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2010年4月16日 (金)

アルツハイマー病発症、一端を解明 治療法開発に可能性

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リンク: asahi.com(朝日新聞社):アルツハイマー病発症、一端を解明 治療法開発に可能性 - サイエンス. 2010年4月14日13時22分

 遺伝性でないアルツハイマー病の発症にかかわる異常たんぱく質が脳内で作られる仕組みを解明したと、愛知県豊明市の藤田保健衛生大学総合医科学研究所・前田明教授の研究グループが発表した。異常たんぱく質が作られる仕組みを分子レベルまで明らかにしたのは初めてで、将来の有効な治療法につながる可能性があるという。

 患者の95%以上を占める遺伝性でないアルツハイマー病では、関連する遺伝子に突然変異はないが、遺伝子からたんぱく質の「設計図」が作られる際、必要な情報の一部も誤って取り除かれて、神経細胞死を引き起こす異常なたんぱく質が生み出される。

 前田教授らは、この原因を詳しく解析。試験管に入れた神経細胞を低酸素状態にすると、「悪役たんぱく質」が大量に作られ、正しい設計図を作る過程を妨げて一部の情報が欠落して、結果として発症につながる異常たんぱく質ができあがることがわかった。

 この仕組みが分かったことで、「おとり」のリボ核酸を注入して「悪役たんぱく質」が誤って情報を取り除くのを防ぐことに成功している。今後、治療などに応用できる可能性があるという。

 前田教授は「仕組みを解明したことで、『悪役たんぱく質』の作用を直接抑える原理がわかった。この成果は治療法の開発にとって重要」と将来の応用に期待している。

 前田教授の論文は、5月発刊の米国の分子生物学雑誌「Molecular and Cellular Biology」に掲載される。

悪役たんぱく質とは、βアミロイドのことなのだろうか。

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