ヨウ素剤の服用基準を厳格化 50ミリシーベルトに
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asahi.com(朝日新聞社):ヨウ素剤の服用基準を厳格化 50ミリシーベル 2011年12月7日19時43分
放射性ヨウ素による甲状腺被曝(ひばく)を防ぐ安定ヨウ素剤の服用基準を、これまでの甲状腺の局所的な被曝線量100ミリシーベルトから50ミリシーベルトへとより厳しくすることになった。原子力安全委員会の防災専門部会被ばく医療分科会で7日、意見がまとまった。
国の原子力防災指針では現在、放射性ヨウ素の影響を最も受けやすい1歳児の甲状腺の被曝線量が100ミリシーベルトになると予測される場合に、原子力安全委員会がヨウ素剤の服用を助言するとしている。
しかし、世界保健機関(WHO)は1999年から小児や妊婦、授乳中の女性の服用基準を10ミリシーベルトにした。国際原子力機関(IAEA)も今年6月に投与基準を100ミリシーベルトから50ミリシーベルトに下げた。背景には、チェルノブイリ原発事故で約50ミリシーベルトの被曝でも甲状腺がんが増えたとの疫学調査などがある。(大岩ゆり)
薬局では原発事故発生直後に安定ヨウ素剤が関連して若干ごたごたしたようだ。
安定ヨウ素剤は市販されていないし、入手できる医療機関も限定されている状況で一般人が手に入れることはできなかった。
マサキ薬局にもヨウ素剤のうがい薬やルゴール液を求める人の来店があった。
被曝防御に使うことの問題点になどついてお話ししたことがあった。
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