脱法ドラッグから麻薬成分…幻覚作用の商品も
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脱法ドラッグから麻薬成分…幻覚作用の商品も : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
東京都は28日、都内で販売されている「脱法ドラッグ」を買い取って成分を調べたところ、6商品から麻薬の「AMT」や「メチロン」が検出されたと発表した。
また、11商品には麻薬と同じような幻覚作用があり、薬事法で医療目的以外の販売が禁止されている指定薬物が含まれていた。都は「購入者は絶対に使用しないでほしい」と呼び掛けている。
麻薬が含まれていた6商品は「GT XXX COCO」「GT Mebius」「GT 666 Lovers β」「GT XXX」「GT 666 COCA」「TRINITY」。
(2012年2月28日21時27分 読売新聞)
東京都の発表がサイトに掲載されている。
平成24年2月28日
福祉保健局都では、合法と称して流通している違法(脱法)ドラッグによる健康被害を未然に防止するため、都内で流通・販売されている製品の試買調査及び成分検査を行っています。
今般、都内の販売店から購入した製品の試験検査を行ったところ、5品目から「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」に規定する麻薬である「3-(2-アミノプロピル)インドール」【通称:AMT】が、1品目から同政令に規定する麻薬である「2-メチルアミノ-1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)プロパン-1-オン」【俗称:メチロン】が検出されました。
AMTやメチロンを摂取した場合、視覚・聴覚の変容、呼吸困難、意識障害等が現れるおそれがあり、AMTの摂取が原因と疑われる死亡例も報告されています。
また、AMT及びメチロンは、「麻薬及び向精神薬取締法」により、その所持・譲渡・譲受・使用等が厳しく禁じられています。
都では、当該製品の不正流通・不正使用による健康被害発生の未然防止を第一に考え、本件を公表してその危険性を広く都民へ周知するとともに、当該製品の迅速な排除を図ることといたしました。
なお、当該製品の流通販売経路等の詳細については、現在、健康安全部薬務課において捜査中です。
1月18日には「指定薬物を含有する違法ドラッグの発見について ~大麻・覚せい剤類似成分を検出~」という報道発表資料がある。
都民の皆様へとして
- 違法ドラッグについては、使用がやめられなくなったり、死亡例を含む健康被害や異常行動を起こす場合があり、大変危険です。決して摂取又は使用しないでください。また、薬事法に基づき「指定薬物」に指定されたものについては、製造、輸入及び販売等が原則禁止されており、個人輸入でも処罰されます。
当該品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には、速やかに医療機関を受診してください。 - 「合法ドラッグ」「合法ハーブ」「脱法ドラッグ」「脱法ハーブ」と称して販売されている製品であっても、どのような物質が含まれているか不明な製品が多く、合法であるとは限りません。また、身体に有害な作用を及ぼす物質が含まれているおそれが高く大変危険です。絶対に使用しないでください。
とある。
若人がチョットした好奇心で手をつけて深みにはまり、一生を台無しにすることが少なからずあることを認識すべし。
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