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2012年3月19日 (月)

今井政之展に行ってきました

ふじみ野市マサキ薬局の 漢方なブログ です。漢方・健康情報を主体に書いて行きます。
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今銀座和光6階和光ホールで、文化功労者 今井政之展が開かれています。

昨日行ってきました。
生き物が今にも動き出しそうに象嵌で描かれていて、美しさに感激!
二回りして、すっかり心洗われてきました。

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1階の案内板の前で。

リンク: 和光ホール 展覧会のご案内|銀座・和光.

心と技を鍛え、命の輝きを表現する

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石垣の夏 大皿 径67.7×高さ11.5㎝

 その鳥獣虫魚、一木一草の命を表現するために、今井氏は筆の替わりに土で絵を描くことにこだわる。
壺や皿に線や面でモチーフを彫り、そこに色土を嵌め込むという象嵌技法である。この技法は収縮率が土によって違っており、とてもやっかいだ。
しかし、師である楠部彌弌(くすべやいち)から学んだ「芸術はあくまで創造でなければならぬ」を信条に、それまで誰も成功したことのない「面象嵌」に挑戦し見事に完成させた。
まさに収縮率の違う色土が薪窯の中で一つになり、調和の取れた美の世界を創造する。それは、薪窯でないと生まれない土の命の表情でもある。
その「象嵌彩窯変」が完成したのは1978年、竹原に「豊山窯」を築窯してからのこと。陶土は備前土に近い広島県内の土も使う。さらに、加飾の技法を研究し試行錯誤の末に、直接炎が当たって赤褐色に窯変する「赫窯(かくよう)」、竹原産の塩を使って焼成し黒光りさせる「炎窯(えんよう)」、前人未到の「象嵌志野」を創案した。

案内にはこうあります。

日本陶芸界の第一人者として圧倒的な存在感を誇る今井政之氏。
土の表面に、数種類の発色の異なる土を嵌め込み焼き上げる面象嵌の技法を確立し、陶芸の新しい世界を切り開きました。
真骨頂ともいえる巧みな描写力によって表現される動植物は、窯変による独特な肌合いを醸し出し、生命感に溢れています。
石垣の海に生息する生き物モチーフとした、大皿、壺、花瓶、香炉、茶碗、陶額、和光の時計塔80年を記念した作品など合わせて100余点を展観しています。

実は、手もとに、今井政之作の酒杯があります。

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漢方の恩師 故渡辺武博士が今井先生とじっこんの間柄だった関係で、15年ほど前、日中医薬研究会の全国大会が福山市で開催されたとき、参加者の為に作って下さったのでした。

これで呑む酒はまた格別なんです。

会期は3月21日(水)までです。

ぜひご覧になることをお勧めします。

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コメント

素晴らしい!

投稿: 松尾です | 2017年2月24日 (金) 22時21分

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