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2012年1月12日 (木)

甘草成分に受精高める効果 長崎国際大、マウス実験

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甘草成分に受精高める効果 長崎国際大、マウス実験 - MSN産経ニュース 2012.1.11 14:46

 漢方薬などに使われる甘草に含まれる成分に、能力が低い精子でも受精の確率を高められる効果があることを、長崎国際大薬学部(長崎県佐世保市)の田中宏光准教授らの研究グループが、マウスを使った体外受精実験で確認した。人にも効果があれば、男性がドリンク剤で飲んだり女性が座薬で摂取したりすることで受精率が向上するとみられる。

 田中准教授によると、マウスによる体外受精実験では、受精の能力が低い雄5匹の精子と健康な雌5匹の卵子を使用。それぞれの精子と卵子を、通常の体外受精時に使う培養液と甘草の成分を混ぜた培養液とで受精させ、受精率を比較した。通常の培養液で0%だった検体と同じ組み合わせのペアが、甘草の成分入りでは15・6%に、通常で43・5%のペアが甘草成分入りで84%になるなど、全ての検体で効果が確認された。

甘草は、漢方では甘平の脾胃剤に分類され、漢方処方の中で最も使用頻度が高い漢方薬。
その大きい需要に応えられる供給の不足が懸念され、栽培増進が図られているいる繁用重要漢方薬である。

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