被曝リスクでデマ拡散
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ゲンダイネット 2011年3月18日 掲載
被曝リスクでデマ拡散 放射線測定器場か売れ
〈放射能対策 ヨウ素を多く含む食品 サバ・カツオ1切れ100グラム、イワシ中2匹96グラム、ブリ1切れ80グラム、塩サケ1切れ60グラム……〉
被曝リスクが高まり、不安が募る一方だ。案の定、怪しげな放射能対策がネット上で出回った。ほかにもイソジンを3滴飲めばいいとか、内容はメチャクチャなのだが、こう事細かく書かれると信憑(しんぴょう)性が増すだけにタチが悪い。〈子供たちは昆布を多く食べました〉なんてあおるバカもいる。関連株の上昇を狙う手合いの仕業かと疑いたくなる。
どのデマも「安定ヨウ素剤」に引っ掛けているので、瞬く間に広がる。放射性物質を吸い込んで体の中から被曝するのを抑える内服薬だ。市販されておらず、自治体が必要に応じて配布するのを待つしかない。だからこそ“民間療法”に走りたくなるが、放射線医学総合研究所が注意喚起している通り、ネット情報はウソの山。うがい薬には、飲むと有害な成分も含まれているからかえって危険だし、食品は消化に時間がかかるので効果は不明だ。
放射線測定器「ガイガーカウンター」にいたっては、売れ切れ続出。ヤフオクでは、2000円スタートの新品が30倍強の6万9000円にまで吊り上がった。数値を知ったところで手の打ちようがないのだが、政府と東京電力がマトモな情報公開をしないから、動揺が収まらなかったのだ。
早く原発が沈静化して異常な騒動は静まってほしい
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