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2011年6月24日 (金)

筋肉が動かなくなる難病ALS、新薬治験開始へ 東北大

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asahi.com(朝日新聞社):筋肉が動かなくなる難病ALS、新薬治験開始へ 東北大 - アピタル(医療・健康) 2011年6月22日

 全身の筋肉が次第に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)の新しい薬の臨床試験(治験)を東北大が近く始める。まずは薬の安全性を確認する段階から始めるが、難病の進行を遅らせることが期待できるという。

 ALSは、運動ニューロンという神経細胞が次第に死滅して筋肉が動かなくなり、最後は呼吸もできなくなる。発症した米大リーグ名選手の名前からルー・ゲーリッグ病とも呼ばれ、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が発症したことでも知られる。原因はよくわかっていない。

 研究を進めてきたのは、青木正志教授(神経内科)らのグループ。1993年、SOD1という遺伝子がALSの発症にかかわっていることを発見。2001年にSOD1を操作し、人工的にALSにしたラットの開発に成功した。

 そのラットに、大阪大のグループが見つけたHGF(肝細胞増殖因子)というたんぱく質を投与すると、運動ニューロンを保護し、ALSの進行を遅らせることができた。発症後の生存期間は1.6倍に延びた。

 さらに、慶応大の岡野栄之教授らとサルの仲間のコモンマーモセットやカニクイザルでHGFの安全性を確認。実際の患者にHGFを投与し、安全性や効果を確かめる治験を始めるところまでこぎ着けた。

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