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2011年9月12日 (月)

デング熱感染リスク郊外が高い…長崎大が証明

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デング熱感染リスク郊外が高い…長崎大が証明 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

長崎大熱帯医学研究所とベトナム国立衛生疫学研究所の共同チームが、東南アジアなどに多いデング熱について、都心部ではなく郊外で感染リスクが高いことを世界で初めて証明した。

 従来の医学界の認識を覆す研究結果で、8月末に米国の電子版雑誌「プロス メディシン」に論文が掲載された。

 蚊がウイルスを媒介するデング熱は、東南アジアやオセアニアなどで年間約5000万人が感染しているが、特効薬やワクチンは開発されていない。日本の海外渡航者で感染するのは年間約250人で、近年増加しているという。

 共同チームは2005年から、ベトナム中南部の都市ニャチャンとニンホア郡で約7万5000世帯、約35万人の生活環境や病気を調査。3年半で約3000人がデング熱で病院を受診した。

 人口密度別で感染割合を調べたところ、半径100メートル以内に101~200人が暮らす地域が最も高く、1000人あたりの感染者は3・2人。他の地域では、人口密度が高くなったり、低くなったりするほど感染者が少なかった。この結果、感染リスクが最も高い人口密度が当てはまる地域は、ニャチャン中心部から約50キロ離れた郊外の田園地帯と判明した。

 また、水道の整備状況と感染者の関連を分析すると、整備済みの地域は2・1人だったが、井戸水の使用地域は3・1人と多かった。水道がない地域では水がめを用い、蚊が発生しやすい環境にあるという。

 こうした調査結果を基に、共同チームは、デング熱の感染リスクが最も高い地域は、比較的人口密度が低く、水道設備が整っていない郊外と結論づけた。

 長崎大熱帯医学研究所の鈴木基助教は「感染の危険性が高い地域の特徴が明らかになったことで、保健政策予算に限りのある発展途上国で効果的な予防策を講じることができる」と話している。(寺垣はるか)

(2011年9月10日 読売新聞)

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デングウイルスには1型から4型まであるので、これらすべてに対して防御可能な免疫を誘導する必要があるというのがデング熱ワクチンの非常に難しいところで、もしワクチン接種者においてすべての型に対して同じようなレベルに抗体が上昇しない場合、ワクチン接種によりデング出血熱が多発する可能性が高くなる。しかも、東南アジアとか南アジアなど発展途上国で普及させるためには安価でなければならない。デング熱ワクチンは、現在主として生ワクチンが開発中である。現在、臨床試験段階のものもあるが、小児を対象とする臨床試験の段階にはない。近い将来第3相試験において有効性が検討されるであろうが、「それをどの国で行なうのか」、その評価を「デング出血熱患者の減少で調べるのか」などの問題点が残されている。また、デングワクチンを接種された人たちにおいて将来デング出血熱の発生が増加しないことを確認する必要もある。
 一方、媒介蚊対策もその効果は一時的であり、現状では個人レベルで蚊に刺されないようにすることも重要である。ネッタイシマカは昼間に吸血する。午前中は夜明けから数時間、午後は日没前数時間に最も活発になる。この傾向はヒトスジシマカも同様である。ネッタイシマカの場合は、室内で活動することも多く、この場合一日中活動する。シンガポールでの徹底した媒介蚊対策にもかかわらず、ネッタイシマカの根絶には成功しておらず、媒介蚊対策や個人レベルでの蚊対策にも限界がある。早期のワクチン実用化が望まれるところである。

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