アルツハイマーの特徴、iPSで確認 患者から細胞作成
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また再生医療の成果のニュースだ。
asahi.com(朝日新聞社):アルツハイマーの特徴、iPSで確認 患者から細胞作成 - アピタル(医療・健康) 2012年1月26日18時45分
脳の神経細胞が死滅して起きるアルツハイマー病の患者の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)をつくり、神経細胞に変え、病気の特徴を確認することに米欧の研究チームが成功した。ヒトの生きた細胞で発症の仕組みを調べられ、治療法を試すのにも役立ちそうだ。26日付の英科学誌ネイチャー(電子版)で発表した。
研究チームは、患者の9割を占める突発性アルツハイマー病と、遺伝性アルツハイマー病の各2人の皮膚細胞からiPS細胞をつくり、神経細胞に変化させた。遺伝性の患者の神経細胞では、アルツハイマー病を起こすという毒性の強い二つのたんぱく質ができることを確認。これらを抑える薬剤で二つのたんぱく質を減らせた。突発性でも1人は同様の現象がみられた。
チームは「患者では何十年もかかって現れる症状を短期間で調べられる」としている。
遺伝性アルツハイマー病患者では、iPS細胞を使った病気の再現に慶応大チームも成功している。(下司佳代子)
再生医療は治療の選択肢を大幅に広げそうだ。
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