みずぼうそうが流行し始めたようです
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リンク: 感染症の流行状況 2011年 第44週 - 埼玉県ホームページ.
水痘(みずぼうそう)の報告数は、前週より大きく増加しました。外出後の手洗い・うがいとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早めに受診してください。
別ページの水痘の解説には、
水痘・帯状疱しんウイルスの感染によって起こる水疱(すいほう)性の発しんがでる病気で、冬~春に流行します。2~3週間の潜伏期間ののち、倦怠感、食欲不振、発熱などの全身症状と共に、発しんが現れます。 個々の発しんは数時間のうちに紅斑、丘しん、水疱となり、やがては痂皮(かさぶた)になって脱落します。からだの中に入ったウイルスは水痘発しんが消えた後も神経節細胞の中に長い間潜んでいて、からだの抵抗力が低下すると帯状疱しんになることがあります。
とあります。
予防は風邪の場合と同じです。
うがい、手洗いの励行と不摂生をして抵抗力を落とさないようにすることになります。
漢方でもきめ細かい対応処方が備わっています。
初期で発熱する場合は、麻黄湯。
初期でかゆみがある場合は、桂麻各半湯
中期の水泡期には、越婢加朮湯
口や目にかゆみがあるときは、桂枝二越婢一湯
口渇がある場合は、五苓散
皮膚にしまりのないタイプには、桂枝加黄耆湯
などと使い分けられます。
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