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2011年7月 5日 (火)

ごぼうの種ですい臓がん治療

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ごぼうの種ですい臓がん治療 NHKニュース 7月5日 5時19分

漢方薬として使われてきたごぼうの種の成分が、すい臓がんの治療に役立つ可能性があることが富山大学などのマウスを使った実験で分かり、治療薬の開発を目指して臨床試験が始まりました。

この研究は、富山大学の和漢医薬学総合研究所と、国立がん研究センター、それに富山県高岡市の製薬会社が、共同で取り組んでいるものです。研究グループは、自覚症状がほとんどなく、手遅れになることが多いすい臓がんの治療に漢方薬を利用できないか調べるため、500種類以上の漢方薬の成分を試験管の中のすい臓がんの細胞に直接、投与したところ、解熱剤として使われてきたごぼうの種に含まれるアルクチゲニンという成分にがん細胞を小さくする効果があることが分かりました。また、すい臓がんを発症させたマウスにアルクチゲニンを口から与えたところ、およそ1か月後には投与しなかったマウスに比べてがん細胞の成長が3分の1ほどに抑えられたほか、アルクチゲニンを与えたマウスでは与えないマウスの倍の100日程度生きていたケースもあったということです。実験結果を受けて研究グループは、先月下旬から、すい臓がんの患者に顆粒状にしたアルクチゲニンを服用してもらう臨床試験を始めており、安全性や有効性を確認できればすい臓がんの治療薬として開発を進めることにしています。富山大学和漢医薬学総合研究所の門田重利教授は「ヒトに対しても治療効果があることを証明し、すい臓がん患者を助けられるよう新しい薬を作りたい」と話しています。

関連ニュースを前回取り上げたのは1年2ヶ月前だった。

ゴボウの種子 膵臓がん抑制作用 10/04/27

牛蒡子(ごぼうし)は、薬味薬性が辛・寒 あるいは苦・平の血剤と規定される。

風熱を散じ熱毒を解す作用がある。

解熱、解毒、消炎、去痰作用があるので、感冒、咳嗽、麻疹、風疹、諸腫などに用いられる。

有名処方では、銀翹散(ぎんぎょうさん)という感冒薬に配合されている。

乳腺炎にも応用される。

新薬開発を進めるのには時間がかかる。

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