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2011年8月19日 (金)

手足口病が大流行 大半は自然治癒、手洗いで予防

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手足口病が大流行 大半は自然治癒、手洗いで予防+(1/3ページ) - MSN産経ニュース 2011.8.19 07:26

 手足や口の中に発疹ができる急性ウイルス性感染症「手足口病(てあしくちびょう)」が大流行している。毎年夏、主に子供の間で発生する病気だが、今年は患者数が昨年同時期の3倍近くに増加。国立感染症研究所感染症情報センター(東京都新宿区)の岡部信彦センター長は「自然に治ることがほとんどなので基本的には心配しなくてもいいが、発疹や発熱などの症状があるときは注意深く様子を見てほしい」と呼びかけている。(豊田真由美)

 ◆昨年の2・8倍

 手足口病は4歳くらいまでの子供がかかりやすい。せき・くしゃみなどで唾液が飛散したり、おむつ替えなどでウイルスが潜んだ大便に触れたりすると感染する。潜伏期間は3~4日程度が多く、手足や口腔(こうくう)粘膜の発疹が主な症状。通常は数日で自然に治るので、慌てずに対処したい。発症初期に発熱することもあるが、通常は解熱剤などを投与する必要はない。

手足口病の主な原因は「コクサッキーA16」「エンテロウイルス71」といったウイルスだが、今年は「コクサッキーA6」が多く検出されているという。発疹が例年の発症例より大きく、広範囲に及ぶのが今年の症状の特徴だ。手洗いを徹底して予防したい。

 同センターの動向調査によると、全国の医療機関約3千カ所からの報告を基にした1医療機関当たりの患者数は、第19週(5月9~15日)から増加し続け、第28週(7月11~17日)には昭和52年の調査開始以来最多となる10・97人に達した。その後、第29週(同月18~24日)は8・89人、第30週(同月25~31日)は8・19人と2週連続で減少した。それでも昨年同期の約2・5~2・8倍だ。

 第30週の1医療機関当たりの患者数を都道府県別でみると、大分県15・47人▽福岡県15・35人▽滋賀県15・16人▽佐賀県14・91人-と、西日本を中心に感染が拡大している。しかし、岩手県で13・58人、東京都で11・05人など、東日本でも患者数が増えてきた。

 ◆口の中の発疹に注意

 手足口病は感染してもほとんどは自然に治るため、あまり神経質になる必要はない。ただ、まれに症状が急に悪化したり合併症になったりするケースもあり、油断は禁物だ。発疹をかきむしってとびひになることもある。

 岡部センター長は「顔色や機嫌が悪い・吐き気・尿が出ないなどの症状が見られたら、医療機関で受診してほしい。髄膜炎や脱水症状を起こしている可能性があります」と話す。

 特に注意したいのは、口の中の発疹に刺激を感じることから、水分補給が不十分になり熱中症を引き起こすことだ。子供が食事をしづらそうにしていたら、薄味の食べ物を取り入れて食べやすくしたり、薄いお茶やスポーツドリンクを飲ませるなどして対応するといい。

 また、発疹などの症状が消えた後の3~4週間は、大便にウイルスが含まれることがある。トイレの後はしっかりと手洗いをさせ、感染の拡大を防ごう。

関連過去記事

手足口病 流行 警報レベル超す 11/07/09

中国:手足口病で児童ら18人死亡 4万人超が感染 09/03/30

漢方では、このような症状のときは、発表剤で対処することが多く、

初期には、麻黄湯。
カユミが強いときは、桂麻各半湯。
中期以後には、越婢加朮湯
などの処方が使われることが多い。

水毒症状が加わっているときは、五苓散や桂枝加黄耆湯。

表熱ある場合は、十味敗毒湯なども使う。

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