夜おしっこに起きる高齢者、回数多いほど高い死亡率
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リンク: asahi.com(朝日新聞社):夜おしっこに起きる高齢者、回数多いほど高い死亡率 - アピタル(医療・健康). 2010年5月2日4時1分
夜、おしっこに起きる回数が多い高齢者ほど死亡率が高い。そんな調査結果を東北大の研究チームがまとめた。2回以上の人の死亡率は1回以下の人の約2倍で、回数が増えると死亡率も高くなる。チームは死因を詳しく調べていないが、持病が悪化したケースのほか、トイレに起きて転んで骨折し、寝たきりになって死につながった場合が含まれているとみている。
東北大の中川晴夫講師(泌尿器科)らが2003年から5年間、仙台市内のある地域に住む70歳以上の高齢者784人を追跡調査した。
まず、1カ月間の平均的な夜間の排尿回数を聞いたところ、1回以下の人は425人だった。そのうち18人が調査期間中に死亡、2回以上の359人のうち35人が亡くなった。年齢や持病などの影響を考慮して分析したところ、2回以上の人の死亡率は1回以下の人の1.93倍だった。回数別では2回の人は1.59倍、3回2.34倍、4回以上3.60倍だった。
中川さんによると、夜間の排尿回数が増える原因としては心不全や糖尿病、高血圧などが考えられ、そうした病気が死亡につながった可能性がある。夜間の排尿が2回以上の人の中には、死亡の直前に骨折で入院した人が数人いたことから、骨折が原因で寝たきりになり、全身状態が悪化して死亡に至ったケースもあったとみている。
夜間の排尿回数が多いと骨折の危険が高まることは一部の専門家の間で知られている。夜間の排尿回数が多いと死亡率が上がることはスウェーデンの研究でも示されているという。
中川さんは「夜間の排尿回数が多い人はかかりつけ医に相談してほしい」と話す。(野瀬輝彦)
夜間尿が起こるのは腎が虚している症状。
腎は、作強の官 とよばれ、精(生命活動を維持するための栄養素)を貯蔵しそれを全身に廻らす働きをしている。
腎は左右に二個あり、右の腎を命門と呼ぶ。
人は、父母からもらった 先天の気(生命エネルギー・腎気)を命門に蓄え、以後は自分の生命活動によって充実させて行く。
腎気は青年期がピークで以後減少して行き、尽きれば死を迎えることになる(天命)。
従って、腎気を充実させ永続させることが長寿につながる。
そのためには、補腎剤を常用することが有効になる。
八味地黄丸が代表処方。
八味地黄丸は、夜間頻尿の特効薬。
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