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2010年9月14日 (火)

繰り返す菌の“進化”衛生管理で予防を 多剤耐性菌Q&A

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リンク: 繰り返す菌の“進化”衛生管理で予防を 多剤耐性菌Q&A - MSN産経ニュース. 2010.9.11 21:13

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 帝京大病院(東京都板橋区)での院内感染の発覚を契機に、アシネトバクターや緑(りょく)膿(のう)菌、新型の大腸菌や肺炎桿(かん)菌など、ほとんどの抗菌薬が効かない多剤耐性菌の広がりが問題になっている。耐性菌はなぜ出現し、どう予防したらいいのか。

 Q 耐性菌はなぜ出現するのか

 A やみくもに抗菌薬を使ったりするなかで、抗菌薬に耐性を持った菌が生き残って広がっていったと考えられている。ある細菌が耐性をつけると、その性質に効く薬が開発されてきた。しかし、細菌がさらに耐性をつけるという、イタチごっこが続いている。

 Q 多剤耐性アシネトバクター(MRAB)は、いつごろから広がったのか

 A 2000年ごろから欧米で広がり始め、国内では一昨年から今年にかけて福岡大病院や愛知医科大病院などで確認された。韓国や米国など海外から持ち込まれたケースがほとんどだが、帝京大病院のケースは海外との関係が不明だ。

 Q 多剤耐性緑膿菌によるとみられる死亡例も出た

 A 緑膿菌は土や水中にいる一般的な菌。それが抗菌薬に対する耐性を持った。医療器具や水回りを介して感染する。健康な人には無害だが、免疫力が低下した人が感染すると重症化することもあり、院内感染の原因になってきた。

 Q 独協医科大病院では新型の耐性菌が見つかったというが?

 A 抗菌薬を分解するNDM1という遺伝子を持った、新型の耐性大腸菌だ。2009年に初めて確認された。インドやパキスタンの医療機関から欧米に広がり、ベルギーでは死者も確認されている。

 Q 新型の大腸菌は危険なのか

 A MRABや多剤耐性緑膿菌と異なり、これらの菌は健康な人でも膀(ぼう)胱(こう)炎を起こしたり、まれに血液に入って菌が全身の血液をめぐる敗血症を起こすことがある。大腸菌と同じように人間の腸内にいて、毒性が強い赤痢菌などがNDM1遺伝子を獲得した場合には深刻な被害が懸念される。

 Q 九州大病院ではKPCという遺伝子を持った耐性肺炎桿菌が見つかった

 A KPCはNDM1と同じように抗菌薬を分解する遺伝子。欧米で広がっており、国際的に動向が注目されている。

Q 耐性菌の予防方法は?

 細菌は主に接触することで感染する。院内感染を防ぐには、手洗いの励行や湿った場所の衛生管理、トイレや汚物室の消毒、さらに人工呼吸器や点滴の消毒などの対策が極めて重要だ。

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カテゴリー アシネトバクター

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