ボタンイボタケに高抗がん作用物質
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リンク: デーリー東北:主なニュース:ボタンイボタケに高抗がん作用物質(2010/12/24).
松林などに自生し、青森県内でも採取できるボタンイボタケというキノコに、高い抗がん作用のある物質が含まれていることを、県立保健大栄養学科の乗鞍敏夫助教と松江一教授らの研究グループが突き止め、23日までに特許を出願した。乗鞍助教は「研究で地域資源を開発し、地元に還元できれば」と話している。
ボタンイボタケは花状のキノコで、ほぼ全国に分布する。中国では食用とされるが、日本ではあまり食べられていないという。
乗鞍助教は、県産業技術センター(黒石市)との共同研究で、ボタンイボタケのアルコール抽出物から「バイアリニンA」と「テレファンチンO」という物質を発見。この二つの物質が、人間の肝がん細胞と大腸がん細胞の増殖を抑制することを突き止めた。
正常な細胞には毒性を示さないことから、薬などへの応用が期待されるが、そのまま食べて効果があるかどうかは、まだ分かっていないという。
乗鞍助教は今後、学会発表に向けて論文作成を進めるとともに、県産のほかのキノコについても研究する考えを示している。
【写真説明】
抗がん物質を含むことが分かったボタンイボタケ=青森県立保健大提供
「愛媛の森ときのこ」のサイトに写真とプロフィールの解説がある。
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