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2010年11月 6日 (土)

回帰熱 奈良の女子大生が感染

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リンク: 「回帰熱」奈良の女子大生が感染 - MSN産経ニュース .2010.11.6 11:35

 奈良市は6日、県内在住の女子大学生(20)が回帰熱に感染したと発表した。回帰熱はダニなどによって媒介される感染症で、市によると、国内での感染報告はまれという。女子大学生は市内の病院に入院し投薬治療を受けており、健康状態は良好という。

 市によると、女子大学生は9月1~8日、ボランティアとしてウズベキスタンに滞在。帰国後に発熱し市内の病院で回帰熱と診断された。回帰熱はダニやシラミなどに付着する病原体ボレリア」が原因で、38~39度の高熱を繰り返す。人から人への感染はないという。

回帰熱に関しては、国立感染症研究所のサイトに解説がある。

感染症の話 「回帰熱」
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_41/k02_41.html

回帰熱(relapsing fever)は、齧歯類小動物、鳥類等を保菌動物とし、野生のダニ(オルニソドロス属ダニ)やシラミによって媒介される細菌(スピロヘータ)感染症である。アメリカ大陸、アフリカ、中東、欧州の一部で患者の発生が報告されている。本邦では、少なくともここ数十年、患者は報告されていない。

菌血症による発熱期、および感染は持続しているものの菌血症を起こしていない状態(無熱期)を数回繰り返す、いわゆる回帰熱が臨床上の特徴である。致死率は、治療を行わない場合、病原体の種類や健康状態等によっても異なるが、数~30%といわれている。

などとある。

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