ご用心、気づきにくい心筋梗塞―治療まで平均3.9時間
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リンク: asahi.com(朝日新聞社):ご用心、気づきにくい心筋梗塞―治療まで平均3.9時間 - アピタル(医療・健康). 2010年8月7日15時0分
心筋梗塞(こうそく)を発症しても治療までに平均3.9時間かかっていることが、厚生労働省研究班の調査で分かった。治療が遅れるほど、入院期間は長く、死亡率も高くなる傾向があった。心筋梗塞は上半身の不快感や軽い痛みから始まるため、大事と気づかない人が多いようだ。専門家は「心臓は重症化しやすい。これまで感じたことのない症状があれば、迷わず119番を」と呼びかける。
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の野々木宏心臓血管内科部門長らが2002~03年にセンターに運ばれた心筋梗塞の患者321人を分析した。センターに直接来た患者159人の治療までの平均時間は3.9時間だった。このうち救急車以外で来た40人は平均で7.5時間。かかりつけ医など専門でない医療機関を経由した162人は平均12.4時間だった。
研究班は「はじめの症状で心筋梗塞か分からず、病院に行くか判断が遅れるのが一因」という。家族に電話で相談できるまで家にいたり、「ただの消化不良」と考えてバスや電車で病院に行ったりする患者も少なくない。
研究班が全国の約1200人を対象に、上半身に強い不快感を感じた場合にどうするか尋ねたところ、すぐ119番通報すると答えたのは休日・夜間なら28%、平日の日中なら12%にとどまった。
早く治療するほど効果的で、心肺蘇生に関する米心臓協会の指針は2時間以内の治療を勧告している。
総務省消防庁によると、08年に救急車で病院に運ばれた人は全国で283万人。重症の26万人のうち、心臓の病気で運ばれた人は19.5%だ。
東京や大阪市など一部地域では、救急車を呼ぶかどうか迷った時、24時間態勢で相談に応じる電話「♯7119」も利用できる。(杉本崇)
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こんなもしもの時の為に用意しておくとよいのが、2009年6月9日「脳卒中の歌」で紹介した麝香牛黄製剤。
こういう緊急事態の為にあるのが、動物生薬の麝香(ジャコウ)と牛黄(ゴオウ)が主役の製剤。
麝香牛黄製剤と呼ばれる漢方の救急薬類。
正倉院に収められていて、漢方薬が日本に伝わった奈良時代から現代まで役立ってきた貴重なくすり。
六神丸や救心が有名。
健康保険には適用されていない。
とても効果が高いので、愛用者が多く、数多くのメーカーが何百年も前から、現代医学の現在までつくり続けている。
感応丸、敬震丹、ういらう など家伝薬として継承されてきた伝統薬がこれ。
それぞれ処方構成が微妙に違い、特徴がある。
漢方薬局にはどこも得意の製品を常備している。漢方の救急薬を家庭に常備しておき、救急車を呼ぶと同時に、常用量の2~3倍の量を服用させて救急車の到着を待つ。
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