放射性物質 樹木で分布に違い
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放射性物質 樹木で分布に違い NHKニュース 9月14日 5時51分
原発事故によって放出された放射性物質は、広葉樹林では地表面付近に、杉林では樹木の上の部分に多く分布していることが分かり、調査を行った文部科学省は、除染を効果的に行うための参考になるとしています。
調査は、原発事故で放出された放射性物質が地表や森林などの環境中をどのように移動するかを調べるため、文部科学省と筑波大学の研究グループが、福島県川俣町の山木屋地区で6月から行っています。このうち、森林についての調査結果がまとまり、広葉樹林では、地表面の放射線の値が最も高かったのに対して、杉林では、木の先端に近いほど放射線の値が高いことが分かりました。文部科学省は、広葉樹林では事故当時、木の葉が育っていなかったため、放射性セシウムが葉に蓄積されず地表に落下したとする一方、杉林では木の先端に放射性セシウムが付きやすかったとしています。筑波大学の恩田裕一教授は、森林で効果的な除染を行うには、広葉樹の場合、地表の落ち葉を除去する方法が、杉林の場合は、木の葉を除去する方法がそれぞれ効果的だとして、「雨で流された放射性物質の地下水などへの影響も調査し、具体的な除染方法の検討に生かしたい」と話しています。
放射性物質の効率の良い適切な除染は今からの緊急かつ重要な課題。
その参考になる調査。
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