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2012年1月10日 (火)

C型肝炎の感染物質を発見 新治療法の開発に期待

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C型肝炎の感染物質を発見 新治療法の開発に期待 - 47NEWS(よんななニュース)

C型肝炎ウイルスと結合して肝細胞を感染させるレセプター(受容体)の働きを持つ新たなタンパク質を広島大の茶山一彰教授(消化器・代謝内科)と米イリノイ大の研究者らのチームが突き止め、8日付の米医学誌ネイチャーメディシン(電子版)に発表した。

 このタンパク質は「NPC1L1」と呼ばれ、コレステロールを吸収する働きがあるとして知られていた。茶山教授は「NPC1L1の働きを阻害できれば、感染効率は著しく落ちる。新しい治療法の開発が期待できる」と話している。2012/01/09 03:02   【共同通信】

読売新聞は感染予防薬の開発に触れている。

C型肝炎、市販薬で感染防止…高脂血症治療薬 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

 小腸からのコレステロール吸収を抑える高脂血症治療の市販薬に、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染を防ぐ効果があることが、広島大と米イリノイ大の共同研究でわかった。

 将来、がんになる危険性が高いC型肝炎の治療につながると期待される。医学誌ネイチャー・メディシンに9日、発表する。

 広島大病院の茶山一彰院長らは、小腸でコレステロールを吸収する際に働くたんぱく質「NPC1L1」が、肝臓細胞の表面にもあることに着目。ウイルスの体にはコレステロールが含まれているため、NPC1L1がHCV感染にも重要な役割があると考えた。

 人間の肝細胞を移植したマウスをHCVに感染させる実験で、NPC1L1の働きを妨げる高脂血症治療薬「エゼチミブ」を事前に投与すると、7匹のうち5匹は感染しなかった。また、HCVに感染させた細胞にエゼチミブを加えると、HCVの増殖が抑えられた。 (2012年1月9日 読売新聞)

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