RSウイルス 風邪と侮ると危険な重症化の恐れ 乳幼児は注意
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風邪と侮ると…危険なRSウイルス 重症化の恐れ 乳幼児は注意 - MSN産経ニュース
乳幼児を中心に注意したいウイルスとしてインフルエンザなどがよく知られるが、小児科医の間では「RSウイルス(呼吸器合胞体ウイルス)」が恐れられているという。専門家は「重症化しやすく死に至ることもあるのに、一般の認知度が低い」と指摘する。
RSウイルスは、風邪の原因となるウイルスの一種。「2歳までにほぼ100%感染するが、必ずしも発熱しないので要注意。呼吸がゼーゼーしているのに『熱がないから』と保育園に預けると、本人の危険はもちろん、園で一気に広まってしまう」。こう警告するのは、倉敷中央病院(岡山県倉敷市)総合周産期母子医療センタ-の渡部晋一主任部長。
潜伏期間は4、5日程度。初期症状はせきや鼻水で、発熱するのは3分の1から半数ほどだ。年齢を問わずに何回でも感染し、悪化すると肺炎などにつながる。重症化しやすい人として渡部部長は、生後6カ月以内の子供▽36週未満の早産児▽心疾患のある子供▽高齢者▽慢性肺疾患や免疫不全、神経系の病気のある人-を挙げる。ほかの子供からうつる可能性があることから、託児や通園が影響するという。
感染力が強く、くしゃみやせきによる飛沫(ひまつ)感染に加え、接触感染のリスクも高い。「例えば、感染者の鼻汁が何かに付着すると、4、5時間はそのウイルスが生きており、他人がそこに触れて感染が広がる」(渡部部長)
特効薬や特定の治療法はなく、症状の緩和を図るしかない。渡部部長は「RSウイルスに限らないが、(子供の)機嫌、食欲、睡眠の3つのどれかに問題があれば、何かの重症化を疑うべきだ」と話している。
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