カンピロバクター食中毒 生肉抵抗感薄れ急増
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リンク: カンピロバクター食中毒 生肉抵抗感薄れ急増 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース. 2010年8月15日
牛刺し、レバ刺し、ヤギ刺し、馬刺しなどの生肉料理や加熱不足の肉を食べたことによるカンピロバクター食中毒が今年に入って多発している。県内では2000年から09年まで年間発生件数が0~6件だったのが、今年は14日現在、すでに10件の発生が報告されている。県薬務衛生課は「生肉を食べることに対する抵抗感がなくなってきているのではないか」と食生活の変化があると推測。「どんなに新鮮でも生肉には高率で菌が付着している。カンピロバクターは熱に弱いので、十分に加熱して食べて」と呼び掛けている。
カンピロバクター食中毒の主な症状は下痢や腹痛、発熱。潜伏期間は2~7日。最近の研究では筋肉を動かす運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」を引き起こす可能性があることも明らかになっており、軽視は禁物だ。
全国的にはカンピロバクターによる食中毒が最も多い。カンピロバクターは健康な状態でもあらゆる家畜が保菌しており、現在の食肉処理技術でこれらの菌を100%除去するのは難しい。県内では、生肉を食べる習慣が少なかったこともあり、カンピロバクター食中毒の報告数は少なかった。県は食生活の変化を指摘するとともに「抵抗力の弱い子どもは食中毒症状が重症化しやすく、後遺症が出ることもあるため、特に子どもに生肉を食べさせないように」と注意を促している。
県は調理の際の注意点として(1)食肉に触れたまな板、包丁、ふきんは使用後、よく洗い、熱湯や台所用漂白剤で消毒する(2)焼き肉などの時は生肉を取り扱う専用の菜ばしやトングを用意し、食事に使うはしと区別する(3)まな板、包丁はできるだけ食肉専用の物を使う(4)食肉を取り扱った後はよく手を洗う―などを呼び掛けている。
(玉城江梨子)
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