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2011年11月26日 (土)

「茶のしずく」石鹸 日本アレルギー学会が注意呼びかけ

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「茶のしずく」石鹸 日本アレルギー学会が注意呼びかけ - MSN産経ニュース 2011.11.25 19:51

せっけん製造販売会社「悠香(ゆうか)」(福岡県)が販売した「茶のしずく石鹸」の旧製品で小麦アレルギーの発症者が相次いだ問題で、日本アレルギー学会の特別委員会は25日、「原因に気づかず、重症化する例も多い。少しでも、かゆみなど異常を感じたら専門医を受診してほしい」と注意を呼びかけた。

 症状などを分析するため、12月中にも症例を登録するインターネットサイトを開設する予定。

 特別委では、診断基準を策定し、24日までに222症例を検討。せっけんに含まれる小麦由来成分の「グルパール19S」が、皮膚や粘膜から吸収されて異物と認識され、体内にアレルギーの原因となる抗体がつくられた後、小麦を食べると食物アレルギーを発症すると考えられるという。

 患者のほとんどが、かゆみや呼吸困難などのアナフィラキシー症状を訴えており、特に重症とされる血圧低下に至った例が30~50%あった。ただ、治癒が難しい従来の小麦アレルギーとは違い、せっけんを中止すれば皮膚だけでなく、小麦アレルギーの症状も軽くなる人が多いという。発症後に、だんだんと小麦を食べられるようになった患者もおり、治癒と考えられるケースが3例あった。

 悠香からは、特別委に対し、4日現在で診断書のあるアレルギー発症者が569人あり、1254人から症状を訴える相談や問い合わせが寄せられたとの報告があった。

 特別委委員長で、藤田保健衛生大の松永佳世子教授は「顔より先に、全身にじんましんなどの症状が出る例が多く、せっけんが原因と気づくのが遅れることもある」と指摘。早期の受診を呼びかけた。

 厚生労働省によると、茶のしずく石鹸以外でも、小麦由来成分を含んだシャンプーやせっけんなどでアレルギーが7件報告されている。このうち2件(3製品)が茶のしずく石鹸と同じ小麦由来成分を使用していた。

アレルギー学会のサイトの小麦アレルギーに関する情報センターのページが参考になる。

FAQ(一般の方向け)はこちら

20年ほど前尿管結石を患った際、結石が長く尿管に留まっていたので、X線造影剤を点滴して結石を確認するレントゲン検査を何回も受けたことがあった。
3回目くらいから造影剤にアレルギーを起こし、しずく石鹸と同様にジンマシン、顔が腫れるなどの症状が出た。
エコーでも結石は掴めるがX線の方がはっきりするので、やりたいということで造影剤の副作用を抑える漢方薬を検査前に飲んでおくことにした。
黄連解毒丸、インチンコウ湯などの苦寒剤を通常の倍量服用して臨んだ。
症状はほとんどでなくてすみ無事に結石の排出を確認することができた。

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