島根県、2万1千羽の殺処分完了 鳥インフル感染の養鶏場
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島根県安来市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が判明した問題で、島根県は2日朝、養鶏場で飼育する全羽の殺処分を完了し、焼却作業を始めた。処分された鶏は約2万1500羽。
死んだ鶏はH5型ウイルスの感染が分かっており、動物衛生研究所(茨城県つくば市)は、ウイルスの型の特定を進め、強毒性かどうか確認している。
2日は農林水産省の疫学調査チームにさらに数人が加わり、感染ルートの特定に向けた調査を実施。鶏舎では網目が広がるなど不備が見つかった防鳥ネットなどを重点的に調べ、野鳥などが内部に侵入した痕跡がないかを調べる。
焼却作業は当面、移動式焼却炉2台で実施。完了後は鶏舎の消毒作業に移り、今週末から週明けにかけて養鶏場の防疫措置を完了させる予定。
農水省によると、防疫措置が完了してから少なくとも3週間は半径10キロ圏内の養鶏場で定期的に鶏を検査。異常が見つからなかった場合、鶏の移動制限が解除される。2010/12/02 10:56 【共同通信】
食品安全委員会が「重要なお知らせ」としてサイトに発表している。
11月29日島根県の農場の採卵鶏に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたとの発表が、農林水産省からありました。
鶏卵・鶏肉の安全性について、食品安全委員会では、我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、高病原性鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないとの考え方を示しています。
(鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方[PDF]、平成19年10月4日更新)
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