食品の放射線量計測には不適当 測定器5機種をテスト
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食品の放射線量計測には不適当 測定器5機種をテスト - 47NEWS(よんななニュース)
国民生活センターは22日、放射線測定器5機種をテストした結果、微量の放射線量については正確に測定できなかったと発表した。「食品や飲料水などの汚染が暫定基準値以下かどうかを測るためには使用できない」としている。
テスト結果の公表は9月に次いで2度目。前回、正確性に欠けると結論付けた9機種とは別に、インターネットなどで入手できる約2万~6万円の機種を調べた。製造国は中国、日本、ウクライナ製各1種、ロシア製2種。
テストは放射線を照射し、それぞれの機種で測定。毎時0・118マイクロシーベルトの線量では5機種とも誤差が約30~60%あった。 2011/12/22 22:36 【共同通信】
国民生活センターのサイトで発表を読むことができる。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20111222_1.pdf
消費者へのアドバイスとして
今回のテストを実施した比較的安価な放射線測定器でも、食品・飲料水等が暫定規制値以下かどうかの測定はできない。
食品等の汚染検査が必要な場合は専門機器を所持している機関に相談すると良い。機器の取扱方法や特性を理解して測定し、得られた結果は、公表されているデータ等も参考にして総合的に判断すると良い
とある。
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