カテゴリー「食養生」の88件の投稿

2012年3月 5日 (月)

お酒飲み過ぎない、塩漬け食品控える…健康習慣重なるとがんリスク低下

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お酒飲み過ぎない、塩漬け食品控える…健康習慣重なるとがんリスク低下  - MSN産経ニュース. 2012.3.5 14:58

 たばこを吸わない、お酒を飲み過ぎない、などの健康的な生活習慣や適正な体重といった条件が一つ増えるごとに、がんのリスクが男性で平均14%、女性で平均9%ずつ下がっていくとの研究結果を、国立がん研究センターのチームが5日、発表した。

 チームは、1990年代後半に岩手や大阪など9府県に住んでいた45~74歳の男女約8万人を2006年まで追跡し、生活習慣や体格とがん発生の関係を調べた。その結果、
(1)過去も現在も喫煙の習慣がない
(2)日本酒を1日1合弱にとどめるなど、お酒を飲み過ぎない
(3)イクラやタラコなど塩漬けの食品を控える
(4)日常生活でよく歩くなど活発に動く
(5)体格指数(BMI)が男性21~27、女性19~25と適正
-の5条件のうち、あてはまる数が増えるほど、がんの発生が減っていたという。

これが実践出来、さらに漢方式の食養生を加えることができれば鬼に金棒。

カテゴリー食養生をご覧ください。

もっとも、ただ長生きしてもしょうがないですね。

「ただ生きるな、よく生きよ」と曰くは、勝谷誠彦氏。

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2012年3月 2日 (金)

喫煙率、12%以下に…がん対策で数値目標

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喫煙率、12%以下に…がん対策で数値目標 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

 厚生労働省は1日、2012年度からのがん対策の柱となる第2次「がん対策推進基本計画」案を、同省がん対策推進協議会に示し、了承された。

 がん対策基本法に基づき07年度に定められた第1次計画を見直したもので、がん予防のために現在19・5%の成人の喫煙率を「10年間で12%以下とする」として、初めて具体的な数値目標を盛り込んだ。各省協議などを経て、5月中の閣議決定を目指す。

 基本計画は、75歳未満のがん死亡率(年齢構成調整済み)を10年以内に20%減らすとの現在の目標を堅持。胃、大腸など五つのがん検診の受診率は、69歳以下で「5年以内に40~50%以上」を目指す。緩和ケアについては5年以内に、がん診療に携わるすべての医療従事者が基本的な知識と技術を習得するとした。

 対策が遅れている小児がんの拠点病院を5年以内に整備する。海外で使われている抗がん剤が日本で使えない「ドラッグラグ」の解消や、子供へのがん教育の推進、がん患者の就労支援なども盛り込んだ。 2012年3月2日 読売新聞)

成人の喫煙率19.5%というのは喫煙する人が5人に1人いるということ。

現実の感じに合っていると思う。

これを8.3人に1人くらいにしようというわけだ。

喫煙率を下げるためには、啓蒙対象を若者に重点を置くのが得策だ。

とにかく未だたばこを吸ったことがない少年・若者をそのまま吸わずにいるよう仕向けること。

喫煙習慣がついたのを止めるのは大変なエネルギーを要するのだから。

小学校から高校まで行われている学校保健委員会の活動が重要になる。

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2012年1月31日 (火)

喫煙率、過去最低の19・5% 12%の目標値設定へ

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喫煙率、過去最低の19・5% 12%の目標値設定へ  - 47NEWS(よんななニュース)

 2010年の成人の喫煙率は19・5%で、前年と比べ3・9ポイント低下し過去最低となる一方、禁煙したいと考えている喫煙者が過去最高の37・6%に上ったことが31日、厚生労働省の国民健康・栄養調査で分かった。同省は「たばこ税の増税に伴う10年10月の値上げを機に、たばこをやめた人ややめたいと思う人が増えたのではないか」としている。

 この結果を基に厚労省は、13年度からの次期健康づくり計画に「22年度までに喫煙率を12・2%以下にする」との目標値を明記する方針を固めた。2012/01/31 16:18   【共同通信】

タバコをやめてから10年がたつ。

やめて数年はふと吸いたくなることがあったが、今はまったくない。

4年前の喫煙率は24.9%だったから2割くらい喫煙者が減ったことになる。

過去記事
喫煙率24・9% 過去最低 09/08/16

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2012年1月16日 (月)

冷え性の関連症状まとめて解消する秘策

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ゲンダイネット 2012年1月12日 掲載

冷え性の関連症状まとめて解消する秘策は?

 冷え込みが厳しい。手足が冷える冷え性の人にはつらい時季だが、「冷え」にはほかの症状も密接に関係していることが分かってきた。北里研究所に日本で初めて「冷え性外来」を開設した、帯山中央病院院長の渡邉賀子氏が言う。
「冷え性外来で、“冷え”と関係がある症状を調査したところ、最も深い関係があったのは、“疲労”でした。“冷え”と“疲労”はエネルギー代謝が関係していて、表裏一体。寒さがこたえて疲労感がある方は、冷え性を改善することが大切です」
 体が冷えていると、疲労以外の症状も表れやすい。世代別では、20~30代は“めまい”や“たちくらみ”、40~50代は“不眠”や“イライラ”、60代以上は“腰痛”だ。冷え性を改善すると、これらの症状がまとめてよくなる可能性があるということだが、どんなことをやればいいのか?
「体が冷える原因は、“体の中で熱をうまくつくれないこと”と“熱を体の隅々まで運べないこと”の2つ。それぞれの点から効果的なのが、唐辛子などのスパイスを積極的に摂取することです」(渡邉院長)
 記者は、夜にジョギングをしている。夕飯が和食だと、寒さでほとんど汗をかかないが、唐辛子が効いた辛いものを食べたときはどんなに寒くても体中から大量の汗が噴き出てくる。それから3時間くらい寝るまで体がポカポカで、疲労感が吹っ飛ぶことを実感している。
 冷え性対策は、スパイスと運動だ。   

「スパイスの効能」に関する過去記事

辛味の食能 09/02/12

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2012年1月13日 (金)

「夜間頻尿」、水分調節を

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「夜間頻尿」、水分調節を : いきいき快適生活 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

 就寝中に尿意をもよおし、何度もトイレに行く「夜間頻尿」に悩む高齢者は多い。睡眠不足になるだけでなく、暗い室内で転倒し、けがをする危険もある。生活習慣を見直し、必要に応じて受診することで適切に対処したい。

睡眠不足、暗いなか転倒の危険も

 神戸市内の男性(63)は昨年秋からほぼ毎日、午前3~4時頃に尿意を感じて目覚めるようになった。寝起きは膝に力が入らず、寝室のある2階から1階のトイレまで、手すりを頼りに階段を下りる。

 寝床に戻ってもすぐに眠れず、気分のすっきりしない朝も多い。その分、昼間に眠くなることが増えた。「年齢のせいかもしれないが、これ以上ひどくなるようなら……」と不安を口にする。

 医学的には「夜、排尿のため1回以上起きなければいけない」状態を夜間頻尿としている。日本排尿機能学会が2002年に実施した40歳以上の男女4570人への調査では、その割合は年齢とともに高くなり、70歳以上では男女とも約9割に上った。

 大阪警察病院(大阪市)泌尿器科部長の松宮清美さんは「生活への影響は個人差があるが、一晩に2回以上であれば治療の対象となることが多い」と話す。

 夜間頻尿は、主に加齢によるホルモン分泌量の変化や膀胱容量の低下、睡眠障害によって起こるとされるが、松宮さんは「意外なことに、水分のとり過ぎが原因という高齢者が多い。生活スタイルを見直すことで改善するケースもある」とアドバイスする。

 では、1日にどれくらいの水分をとればいいのか。同学会が09年にまとめた診療ガイドラインによると、摂取量の目安は体重の2~2・5%で、体重60キロの人なら1・2~1・5リットルが適正だという。「脳梗塞や心筋梗塞の予防のため、血液の流れをよくしようと就寝前に大量の水を飲んだり、夜間の排尿の度に水分補給をしたりする必要はありません」と松宮さん。ただ、過度な水分制限は脱水症状を招くため禁物だ。

 松宮さんは、同学会ホームページ(http://www.luts.gr.jp)の「ガイドライン・自主研究」の項目にある「排尿日誌」の活用を勧めている。1日の排尿時刻と尿の量を3日程度記録し、欄外にはその日の水分摂取量もメモしておく。尿の量をはかるのが難しければ、排尿時刻と水分摂取量だけでもメモしておけば、生活のパターンがわかり、治療や生活習慣改善に役立つ。

 注意すべきなのが転倒事故だ。トイレに行こうとして暗がりでつまずいたり、睡眠不足で日中に注意力が散漫になって転んだりして、骨折する危険性が指摘されている。東北大泌尿器科講師の中川晴夫さんらが03年から5年間、仙台市内に住む70歳以上の784人を調査したところ、入院を要する骨折をした人の割合は、夜間の排尿回数が「1回以下」の人に比べ、「2回以上」の人は約2倍だった。

 中川さんは「高齢者の骨折は寝たきりにつながる。高血圧や心疾患、男性の場合は前立腺肥大などの病気が夜間頻尿を引き起こしている場合もあるので、年のせいだと考えず、医師に相談してほしい」と話している。

夜間の排尿回数を減らすための留意点
・寝る前に水分をとり過ぎない
・利尿作用があるカフェインを含むコーヒーなどは、夕食後は控える
・夕方に軽い運動や散歩をし、体内の余分な水分を汗などとして排出する
・起床時に日光を浴びたり、就寝時刻が近づいたら照明を落としたりして、しっかりとした睡眠がとれるよう心がける
・持病がある場合、服用している薬の影響で排尿回数が増えることもある。担当医に確認し、処方について相談を
(松宮さんの話を基に作成)

(2012年1月13日 読売新聞)

ここでは水分の取りすぎを諌めているが、血液のサラサラを保つためとして、寝る前に水分補給をすすめる養生指導をよく見聞きする。

水分を補給するだけでは血液はサラサラにはならない。
ヘドロいっぱいのどぶ川に水を増やしても気休めにしかならないのと同じだ。

水毒の害を考えるべきだ。

水毒(水滞症)を防ぐ養生 10/03/26

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2012年1月 6日 (金)

七草がゆで健康な1年を

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七草がゆで健康な1年を : 健康ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

福山 セットのパック詰め作業

 広島県福山市で、正月明けにかゆに入れて食べる「春の七草」セットの出荷が始まった。同市郷分町の農家、野田俊允さん(70)方では、家族や親戚約10人が収穫やパック詰めの作業に追われた。

 野田さん方では、約3アールの畑でスズナやセリ、ゴギョウなどの七草を収穫。スズシロ(大根)の根を切り取ったり、ゴギョウの新鮮な部分を選別したりし、レシピとともに、手際よくパックに詰めていった。4日までに約2000パックを用意するという。

 野田さんは「昔の習慣が薄れつつあるが、伝統を思い出し、七草がゆを食べて健康に1年を過ごしてほしい」と願っていた。

 同市内では野田さんら農家3戸が計約8500パックを出荷し、4日頃から市内のスーパーなどで店頭に並ぶという。(2012年1月4日 読売新聞)

過去記事

七草粥(ななくさがゆ) 09/01/06

正月三が日を過ぎるとスーパーなどの店頭に七草粥の材料のセットが山積みされます。

090106_155201

旧暦正月6日に若菜を摘み、翌7日に七草をいれたおかゆを神に供えた後、家族が食べる習慣は平安時代に始まったと言われています。

このルーツは、古代中国で、正月15日に米・麦・稗・粟・黍・大豆・小豆などを炊きまぜたものを不老長寿を願って食したことに由来するものと言われます。

その後、武家が天下をとってから七草も武家文化の行事になり一層盛んになりました。

現在の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの七種類です。

それぞれに下記のような薬効があり、食べすぎ、呑みすぎで疲れた身体を癒す効果があり、理にかなっています。

セリ(芹 セリ科):鎮痛 健胃 鎮咳 降圧 利尿

ナズナ(ペンペン草 アブラナ科):利尿 解熱 止血 消炎 明目

ゴギョウ(御形 ははこくさ キク科):鎮咳去痰

ハコベラ(はこべ ナデシコ科):歯痛止 健胃 利尿 解熱

ホトケノザ(仏座 たびらこ キク科):打撲・筋骨痛・四肢のしびれ

スズナ(菘 現代のカブ):スズシロと同様の薬効

スズシロ(清白 大根の古称):健胃 解熱 止渇 鎮咳 咽痛

大切にしたい習慣です。

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2011年11月28日 (月)

肉食女子、がんリスク1.5倍 8万人を10年調査

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asahi.com(朝日新聞社):肉食女子、がんリスク1.5倍 8万人を10年調査 - アピタル(医療・健康) 2011年11月28日14時5分

 肉類を食べる量が多いと、結腸がんになるリスクが約1.5倍高いことが、国立がん研究センターの研究班の調査でわかった。大阪や岩手、茨城、秋田、新潟、長野、高知、長崎、沖縄など9府県の45~74歳の男女約8万人を10年以上追跡した。欧米より肉を食べる量が少ない日本では、これまで結腸がんと肉食の因果関係が不明だった。

 研究班は、調査追跡期間中に結腸・直腸がんになった男性714人、女性431人について肉類を食べる量で5グループにわけ、がんの発生率を比べた。

 すると、男性は、ハムやソーセージも含めた肉類全体の摂取量が1日約130グラムのグループは、20グラムのグループの約1.4倍、結腸がんのリスクが高かった。女性は、牛肉や豚肉を1日約90グラム食べるグループは、約10グラムのグループの約1.5倍、結腸がんリスクが高かった。

肉好きの人のがん対策にはスパイスの活用を欠かすことはできない。

ひとが癌になる背景・体質には漢方でいう血毒、お血が絡んでいる。
大動物の肉を食べる(肉食)のは血毒を体内に抱えることになる。
肉料理にスパイス・香辛料がつきものなのは、肉食の害を消す毒消しが目的。

本来体に良いものをおいしく感じるのが自然の摂理。
食習慣というのは、長年月にわたって体に良い食べ方が定着したもの。
使うと体に良いからおいしく感じるのでスパイスを使う習慣ができてきた。

スパイス・香辛料は消化の悪いもの腐敗しやすい食材に使用する。
菜食では使う必要は少ない。
古来菜食中心だった日本では薬味と呼ばれて香辛料はマイルドなものが多く、種類も少なくても問題はなかった。
近年のように肉をたくさん食べるようになったなら肉食の欧米や中国並みに香辛料も使わなければならないのに刺激物は少ない方がよいという間違った考えで菜食時代の習慣のままになっている。
欧米、中国での香辛料の使用は日本の200倍といわれる。

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2011年11月18日 (金)

高脂肪の食事が善玉菌殺す…北大グループ研究

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高脂肪の食事が善玉菌殺す…北大グループ研究 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 

 脂肪が多い食事を食べると、消化液(胆汁)が大腸の「善玉菌」を殺し、腸内細菌のバランスを壊すことが、北海道大の研究でわかった。

 消化液の分泌が引き金となってメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や大腸がんが発症する可能性を示しており、米消化器病学会の専門誌11月号に掲載された。

 研究したのは同大農学部の横田篤教授(微生物生理学)らのグループ。ラットの普通のえさに、高脂肪食で分泌される濃度に近い胆汁を混ぜて10日間食べさせ、盲腸の細菌の変化を調べた。

 通常は、大腸や盲腸で約1000種類の細菌が見つかるが、胆汁を混ぜたえさのラットは「クロストリジウム」に分類される菌が98・6%を占め、菌の8割はたった4種類になった。この菌が大半を占めるのは、米国の肥満患者の研究と同じ傾向だった。通常は1割ほどいる乳酸菌などは、ほとんど見つからなかった。

(2011年11月18日17時33分  読売新聞)

2008年の10月から12月にかけて消化管出血の検査・加療のため通算で30日入院の経験をした。

当然ながらその間の食事は病院で出される病人食だけで過ごした。
その内容は入院前とは劇変したものだった。
摂取した脂肪の量に関しては半減した。
その他の食事内容の影響もあるが、とにかく腸の調子がきわめて良くなった。
まさに快腸となった。

その間の経緯はカテゴリー小腸内視鏡にある。

小腸内視鏡(8)消化管出血 09/01/21

3番目の日本医大病院の食事は、低残渣食でお粥かパン、塩分7㌘、1800㌍の設定でした。

日本医大の通常食の場合、栄養素の配分比率は、
  糖質       55%
  タンパク質  15~20%
  脂質      20~25%
となっていると聞きました。

kiyohikoのいつもの家庭での食事とはずい分違っています。
カロリーと塩分が大違いです。
カロリーは日常の半分、塩分も半減近いと思います。
栄養素に関しては、脂質が激減です。
カロリーの高い油類は使う量が少なくなり、揚げ物や炒めものも少なくなるのでしょう。

こんなに違うと、口になじまず美味しくないはずなのですが、塩辛さも薄く感じず、意外においしいのです。

もう一つの変化は、お腹の調子、便の状態がとてもよくなったことです。
排便が快調で、固さ、大きさ、色的に健康な便になったのです。
この要因はひとえに、脂質の摂取が少ないことにあると考えています。
脂質・油ものの摂取量が多いと、便はやわらかくなり、更に多くて腸の水滞が加わるとヘドロ状の便になります。
不摂生をして飲みすぎ食べすぎでそういう状態がよくあったのですが、入院以後現在はなくなりました。
これは退院後も入院で学習したことを継続実践しているおかげでしょう。

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2011年11月 5日 (土)

みそ成分に放射線防御の期待

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みそ成分に放射線防御の期待 - 中国新聞 '11/11/4

 福島第1原発事故以降、放射線被曝(ひばく)と日本の伝統食「みそ」の関係に注目が集まっている。「みそが被曝の影響を軽減するのではないか」との期待は広島、長崎の被爆者の体験談に端を発する。長年、マウスの実験で放射線とみその関係を研究する広島大名誉教授の渡辺敦光さん(71)に研究成果を聞いた。

 渡辺さんが参考にしたのは、長崎の医師秋月辰一郎さん(2005年、89歳で死去)の実践だ。自らも被爆しながら負傷者の救護活動に当たった秋月さんは、毎日ワカメのみそ汁や玄米おにぎりを患者や看護師らに食べさせた。

 秋月さんは後に、著書「体質と食物」にこう書いている。「その時、私と一緒に患者の救助や治療に当たった病院の従業員にいわゆる原爆症が出ないのは、その原因の一つは『わかめのみそ汁』であったと私は確信している」。

 渡辺さんらの研究グループは、1990年からマウスによる実験を繰り返し、みその放射線被曝に対する効果を確認した。

 みそ、しょうゆ、食塩をそれぞれ混ぜた餌を、1週間与え、6~12グレイのエックス線を照射。3日後、細胞増殖が盛んで放射線の影響を受けやすい小腸を調べると、みその餌を与えたマウスは他と比較して、より多くの小腸組織が再生されていることが分かった。

 みその発酵具合では、熟成期間の長いみそほど再生が速かった。渡辺さんは「熟成の段階で生まれる茶色い物質メラノイジンに、放射線防御効果があるのではないか」と推察する。

 こうしたみその効用に期待し、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後、欧州各国はこぞってみそを輸入した。しかし、実験はマウスによるもの。渡辺さんは「そのまま人間に当てはまるとは言い切れない」とも話す。ただ「少しでも放射線防御の可能性が考えられるなら、日本の伝統食でもあるみそを見直す価値はある」と提案している。

秋月辰一郎博士については過去記事にある。

ヨーグルト インフル感染率が大幅低下 佐賀の病院調査 11/08/10

腸は腸管免疫発動の場だから腸内環境を良くすることはヒトの免疫力の向上につながる。

発酵食品全般に同様の効果がある。

現在喫緊の放射能防御問題でも免疫力、自然回復力の活性化は重要な課題である。

長崎の原爆被曝者の治療に献身された浦上病院医長(当時)だった秋月辰一郎博士は、味噌汁、玄米握り飯、多量の塩を中心にした食養で、被爆患者者はもちろん被爆者でもあった自身を含めた医療者の発症予防に成功した体験を、「死の同心円」などの著書で著わしている。

代替療法と呼ばれている癌など免疫疾患に対応されるクスリやサプリメント類は放射線の障害の発症予防に役立つと言えると思う。

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2011年10月10日 (月)

食べる物 食べ方変えたらうつが消えた

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食べる物 食べ方変えたらうつが消えた ゲンダイネット2011年10月6日 掲載

いくつもの薬飲み、病院を転々とした人もよくなった

<薬に頼らなくていい!>

 もし“うつ気分”を感じているなら、食事を思い切って変えてはどうか? 日本初の栄養療法専門クリニック「新宿溝口クリニック」の溝口徹院長が言う。
「私の病院には、うつで何軒もの病院を転々とされたり、複数の薬を飲んでも症状がよくならない患者さんが多く来られます。そんな方々が食事法を変えることで、早くて2週間、遅くて2カ月ほどで、うつ症状が消えるのです。中には薬が不要になる方もいます。みなさん“もっと早く食事法を変えればよかった”とおっしゃいます」
 ポイントは、「糖質を減らし、タンパク質を増やす」だ。
「糖質とは、ご飯、パン、麺類の炭水化物(体内で糖質に変化)、果物、菓子類などです。これらはゼロにしてもいいくらいですが、無理なら、1日に、米の場合は握り寿司サイズ6個未満、パンなら食パン2枚未満、パスタやうどんなら1食未満に。その分、肉、魚、豆類といったタンパク質の量を増やします」
 私たちの食生活はご飯やパン、麺類が中心で、どうしても糖質の占める割合が大きい。
「うつ症状に陥らないようにする一番重要なことは、血糖値の変動を小さくすることです。糖質の多い食品を食べると血糖値が急激に上がりますが、すると今度はインスリンの大量放出によって急激に下がる。このとき、感情に関する神経伝達物質の分泌に異常が起こります。具体的には、ドーパミンやノルアドレナリンといった興奮系の神経伝達物質が過剰に分泌されたり、幸福感などに関するセロトニンの分泌が抑制されたりです。それによって、集中力低下、イライラ、不安、眠気といったうつ症状が出る。つまり、“普通の食生活”は、うつ症状を招きやすくしているのです」

 しかしタンパク質は、血糖値の上昇が緩やか。これは、さまざまな実験で明らかになっている。だから、糖質を減らし、タンパク質を増やせば、うつが解消するし、うつになりにくくなるということだ。
「太ると思われるかもしれませんが、タンパク質は血糖値の上昇が緩やかで、インスリンの大量放出がない。インスリンは脂肪の合成を促すので、それがないということは、太りにくいということ」
 だが、どうしても糖質(炭水化物)をやめられない人には、いい方法がある。
「健康食品のプロテインを食事前に取ると、糖質への欲求が抑えられる。食べ方にもコツがあり、糖質の前にタンパク質、食物繊維を取る。いきなり糖質を取るより、血糖値の上昇が緩やかです」
 外食中心の人には、次の方法がお勧めだ。
「コンビニではゆで卵、納豆、豆腐、ナッツ、魚肉ソーセージなどを。足りなければ、そばをプラスする。食堂やレストランでは、肉や魚のメーンを先に頼んで食べ、足らなければ野菜、そして主食で補足する」
 この食事法は、溝口院長も実践している。院長自身はうつ症状と無縁だそうだが、「疲れの度合いがまったく違う。睡眠時間2、3時間でも、精力的に仕事に取り組める」と言う。
 賢く食べて、うつなど無縁のパワフルサラリーマンになろうではないか。   

五味調和の漢方式食養生を加えたらさらに効果的。

五味調和に関してはカテゴリー「食養生」にあります。

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