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2010年12月 6日 (月)

新型インフル重症例、「季節性」の抗体原因

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リンク: 新型インフル重症例、「季節性」の抗体原因 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞).

 昨年世界的に流行した新型インフルエンザでは免疫力の強い青壮年層にも重症例や死亡例が出たが、もともと体内に持っていた季節性インフルエンザの抗体による異常な免疫反応が原因であることが、米バンダービルト大学などの研究で明らかになった。

 新型ウイルスによる重症例の効果的治療法の開発につながると期待される。6日、科学誌ネイチャー・メディシン電子版で発表する。

 研究チームは、新型で入院した17~57歳の54人の血液や肺の組織などを詳しく調べた。その結果、過去に季節性に感染した際にできた抗体は、新型ウイルスとも反応することを確認。この抗体は新型ウイルスの感染を防ぐ力はないが、異常な免疫反応を起こし、肺や腎臓にウイルスたんぱく質などを蓄積する結果、重症化することを解明した。

 この現象は季節性ウイルスの感染では起きないが、1957年に発生した「アジアかぜ」で死亡した中年患者の肺で同じ症状が確認され、新型に特有の現象とみられるという。

(2010年12月6日 読売新聞)

日本で新型インフルの死亡者が少なかった事とこの事とはどう結びつくのだろうか。

ワクチンの効果が出たからだという説は聞いていたが。

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