大阪の病院で多剤耐性菌検出 海外で手術受け帰国の男性
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全国あちこちで検出のニュースが続く。
リンク: asahi.com(朝日新聞社):大阪の病院で多剤耐性菌検出 海外で手術受け帰国の男性 - アピタル(医療・健康).2010年11月18日
厚生労働省は18日、多くの抗生剤が効かなくなる「KPC」と呼ばれる酵素をもつ新型の多剤耐性の肺炎桿(かん)菌が、大阪府内の病院で検出されたと発表した。国内での報告は2例目。
厚労省によると、松下記念病院(守口市)にけがの治療で入院していた40歳代の男性患者から11月に採取した腹部の体液や尿から検出された。男性患者は、海外で入院、手術を受けた後に帰国し、この病院で治療を受けていた。感染による症状は出ておらず、他の入院患者からは検出されていないという。
厚労省のこれまでの調査では、全国の医療機関から計82検体が送られ、NDM1型が1例、IMP1型が43例あったという。
こちらは東京のニュース。
リンク: asahi.com(朝日新聞社):日本医大病院で多剤耐性アシネトバクター 新規入院制限 - アピタル(医療・健康).2010年11月18日
日本医大病院(東京都文京区)の高度救命救急センターで、入院患者14人から多剤耐性アシネトバクターの菌が検出されていたことが18日、分かった。うち1人が入院中に死亡したが、同病院は「別の病気によるもので、菌との関係はない」としている。
菌をもっていた患者12人が現在も入院していることから、感染防止のため、救急センターでの新規の入院患者の受け入れを一時的に制限する。
同病院の感染制御室によると、10月下旬から菌の検出が増え、今月に入り10人以上になったため、16日に都や文京保健所に報告したという。院内感染とみられ、感染経路について調査している。
今回検出された耐性菌は一部の抗菌剤については、効果が確認されるという。
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