豚インフル 米で新種に子ども2人感染 監視強化呼び掛け
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豚インフル:米で新種に子ども2人感染 監視強化呼び掛け - 毎日jp(毎日新聞)
米疾病対策センター(CDC)は2日、米国内の子ども2人が新種の豚インフルエンザウイルスに感染したと発表した。
2人の健康状態は既に回復しており、今のところ感染の広がりはない。ウイルスは09年に発生し、世界的に流行したH1N1型インフルエンザの遺伝的特徴を持っており、同センターは感染拡大を防ぐために監視強化を呼び掛けている。
CDCによると、感染したのはインディアナ州の5歳未満の男児とペンシルベニア州の5歳未満の女児。男児は7月に発症、豚との接触歴はないが、男児の世話をしていたケアワーカーが男児の発症前に豚に接触していた。また、女児は8月に発症、農産品市場で豚と接触したとみられる。
ウイルスを調べた結果、H3N2型の豚インフルエンザであることが判明した。ただ、8本ある遺伝子のうちの1本が、09年に世界的に大流行したH1N1型由来の遺伝子に入れ替わっており、豚の体内などで交雑して新たなウイルスができた可能性がある。
これまでの調査結果では、ウイルスが人から人に容易に感染する能力を持つ証拠は見つかっていないが、AP通信は、ウイルスがH1N1由来の遺伝子を持ったことで、人から人へ感染しやすくなる恐れがあることを指摘する研究者のコメントを紹介している。(ワシントン共同) 毎日新聞 2011年9月3日 10時17分(最終更新 9月3日 12時22分)
前回大騒ぎになったのは2年前の2009年4月頃にメキシコで発生したとされる豚インフルだった。
今回も要注意か。
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