HIV発症が早期化…ウイルス変異大規模調査へ
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HIV発症が早期化…ウイルス変異大規模調査へ : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
エイズの原因となるヒト免疫不全ウイルス(HIV)が変異することで、感染後短期間で発症するケースが増えていることが、国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センターの岡慎一センター長らの調査でわかった。
HIV感染後でも、治療薬で発症を大幅に遅らせることができるようになっているが、短期で発症するケースが増えると、こうした治療は難しくなる。
岡センター長らは、日韓のエイズ拠点病院などで、発症の経緯やウイルス変異の大規模調査を計画。8日夕、国際医療研究センターの倫理委員会の協議を経て正式決定される見通しだ。2011年度に日本国内の数施設、12年度は韓国も加えた10施設以上で調査する計画で、2000症例以上を集めることを目指す。
岡センター長らは、1988年までに感染した42人と、97~2007年に感染が確認された82人について、免疫力が落ち、治療が必要になる目安となる特定の白血球数を比較。88年までの感染者では感染後3~5年たった段階で、要治療レベルに達していない人が5割いたが、97年以降の感染者では感染から半年で5割が、3年間で9割近くが治療が必要な水準だった。
白血球はHIVの働きを抑える働きを持つ。HIVは近年、日本人に多い白血球の型では防ぎにくいタイプが増えていることが分かっており、病状の進行を早めている可能性がある。
(2011年9月8日 読売新聞)
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