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2010年6月21日 (月)

薬の販売手順、守らぬ店舗が約半数 厚労省が調査

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。漢方・健康情報を主体に書いて行きます。
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リンク: asahi.com(朝日新聞社):薬事法の販売手順、守らぬ店舗が約半数 厚労省が調査 - アピタル(医療・健康). 2010年6月18日19時28分

 一般医薬品(大衆薬)のうち、副作用のリスクが高い第1類医薬品を販売する際、薬の詳細な説明など薬事法に定められた手順を守っていない店舗が約半数に上ることが18日、厚生労働省の調査でわかった。昨年の改正薬事法の施行で新たな販売方法が定められたが、同省は「まだ制度が十分定着していない」として、都道府県に店舗を指導するよう求めた。

 今年1~3月上旬、委託を受けた民間調査会社の調査員が一般客を装い、全国3991の薬局・薬店を訪ねて調査した。

 胃腸薬や発毛剤などの第1類を扱う1949の薬局・薬店のうち、「購入前に文書を用いて詳細な説明があった」のは50.5%、「購入前に文書を渡されたが詳細な説明はなかった」が7.1%、「口頭のみでの説明だった」は22.5%、「説明自体なかった」も19.8%に上った。

 同法はリスクの低いうがい薬や目薬などの第3類医薬品のみ郵送販売を認めている。だが、インターネットの検索サイトで「通信販売」「医薬品」で検索した10件のうち、6件で第1類、第2類医薬品が購入できたという。

説明不足というのはどのようなものだったのか知りたい。

記事にあるような説明不足でどんな薬害が発生したのか、そしてそれは説明していたら防げたものなのか、検証してみてほしい。

普通の薬局では、症状を聞き、それに適する薬として第1類医薬品を選定することになった場合は、重要な使用上の注意や起こるべき副作用を話さないわけがない。

薬局・薬店には、商品名を指定する人結構多い。
継続的に服んでいるくすりを買いに来ている人に多い。
その場合、説明は無用で迷惑に思う人が多いのが現実。
そういう人は説明不足のために問題が起こることは考えにくい。
どんな低リスクの薬でも、過敏症的な人にとってはリスクはゼロではない。
説明があってもなくても、リスクは変わらない。

今回のおとり捜査(?)は薬を指名しているから高い数字になっている。
相談していれば全然違ってきたはず。

この販売手順を含め、昨年の薬事法改正は、医薬品分類、郵送販売禁止など販売者側のみならず、患者・消費者にとっても利益にならない変な基準が含まれている。

管理する行政の独りよがりで管理の立場の便宜優先は消費者を利さないことに気づいてほしい。

クスリ屋さんはクスリのリスクを売っているのではありません。
クスリの効果を売っているのです。
リスクが現実になれば効果はゼロ以下のマイナスです。
クスリ屋さんはそれを十分承知しています。
クスリ屋さんが切磋琢磨しているのは、最適のクスリを選定する技術の研鑽です。
行政がやるべきことは、その研鑽の後押しで、リスクの形式的説明を押し付けることではないでしょう。
薬物選定技術研鑽の後押しこそが患者、消費者のためになると思うのですが・・・

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