胸囲、皮下脂肪の発育等すべて良好で、皮膚の色調が好転し、下痢が少なく他の病気の感染率が少ない。
赤血球数、血色素量が増加して、腸の中の菌叢を母乳栄養の状態にもどし、ビフィズス菌を優勢に発現させた、

と報告されております。

何故赤痢が治るか

詫摩博士等は、赤痢に対するハチミツの効果を10例の児童を使って実験した。
ハチミツだけを主として20%液として、1日400~1500㍉㍑の大量を与えた結果は、2~4日で便性が一変し、黄褐色葛湯様の粘液便を排出し、糞便の菌叢に多数のビフィズス菌が証明され、PHも低くなった。
これと同時に糞便の膿血液、悪臭は減少又は消滅し、排便回数も著しく減少し、一般状態もまた快方に向かった。
このようにハチミツは赤痢の治療に有効であり、乳児下痢症にも有効な治験をあげたのです。

母乳児が誤って赤痢菌を母乳と一緒に飲んだとしても、発患の危険が殆どないのは、腸内ビフィズス菌の優勢によるものと、幾多貴重の実験データによって教えておられます。

さてハチミツをとることによって腸内のビフィズス菌が優勢になるとということは、一体どういうことなのでしょうか。

仮に赤痢菌が腸内に入ったとしても、赤痢菌が生存し繁殖するために必要な、トリプトファンなどがビフィズス菌のために食べつくされて残っていないから、赤痢菌が児童をおかす程繁殖できないような一つの環境、ビフィズスフローラを構成しているということです。

ボツリヌス菌の胞子が輸入ハチミツに混入している事があるとされて、抵抗力のない乳児にハチミツを与える事は、現在は禁止されてしまいました。
ゼロリスク追求の、過剰管理のような気もします。

つづく

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2008年8月15日 (金)

牛乳ってどうなんでしょう(6)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

ここ4回は、「牛乳の功罪」の観点からは「罪」の論を紹介しました。
今日は、行政と牛乳供給者側の論をさがしてみました。

新潮45 6月号(平成13年)に、「牛乳はこんなに身体に悪い」というタイトルで、牛乳の罪を取り上げたきじが掲載され、それに対して農水省が牛乳乳製品課長名で、反駁し訂正を求める申し入れ文があります。
http://www.maff.go.jp/www/houdo/houdo/130523gyu.htm

8項目ありますが、白内障に関する部分では、

4 「ヨーグルトを与えたラットのすべてに白内障がみられたことを報告」(247頁下段17、18行目)の記載について 
(事実)
  本実験は、ラットに対するヨーグルト摂取量を、体重60kgの人間に換算して一日当たり21.6kg~24kgとするなど極端な条件を設定したものである。
このような日常生活では想定できない摂取量による実験結果を根拠としてヨーグルトの摂取と白内障との因果関係を結びつけた記載は不正確で誤解を与えるものである。
となっています。
つづく

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2008年8月14日 (木)

牛乳ってどうなんでしょう(5)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

今日のテーマは、「近視、白内障との関係」、島田彰夫先生の説(食べもの通信1993・6)の続きです。

乳製品のとりすぎで白内障?

グルコースは問題ありませんが、吸収されたガラクトースは処理されず、眼の水晶体に吸収されて白内障を起こします。
これは1970年に外国の動物実験で明らかになり、その後現在に至るまで、多くの症例が報告されているばかりでなく、疫学的にも明らかにされています。

若年性の白内障の多くが乳製品の摂取によることが明らかにされていますが、日本ではそのような情報が一般に伝えられるようなことはありませんでした。ヨーグルトは、現在でも「健康」イメージで摂取されています。
それはグルジアなどの人々の健康には役立っても、日本人にはむしろ有害ともいえるでしょう。
離乳期を過ぎた人の牛乳や乳製品摂取の意味、とくに、日本人のように正常に乳類を消化する酵素の活性を低下させたヒトにとっての意味を考えて下さい。

骨や眼の健康も、「ヒト」にふさわしい食べものからだけ得られるのです。

この島田彰夫説のもっと詳しくてわかりやすい解説は、「食とからだのエコロジー」(農文協・人間選書)の、「『乳糖不耐症人種』にとっての牛乳」の項と「ヨーグルトと白内障」の項に載っています。

つづく

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2008年8月13日 (水)

牛乳ってどうなんでしょう(4)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

今日のテーマは、「近視、白内障との関係」、島田彰夫先生の説(食べもの通信1993・6)です。

近視者に多い牛乳好き

四月号でも述べたように、乳食文化は寒冷地か乾燥地で生れ、その地域の住民は、離乳期以後もラクターゼなど、乳類摂取に必要な消化酵素を分泌し続けるようになりました。
これは哺乳動物としても例外的な存在です(本来「離乳」とは乳から離れる、飲まなくなるということです)。

日本では一貫して牛乳の摂取が勧められてきました。
「欧米並み」を目標にした「栄養改善」のためです。
学校給食でも牛乳摂取が強調されます。

欧米並みかどうかは体の外側の事で、これは食文化ですが、身体の内側、ヒトのもつ機能、すなわち食性についても配慮しなければなりません。

牛乳の摂取が増加するにつれて、日本では視力低下が増加しています。
私の調査では、低視力者補で牛乳が好きで摂取量も多く、正常視力者は牛乳嫌いで摂取量も少ないという結果が出ました。

メカニズムはまだわかりませんが、くり返し同じ結果が得られることは、なんらかの因果関係があるということでしょう。

ヨーグルト、チーズ、乳糖分解乳などは、乳糖がグルコースとガラクトースとに分解されています。
この場合、グルコースとガラクトースだけではなく、カルシウムも吸収されますが、私たちの場合は、ラクターゼだけではなく、ガラクトースを処理するための酵素、ガラクトキナーゼの活性も低下しています。

つづく

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2008年8月12日 (火)

牛乳ってどうなんでしょう(3)

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今日のテーマは、「『乳糖不耐症』の理由」、島田彰夫先生の説(食べもの通信1993・4)の続きです。

人間は必要な酵素だけ分泌する

離乳後はラクターゼ活性ばかりではなく、乳類の消化に必要な他の消化酵素も低下します。
このような私たちが乳を飲んだ場合、下痢や腹痛、嘔吐などの症状を示すことがあります。
下痢や嘔吐は、不適切なものを早く排出する機構です。
これを「乳糖不耐症」と言いますが、離乳後はラクターゼ活性がないのが正常ですから、病気のような言い方は不適切ではないでしょうか。

乳糖は乳類に特有の糖で、ラクターゼによってグルコースとガラクトースに分解されて、吸収されます。
自然海の乳類以外のものには乳糖は含まれませんから、離乳後にラクターゼ活性がなくても問題はありません。
必要でない消化酵素を分泌しないのは自然なことであり、それに変わってヒトでは、アミラーゼ(でんぷん分解酵素)など、必要な消化酵素を分泌するようになります。

牛乳はカルシウムの供給源といわれていますが、私たちのようにラクターゼ活性がないヒトが牛乳を飲んでも「カルシウムは吸収されず、他の食物から摂取されたカルシウムも排泄される」というデータも、出されています。
多量の牛乳摂取は、願いとは反対に、骨形成を損ないかねません。

日本人にとって適切なカルシウム供給源は、小松菜など緑の野菜、ヒジキなどの海藻類、大豆製品などです。私たちはヨーロッパ人ではないのです。

牛乳とカルシウム、骨粗しょう症に関しては、中島常允(なかじまとどむ)先生(農業科学研究所所長)が述べています。
婦人公論 1996.9で、木原光知子さんとの対談です。

木原 この頃は、骨粗しょう症が多いからと、カルシウムをとりなさい、牛乳を飲みなさいってよく言われていますが・・・・・・。

中島 実は世界でいちばん牛乳を飲むオーストラリアで、骨粗しょう症が多いんですよ。
骨というのはカルシウムにマグネシウム。
それから、リンに鉄、亜鉛でしょう。
そしてゼラチン、コラーゲン。またコラーゲンが蛋白質と結合して骨をつくるときに、ビタミンCが作用する。
そういうすべてのものが合わさらなきゃ、骨にはならない。
カルシウムだけじゃなく、全部、いっしょにとらなきゃだめ。

つづく

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2008年8月11日 (月)

牛乳ってどうなんでしょう(2)

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今日のテーマは、「『乳糖不耐症』の理由」、島田彰夫先生の説(食べもの通信1993・4)を取り上げます。

乳糖分解酵素は何故離乳後減るのか

哺乳動物は出産後しばらくの間、乳を飲んで育ちます。私たちヒトも哺乳動物の一員です。

乳は他の食品と違って、母親が食べたものが、母親のタイ米で作り替えられ、乳首を通して赤ちゃんに供給されます。これも哺乳動物の共通点です。

もう一つの共通点は、離乳後に乳を飲む動物はいない事です。
ヒトも同じですが、ヨーロッパ人や砂漠地帯など、作物の生育には適していない、寒冷地から乾燥地に住む一部の人々の間に、離乳後も乳を飲む奇妙な習慣が生まれました。

ヒトが食べない草を食べて育つ牛を飼い、牛乳を飲む習慣を持つ人々のなかに、離乳後も乳糖分解酵素、ラクターゼの活性が低下しない人が、突然変異によって生まれたのです。
彼らがその環境で暮らすためには、有利であったために、次第にその数を増やしてゆきました。これが現代ヨーロッパ人になったのです。

私たち日本人を始め、世界の、大多数の人々は、幸いなことに自然の恵みを受けて、他の哺乳動物と同じように、乳を飲まずに暮らしてきました。

ラクターゼ(乳糖分解酵素)は、ラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに分解する酵素です。
赤ちゃんのときは、全てのヒト、に限らず、全ての哺乳動物は、ラクターゼを分泌します。
離乳すると、哺乳動物、日本人と世界の大多数のヒトは、ラクターゼを分泌しなくなるのです。
北ヨーロッパ人、砂漠の民は、通常成人しても、ラクターゼを分泌します。

つづく

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2008年8月10日 (日)

牛乳ってどうなんでしょう(1)

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毎日新聞 2008年7月29日 東京夕刊の記事です。
脳卒中:乳製品からカルシウム摂取、発症3割減--厚労省研究班
だそうです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080729dde041040023000c.html

牛乳やチーズなどの乳製品からカルシウムを多く取る人は、ほとんど取らない人に比べて脳卒中の発症率が約3割少ないことが、厚生労働省研究班の大規模調査で明らかになった。
国際医学誌電子版に今月掲載された。日本人の死因3位の脳卒中予防につながる成果で、牛乳なら1日130ミリリットル前後、スライスチーズなら1~1・5枚で効果が期待できるという。

研究班は、岩手、秋田、長野、沖縄の4県在住の40~59歳の男女約4万人を、90年から12年間追跡し、食事など生活習慣と発病の関係を分析した。

02年までに、1321人が脳卒中を発症。乳製品から取ったカルシウムの量で5グループに分けると、1日の摂取量が平均116ミリグラムと最も多いグループは、ほぼゼロのグループに比べて脳卒中の発症率が0・69倍にとどまった。大豆製品や野菜、魚など、乳製品以外から摂取したカルシウムでは、効果はみられなかった。

研究班の磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)は「カルシウム摂取が多いと血圧が低くなるため、脳卒中予防につながったのではないか。乳製品は他の食品よりも腸での吸収率が数倍高く、効率良くカルシウムが取れたようだ」と説明する。

一方、心筋梗塞(こうそく)など心疾患の発症率は、カルシウム摂取の有無と関連がなかった。乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸によって心疾患の発症率が高まり、カルシウムの効果が打ち消された結果と考えられ、乳製品の食べすぎは逆効果になる可能性が高い。

そして、「サプリメントのカルシウムの効果は不明という」と別の記事にあります。

2002年までの調査が6年経過した今発表というのは、遅くないんでしょうか。
こういう調査は、そういうものなんでしょうか。

牛乳の功罪については、諸説あります。
調べて行ってみましょう。

つづく

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2008年7月26日 (土)

卯の花(おから)を食べよう(3)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

おからの続きです。

おからの栄養素を調べてみます。手許にある食品標準成分表に拠ります。

可食部(100%)100㌘当たり

エネルギー    89kcal.

水分        81.1g

たんぱく質     4.8g

脂質         3.6g

糖質         6.4g

繊維         3.3g

灰分         0.8g

カルシウム    100㎎

リン         65㎎

鉄          1.2㎎

ナトリウム      4㎎

カリウム      230㎎

レチノール      0

カロチン               0

A効力        0

Vi.B1       0.11㎎

Vi.B2       0.04㎎

ナイアシン      0.3㎎

Vi.C         0 

ひと目でわかる日常食品成分表(講談社)によると

マグネシウム    37㎎

亜鉛        590μg

銅          170μg

ビタミンE効力   0.4㎎

脂肪酸飽和       0.48g

脂肪酸不飽和一価  0.71g

脂肪酸不飽和多価  2.03g

コレステロール      0

食物繊維水溶性    0.3g

食物繊維不溶性    9.5g

食物繊維総量      9.8g

その他、レシチン、サポニン、ポリフェノールも微量でしょうがあるようです。

おからはすごいというサイトにありました。http://www.okara.jp/sugoi/sugoi1.html

確かにこれだけの栄養成分があってしかも低カロリーなので、ハンバーグなどに加えるなどの工夫もして使うと、ボリューム感はあって、カロリーコントロールが楽で、メタボ対策に有効な感がしますね。

漢方薬の本をプレゼントをしています。

詳しくはこちらで、http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0686.html

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2008年7月25日 (金)

卯の花(おから)を食べよう(2)

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昨日の話題おからの続きです。

料理研究家で郷土料理(みちのく料理)の店を開いていた方で、テレビにもよく出演していた、阿部なをさんという方がおられました。この方の料理の著作「酒の肴の四季」という本でサイン入り落款つきが手もとにあります。

卯の花煮
卯の花(おから)はこうして煮ると決めこむよりも、今日はどんなふうな具を入れようかと、そのときどき、あり合せの材料を楽しく使って作りたいものです。

ただできることなら、豆腐屋と仲良くして、絹ごし豆腐を作るときのきめ細かいおからを手に入れることだと思いますが、むしろあらいのが本物とおっしゃる方もあり、好き好きだとは思います。

煮汁もすき焼きの残り汁とかおでんの煮汁、あら煮のときの汁を使ってもいいでしょう。
あとでおからを煮ると思えば、汁をたくさんに作っても、もったいなさより楽しくなるのです。
そのときは汁を一度こして使います。

具としては、人参、ひじき、鶏の皮、魚のあらを湯びきしてほぐした身など、最も好ましい相手になります。

また、おからは非常に変化しやすいもので、手にはいってから時間をおくとすっぱくなります。すぐ料理にかかれないときは、おからだけを油で充分いためておき、あとは時間の余裕のあるときにゆっくり味付けをすると、おからを煮るのもおっくうでなくなります。

材料
卯の花ーー2カップ  木くらげ(またはひじき)ーー20㌘
人参(小)ーー1本  ねぎーー1本  鶏皮ーー30㌘
サラダ油ーー大さじ4  だし汁ーー2カップ

作り方
①きくらげは水でもどしてかたいところは取り除き、小さめに切ります。
 人参は3㍉角ぐらいの拍子木切り、ねぎは薄く小口きりにします。
 鶏皮は細かく切り、塩を振って熱湯をさっとかけておきます。

②鍋にサラダ油大さじ1を熱し、鶏皮、人参、木くらげを入れ、塩を少々と酒小さじ2kぐらいをふって、充分いためます。

③別の厚手の鍋にサラダ油大さじ3を熱し、弱火で卯の花をゆっくりいためます。
できれば30分以上いためてください。
時間をかけてよくいためると豆腐臭さがぬけ、おいしくでき上がります。

④充分いためたらだし汁を入れ、砂糖大さじ1/2、しょうゆ大さじ1、塩少々、酒大さじ2を加えて、じっくりと煮ます。
充分に味がしみ、汁気が少なくなったころに、いためておいた鶏皮、人参、木くらげを加え、ときどきかき混ぜながらいため煮します。
でき上がりぎわに、ねぎを入れて仕上げます。
汁気をきらってよくいためる人もあり、好き好きですが、少ししっとりした仕上がりのほうが、食べやすいようです。
調味料の分量も、その時の材料に応じてかげんすること、塩辛くしないように、味を見ながらおけいこしてください。

とあります。

実は、漢方の師渡辺武先生は阿部なをさんと懇意で、上野にある津軽の郷土料理のお店「北畔」へ弟子たちも時々ご一緒させてもらっていました。
同郷の人間国宝、棟方志功さんの作品が無造作においてあった記憶があります。

棟方志功さんといえば、病で倒れられた後、渡辺先生の漢方薬を服んで、回復して仕事に復帰されました。感謝した志功さんは、漢方薬の神様神農を刻んだ版画を制作しておられます。
多分志功さんとのつながりで阿部なをさんと知り合われたのだろうと思います。

そんなことで、なをさんの本が手もとにあるのです。
「北畔}の料理は郷土の香りが一杯で、おからもおいしかった記憶があります。

阿部なをさんは渡辺先生と同年くらいの美しい方でした。

ちなみに、「酒の肴の四季」をAmazonで検索してみた所、価格が8倍になっていました。

漢方薬の本をプレゼントをしています。

詳しくはこちらで、http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0686.html

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2008年7月24日 (木)

卯の花(おから)を食べよう

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

今日の話題はおからです。

TBSテレビで夢の扉という番組があります。7月20日夕方は「原価高騰究極のエコカー」と題して、おからを原料にして、バイオ燃料エタノールが5日でできるというおもしろい内容でした。

長島磯五郎というバイオエタノールの研究者のドキュメンタリという形の構成でした。

おからは豆乳を取った残りの云わばカスですが、年間80万トン生産されていて、食用に利用されるのは、驚くことにわずか1割で、残りの9割は廃棄、中には不法投棄の問題もあるといいます。

長島さんは廃棄物のおからからエタノールを生み出す事の開発に成功しました。
工程は、先ずカセイソーダ水溶液を加えて90度に加熱する事で繊維の分解させます。
そしておからはアミノ酸と糖に分解されます。
次にパン酵母(イースト菌)を加えます。
イースト菌はアミノ酸を食べて増殖します。
そうして増殖した沢山のイースト菌が糖を食べて、エタノールをつくってくれると言う訳です。
その間にかかる時間は、わずか5日ということでした。

収量をあげるためにやはり廃棄物のジャガイモの皮をも利用して成功を収めているといいます。

廃棄物を利用して燃料が生産されるのはエコロジーの観点からすばらしいことです。
さらにこういう発想が発展していけばトウモロコシなど本来の食糧用に戻って使える量が増えるわけで一石二鳥というわけです。

しかし、おからの利用率が1割なんて、あんなにおいしく料理できる食材が・・・
おから君に気の毒で申し訳ありません。

上にあるように、食物繊維たっぷり、糖質とアミノ酸、豆腐になった残りの栄養素といっても馬鹿にできない栄養たっぷり、なにせ基は大豆ですから。しかもヘルシー。メタボ対策にも最適。

我が家の卯の花煮(おから煮)は妻の母、我が家のひいばあちゃん85歳が、よく作ってくれるんです。
これがとても旨いんです。

作り方を聞いてみると、何も特別な事はないといいます。
ただ、魚を煮たときの煮汁を必ず使っているのです。おからを作るときに使うように少し多めに煮汁を拵えるようです。
多分これが旨さの秘訣のようです。

そしてもう一つ、うちの近くの豆腐屋さんのおからの出来がよいんです。

しかも安い安い! ソフトボール大の量(約300㌘)で40円。

食料値上げ値上げの時節、おからを食べない手はありませんよ。

次回は卯の花煮の作り方を調べてみましょう。名人の本を調べてみます。

漢方薬の本をプレゼントをしています。

詳しくはこちらで、http://blogmasaki-ph.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0686.html

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2008年6月24日 (火)

くるみ小女子

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太乙膏(タイツコウ)という漢方の軟膏で慢性の皮膚炎が解消した女性のお客様から、実家の水戸へ帰ったのでお土産だと茨城県ひたちなかの「くるみ小女子」を頂戴しました。お酒の肴になりますよと仰って。小魚の小女子と胡桃を甘辛く煮たおいしい佃煮でした。

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小女子(こうなご)に似たものに、イカナゴがあります。淡路島など瀬戸内産のイカナゴを素敵な友人がよく送ってくれます。とてもおいしくて大好きです。クギ煮という名前も有名で、耳にします。イカナゴではいつも辛口の酒をやっています。くるみ小女子は少し甘いので、空きっ腹で呑むときの最初の肴としてとてもよさそうです。

そのほかにキビナゴという魚もありますね。どう違うのか調べてみました。

イカナゴは、スズキ目、イカナゴ科、イカナゴ属、イカナゴ(種)に分類され、別名がコウナゴとなっています。つまり、イカナゴとコウナゴは同じ魚で、地方で呼び名が変わるという事でした。

キビナゴは、ニシン目、ニシン科、キビナゴ属、キビナゴ(種)で、別種の小魚でした。ウルメイワシの近縁という見解もあるようです。刺し身や天ぷらにしておいしく、鹿児島で食べて美味しかったことを思い出します。

じゃこや小魚というと、1986年に91歳で亡くなった伝説の栄養学者川島四郎先生を思い出します。設立当初の日中医薬研究会の顧問をしていただいていて、亡くなる数年前に、私たちの月例研修会に来会されお話しを伺った事がありました。

80代後半なのに骨太の先生は、背筋がピンとまっすぐで、30歳若く見え、80歳・90歳の現役青年を自認しておられました。100メートルも20秒を切る17秒とかで走れ、暁の超特急吉岡隆徳さんと勝負できるのだと仰られ驚いたものでした。

川島四郎先生の若さと健康の秘密は、持論の健康食生活の実践にありました。沢山の緑野菜、木の実類、じゃこなどの小魚の丸ごと食という粗食・素食が中心と伺いました。食いしん坊で口卑しい私には絶対出来ない養生でショックでした。著作の「まちがい栄養学」「食べ物さんありがとう」など目から鱗の連続でした。今でもアマゾンで検索すると、さすがです、何十,何百冊とヒットします。素晴らしい正しい食の啓蒙家でもあったあかしです。

川島先生は、なんと90歳という高齢になっても平然とアフリカへ研究にお出かけでした。そして誰もが恐れるマラリアに罹患されてしまいました。幸い強靭な体力と持ち前の食養生・食療法で回復され無事帰還されました。しかしマラリアの影響は大きかったのでしょうか、何年か後にお亡くなりになってしまいました。120歳まで生きられる方と信じていたのですが。渡辺武先生と河合齋先生が早く良くなってもらおうと、漢方薬をお勧めになっていたことを思い出します。

美味しそうな小魚を見ると決まって思い出すことなんです。

ちなみに、くるみ小女子のお土産を下さった方も、水戸の名家の出で93歳。自分一人で歩いてマサキ薬局へ来店されます。

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2008年6月19日 (木)

小アジの甘酢漬

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らっきょうに続き、梅玄米酢と海の精を使った簡単でおいしい料理の紹介です。

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材料

小アジ・・・・・・・・400g

小麦粉・・・・・1/2カップ

揚げ油・・・・・・・適量

タマネギ・・・・・・100g

ニンジン・・・・・・・60g

トウガラシ・・・・・・3本

レモンうす切りとあさつき・・・少々

梅玄米酢・・・・・180ml

海の精・・・・・・・少々

こしょう・・・・・・・少々

手順

① タマネギはうす切り、ニンジンは平切りにし、バットに拡げておく

② 小アジのハラワタを取り、水洗いし、水気を切り、塩(海の精)・コショウして、小麦粉をまぶし、油でこんがり揚げる。

③ 揚げたてのアジを①の野菜の上にのせ、トウガラシ3本をいれ、梅玄米酢を上から注ぎ、なじませる

④ レモンうす切りをのせ、あさつきを散らす

小アジのかわりに、ワカサギ、ししゃももOKです。この場合は下処理が不要です。

今年は、昨年のらっきょの甘酢漬けを食べつくして残った漬け汁を使ってつくってもみました。こくが出てよかった。

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2008年6月18日 (水)

デーツを頂きました

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自律神経失調の漢方相談で何年かお付き合いのあるご婦人が、元気になられてエジプトに観光旅行に行ってこられました。そのお土産にデーツをいただきました。

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デーツは日本名ではナツメヤシというようです。このドライフルーツを味わうのは、私はこれが初めて。長径5センチ・短径3センチ位のたまご形で、小さい干し柿のような外見。とっても甘い。甘納豆と干し柿が合わさったようなあまさです。頂いたのは中にアーモンドが埋め込まれている面白い加工がしてありました。

ウィキペディアで調べてみました。

日本のナツメはクロウメモドキ科ですが、ナツメヤシはヤシ科でした。北アフリカから中東で古くから重要な食物で今も栽培が盛んなようです。

利用については、

デーツはやわらかくなったものや干したものをそのまま食べるか(レーズンや干し柿の味を濃厚にしたような甘い味がする)、あるいはジャムやゼリー、ハルヴァ、ジュース、菓子などに加工される。また、果糖を多量に含むため、水に浸したものを発酵させて酒(アラックやモロッコの「マヒア (mahia)」など)や酢が醸造される。また、乾燥させ、粉にしたデーツは、小麦とまぜて保存食にする。また、乾燥したデーツサハラ砂漠地帯ではラクダや馬、犬などの餌にもされる。

古代メソポタミアでは、デーツは穀物よりも安価であることもあり、デーツのシロップは蜂蜜の代用品ともなった。現在でも、デーツシロップやデーツ糖としての生産・販売が行われている。

日本では種子を抜いて乾燥させたものが市場に出回っていることが多い。また、ウースターソースの日本風アレンジとして日本で売られている豚カツ用のソース(または広島風お好み焼きに欠かせないとされるブランド、オタフクソース)には、デーツを原材料の一つに使っているものがある。これはデーツを使うことによって、豚カツソース(オタフクお好みソース)独特のとろみや甘味がでるからである。

とあります。

ナツメは生薬名を大棗(たいそう)と呼び、脾胃剤として繁用される重要な漢方薬ですがデーツは薬用には使われないようです。

その方の土産ばなしは面白かったのですが、エジプトの料理と水が合わなくて、ずいぶん下痢に悩まされたが、下痢止めを忘れずにお持ちになったので助かったとのこと。、40度を越す砂漠の暑さにも閉口したそうです。

治安問題も怖い目にあうこともなかったのですが、値段交渉しないとボラレルので買い物がし難かったのと、チップチップで小銭が切れて困った事がいやなことだったそうです。

エジプトのロマン溢れる遺跡の数々は感激で嫌な事を相殺したそうです。

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2008年6月17日 (火)

旬の味 『らっきょうの甘酢漬け』

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5月初旬から店頭に顔を出して始まったラッキョウのシーズンはもう終わりに近づいてきたようです。

らっきょうには漢方薬として意外な病気に使われるのをご存知ですか。食用の部分をそのまま、あるいは湯通しして乾燥したものを、狭心症の胸痛に使うのです。その他には、去痰剤として喘息や咳に、また健胃整腸薬としても使われてきました。漢方薬としての名前は薤白(がいはく)と呼ばれています。

栝楼薤白白酒湯(かろがいはくはくしゅとう)、栝楼薤白半夏湯(かろがいはくはんげとう)、枳実薤白桂枝湯(きじつがいはくけいしとう)などという処方に配合されます。

我が家では今年、鳥取県産を使って3回甘酢漬けを仕込みました。今の時期に1年分を漬けるわけです。市販品にはない旨さで、カレーライスとの相性もピッタリです。

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日中医薬研究会推奨の漬け方を紹介します。

準備するもの

生らっきょう   1kg  鳥取、福井、鹿児島などが有名でしょうか。(安いのは中国産)

梅玄米酢   1本(720ml) 屋外カメ仕込みの玄米酢に、梅とハチミツを1年間漬け込んだ黒酢ドリンクです。

自然海塩・ゴールド海の精  50g 自然の美しい伊豆大島で海水だけを原料にし、他の原料塩や添加物を一切加えていない純国産塩です。60種類以上のミネラルを含む海水を丸ごと濃縮しているので天然ミネラルが豊富に含まれています。

らっきょうの甘酢漬けのつくり方

① らっきょうは水洗いして、ひげ根と目先を切り落とす(下ごしらえ)

② 容器にらっきょうを入れて塩を振り、全体にまぶしをつける。呼び水1カップを回しかける。(下漬け)

③ 落しぶたをして1kgのおもしをかけ、5~6日漬ける。(水が早く上がるように、1にち1回は容器をゆすって上下を返す)

④ 下漬けした後、水気を切り、保存ビンに移し、梅玄米酢をヒタヒタになるまで注ぐ。(赤唐辛子を入れると良い) 数日で食べ始められます。

⑤ ふたをして冷暗所で保存。夏場の暑さが厳しいときは冷蔵庫に入れてください。

*直接下ごしらえしたらっきょうに梅玄米酢を注ぐだけでもできますが、塩漬けしてから甘酢に漬ける方が旨さが勝ります。

*くろずのこくと砂糖とは全然違うハチミツの甘さがマッチしている梅玄米酢を、ただ注ぐだけでできるので作り間違いがありません。

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2008年6月16日 (月)

エシャロットを頂きました

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春先から痛みで相談にこられているご婦人に、先月自分で育てたのを採ったからと仰って、野菜をいただきました。お礼を言って名前とおすすめの食べ方を伺ったところ、「エシャロットです。生で、味噌をつけて食べるのが一番ですよ」と教えてもらいました。

皆さんエシャロットってよくご存知ですか。

私は名前はよく耳にしますが、調理前の形や正体を知りません。形はミョウガに似ているけど根っこはラッキョみたいな形です。茎の部分は青くてあさつきのようです。

ネットで検索してみました。ネットはホント便利ですね。すぐわかりました。

ウィキペディアに簡潔明解に載っていました。

エシャロット(仏:Échalote)は、ネギ科の多年草。フランス料理、西洋料理の香味野菜として、鱗茎を微塵切りしたものや下ろしたものを臭み消しやソースに用いる。

日本のエシャレット

日本でエシャレットの商品名で販売されているほとんどの物が、生食用に軟白栽培されたラッキョウ(Allium bakeri)である。この一年物の早獲りラッキョウに「エシャレット」という商品名を命名したのは東京築地の青果卸業者である。名付け親である青果卸業担当者は『「根ラッキョウ」の商品名では売れないと思ったのでお洒落な商品名を付けた』と語っている。「エシャレット」が商品化された1955年頃はまだ日本で本物のエシャロットが一般的でなかったので問異本題はなかった。しかし今となっては非常に紛らわしい。日本では殆どの者がこれをフランス料理で使用される本物のエシャロットと混同している。同じネギ属の同属異種植物ではあるが、エシャロットとラッキョウでは見た目も味も違う。

エシャレットは、静岡県の遠州地方で特に多く栽培・消費されており、初鰹の付け合わせとして欠かすことのできないものになっている。味噌やマヨネーズを塗って丸齧りする食べ方もある。

ようするに、生食用に軟白栽培されたラッキョウ(Allium bakeriということです。

早速、生食をやってみました。味噌は、冷蔵庫にあった京都の田楽味噌とゆず味噌。

甘酢漬けで食べるラッキョウとはまた違って若々しい野菜の精気を頂く感じ。

茎の部分は、愛妻がニラとあわせて卵とじにしてくれました、

酒はこのときはスコッチの水割りで。いけました。

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右下の味噌は田楽味噌。

このほうがあいました。

次回は、やはりシーズンのラッキョウの甘酢漬けです。

ラッキョウは心臓のくすりってご存知ですか?

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2008年6月14日 (土)

カツオの椿油紫蘇ポン(4)

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カツオの椿油紫蘇ポンの準主役の酢のおはなしです。

食養生の基本は五味調和です。酸苦甘辛鹹の五味のうち、現代日本人に不足しがちな味は酸味と辛味です。辛味の摂取が少ないのは、日本人が元々菜食で香辛料が必要なかったためですが、酸味が不足しがちになった理由は、酸味の補給源であった果物が品種改良(改悪?)でみんな甘くなってしまった事と食酢の使用が減った事にあるようです。

酸味の食べ物の食能としては、肝胆機能・視力と筋肉を増強し、泌尿器の働きを助け、肺と大腸、呼吸器に有益に働き、血液をつくり、心臓循環器系を活発にする働きがあります。

酢や有機酸の酸味は、食品の鮮度を保ち、腐敗を防ぎ、脂肪を中和して淡白にし、口中を爽やかにして食味をすすめると同時に、疲労や夏負けの原因となる血液の酸性化を中和するアルカリ性食品です。生活習慣病や肥満、いわゆるメタボ対策としては欠かせないのが酸味です。肝臓、胆のうを患っている人にとっても欠かせない食味です。

酸味の補給のよい方法としは、手軽で効果的なのが醸造の玄米酢(くろず)の利用です。短日で造られる促成・速成の玄米酢ではだめです。半年、一年と時間をかけて熟成したものが段違いに良いのです。その秘密は、熟成によって多種の有機酸とアミノ酸が生まれていることにあります。これが肝臓の栄養になって肝機能を改善し、代謝を良くし、様々な病邪を排除する効果につながってきています。

カツオの椿油紫蘇ポンがメタボに良いという理由が玄米くろずにもあるわけです。

ポンはポン酢のポンですが、我が家では、黒玄米酢(綾・大山食品)・しょうゆ(海の精・生しぼり)・レモン汁で簡単につくっています。これがカツオのうまみと絶妙にマッチします。

我が家から歩いて3分のところに大きなスーパーマーケットがあるんです。よる8時半になると、残っていて賞味期限が近づいてきた食材の半額セールをやってくれるんです。カツオも1パック600円くらいのものが、300円くらいで買えます。スーパーが近いのも助かりますよ。このレシピだとそれでとても美味しいんです。

これを肴に呑む酒は、何でも合うんですが、私はビールが一番のようです。何故でしょう。多分ビールの苦味が良いのでしょう。

この料理は、協励会誌 6月号 2003に記載の薬膳のレシピを参考にさせてもらってアレンジしています。永島先生ありがとうございました。

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2008年6月12日 (木)

カツオの椿油紫蘇ポン(3)

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カツオの椿油紫蘇ポンに使う椿油のおはなしです。

脂肪は三大栄養素の一つで、細胞膜の成分になったり、カロリーの高いエネルギー源になったりする重要な役目を持っています。

3個の脂肪酸とグリセリンが結合したものが脂肪です(中性脂肪=トリグリセリド)。

脂肪酸は大別して、常温で固体の飽和脂肪酸と液体の不飽和脂肪酸に分けられます。体に良いとされる不飽和脂肪酸は、魚や植物の脂肪に多く含まれています。魚食中心のエスキモーに動脈硬化や脳梗塞が極端に少ない事から注目されました。

不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果が認められています。

不飽和脂肪酸の一種に、n-9系一価不飽和脂肪酸に分類されるオレイン酸があります。オレイン酸はオリーブにたくさん含まれていることがよく知られています。

オレイン酸は、人の皮脂に最も多く含まれている成分です。そのためオレイン酸の多いオリーブオイルがベビーオイルやスキンケア製品に配合されるのです。

オレイン酸はあらゆる脂肪酸の中で最も酸化されにくい油です。

脂肪摂取の多い食生活をする地中海地方の人に心筋梗塞が少ないのは、特産のオリーブ油をジャンジャン使うからだとして、オレイン酸に俄然注目が集まりました。

オリーブ油に含まれるオレイン酸は75%ですが、椿油にはなんと85~93%も含まれています。つまり、椿油はオリーブオイルより10%くらいオレイン酸リッチなのです。

椿は日本が原産国で、椿油は古代より灯用、髪・肌の外用に、さらに食用にも賞用されてきました。身土不二(育った土地からとれるものが一番体にあう)の考え方から言うと、日本人には椿油が体質的合うと言う事ができると思います。

椿油の「食」への利用

揚げ物をはじめ、炒めもの、ドレッシングなど他の植物油と同様に使用できます。生活習慣病予防で注目されたオリーブオイルよりもオレイン酸の含有量は多く、揚げ物はカラッと上がる事から一流の天婦羅店でも使用されています。

実際に「カツオの紫蘇ポン」で、オリーブオイルと椿油を使い比べてみました。椿油のほうが、ポン酢とのなじみがよく、おいしさが勝っています。

椿油の「化粧品」としての利用

オレイン酸は保湿力が高く、蒸発しにくいサラサラとした脂肪酸です。ご存知艶やかな髪のための利用方法のほか、クレンジング、UVケアなどスキンケアに利用します。抗酸化作用があるため、シミ、シワを防ぎ、紫外線から肌を守ります。椿油でマッサージを定期的に行うと、リフトアップの効果もあるそうです。

ヘアケアでの利用は椿油は有名です。頭皮の新陳代謝を高め、フケ・カユミを防ぎ、抜け毛や白髪の予防、またヘアカラーでいたんだ髪に潤いをもたらす効果が高いといわれています。

昔は椿油は注射薬の油性基剤として使われていた事もあります。人の脂と同じ様な成分と言う事が活用されていたわけです。

こんなに有用な椿油が、オリーブオイルのようには普及しないのが不思議です。専門家に理由を聞いてみました。理由は、油を搾る原料の椿の実を集めるのが難しい事がネックだそうです。

ご興味のある方、商品に関してはお問合せ下さい。

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2008年6月11日 (水)

カツオの椿油紫蘇ポン(2)

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きのうの続きです。

カツオの椿油紫蘇ポンはカツオの薬膳カルパッチョでもあります。

食材を解析してみましょう。

● カツオ

食味:甘  食性:温

ビタミンB1、B2、B12、E、D、ナイアシン、鉄分、タウリンなどを豊富に含んでおり、疲労回復に効果があり、抗がん効果も期待できると言う人もいます。

EPA、DHAを多く含むので、中性脂肪を低下させ、痴呆、脳卒中、動脈硬化、虚血性心疾患、皮膚炎などの予防や改善に効果があり、脳の神経組織の発育や機能維持に役立つとされています。

● 紫蘇

食味:辛  食性:温

食味、食性の意味については、こちらの「五味調和」の項と五味調和の図を参考にご覧下さい。

この法則が漢方の原理原則あるいは公理です。 

緑色の青紫蘇(おおば)と紫色の赤紫蘇があります。ビタミン、カルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。

解熱・鎮咳・鎮痛・健胃作用があるほか、感冒・消化不良・ストレスなどの症状によく効き、アトピー・花粉症などのアレルギーにも応用されています。

紫蘇の香味成分には防腐・防カビと殺菌作用があり、そのため刺し身に添えることで食中毒の予防になっています。しかもそれの香味がおいしさを増す事に繋がっています。

体に良いもの、良い食べ方はおいしくなるのですね。

● しょうが・ニンニク

どちらも 食味:辛  食性:温

紫蘇をはじめ、これらの辛温と規定される食物は、体表と消化管、気管の粘膜の血行を促進し、身体の表裏を温める作用があるため鬱陶しさを晴らし、湿気を追います。

防腐、防カビと殺菌作用があるので、皮膚、頭髪や呼吸器の働きを補い、大腸にも作用して働きを促進します。

この事が薬味・香辛料が賞用されてきたゆえんです。

あさつきは辛・温  ダイコンは辛・平 と規定されていて共に辛です。

甘・微温と規定されているニンジンは毛色が違いますが、これも辛の刺激を緩和する役割を果たしていて、ポン酢の酸味が加わった味のハーモニーが美味しさを生んでいるのだと言えると思います。

つづく  次回は椿油の良さです。

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2008年6月10日 (火)

カツオの椿油紫蘇ポン

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山口素堂が、「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と詠った、初夏の味覚 カツオのおいしい季節です。我が家の人気メニューは、「カツオの椿油紫蘇ポン」です。

● 材料(2~4人前)               P1000160_2

カツオのたたき     1/4身分

しょうが          少々

ニンニク          少々

あさつき                     少々

紫蘇の葉                   3枚

ニンジン                    1/2本

ダイコン          1/3本

黒玄米酢         30cc (綾・大山食品製)

しょうゆ           30cc (海の精・生しぼり)

レモン汁          少々

椿油(長崎産)       60cc (ながさき椿・中山園芸製) 

● 手順

① ニンジンとダイコンはそれぞれすりおろしておきます

② カツオのたたきを一口大にそぎ切りにします

③ しょうが、ニンニクとあさつきはみじん切りにし、紫蘇の葉は細切りにします

④ ③を黒玄米酢以下と椿油に混ぜ合わせます

⑤ ②に④をかけ、その上に①を盛り付けてでき上がりです

旬のカツオは栄養成分が豊富で、ほとんどのアミノ酸をバランスよく含み、更にEPAとDHAも多く含むことで、血液をサラサラにし、血圧も安定させます。

今が旬のカツオを紫蘇・しょうが・ニンニクなどの薬味とオリーブオイルに勝る椿油で食べるのは、メタボリックシンドローム・生活習慣病を予防するのに最適です。

旬は今、ぜひおためし下さい。

つづく

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