小児科入院、4月から休止 埼玉・志木市民病院
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小児科入院、4月から休止 埼玉・志木市民病院 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
常勤医3人が退職 近隣自治体も困惑
志木市の長沼明市長は16日、記者会見を開き、同市民病院の小児科の入院患者受け入れを4月から休止すると発表した。
同科の3人の常勤医が退職することを理由としている。第2次救急医療を担う同病院は24時間態勢で小児科の入院患者を受け入れており、近隣5市1町の小児医療の主要病院となっている。突然の休止発表に各自治体の首長は「存続を要望している中での休止であり、今後、夜間の小児医療をどう受け入れていくか、大変な問題」と困惑している。
市の説明によると、小児科医でもある清水久志院長(64)は3月末で定年により退職。清水院長以外の2人の小児科医も退職の意思を固めており、3人で4月から民間の菅野病院(和光市)に入り、将来的に小児救急を行うことで調整している。市も後任の小児科医を募集したが、集まらず、4月以降の運営が困難となっている。
長沼市長は「清水院長退職後も2人の医師で(小児患者の入院を)継続することを考えていたが、厳しい状況。医師が確保でき次第、再開したい」などと話している。
小児科の外来患者は非常勤医師で継続する予定だが、常勤医の退職により、事実上、小児救急を担えなくなり、県医療整備課では「小児科の入院受け入れ中止は救急からの撤退を意味する」としている。
志木市民病院は朝霞地区(朝霞、志木、和光、新座の4市)の小児2次救急医療を担当。撤退すると、同地区の小児救急は実質的に、埼玉病院(和光市)だけとなる。
志木市民病院は一般病床100床のうち、45床が小児科専用で、2010年度は約1万2000人の患者を受け入れてきた。09年度で整形外科が休止したことなどにより収益が悪化。同年度の累積赤字は5億円超に膨らんでいる。
志木市民病院の小児入院患者は、8割が市外の利用者。市では朝霞地区の他の3市のほか富士見市、ふじみ野市、三芳町を含めた近隣の5市1町に財政的支援をこれまで要請してきた。6首長の話し合いで1自治体年間1500万円を財政支援していく方向でまとまり、今月上旬までに、同市に対し支援すると伝えていた。 (2012年1月17日 読売新聞)
ふじみ野市にあるマサキ薬局に来られる方の中にも志木市民病院を子どもさんのかかりつけにしている方が何人かいらっしゃる。
距離は車で30分くらいだ。
入院ができなくなるとやはり不安のようだ。
現在の医療制度の歪みが根っこにあるのだろうが、なぜ小児科医が公立病院を敬遠するのだろう。
何故採算的に優位なはずの整形外科が休止になるのだろう。
最近は小児の健康保険の医療費が無料になったため、子どもさんの体調に変化があるとすぐにお医者さんにかかる傾向がある。
子どものことで街の薬屋さんに来る人は極端に激減した。
マサキ薬局に子どもさんの相談に来られるのは、現代医学の西洋薬が嫌いで、漢方薬などの自然なくすりで対応したいという方だけになってしまった。
核家族化のせいもあって、子育てに関する年寄りの経験や知恵が生かされなくなっているのももったいないことである。
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