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2010年3月20日 (土)

レンギョウの花

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。漢方・健康情報を主体に書いて行きます。
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自転車通勤の途中の公園で、レンギョウが黄色の花をつけています。
あまり元気はありません。

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レンギョウの果実を乾燥したものは、漢方薬連翹です。

連翹は中国原産で、モクセイ科のレンギョウおよびシナレンギョウの成熟果実を乾燥したもの。

排膿消炎剤として腫物、瘰癧(るいれき)、疥癬(かいせん)、にきびなどの皮膚病に煎用します。

連翹を配合した有名処方には、清上防風湯(セイジョウボウフウトウ・にきびのくすり)、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ・鼻炎のくすり)、防風通聖散(ボウフウツウショウサン・漢方のやせぐすり)などがあります。

この辺に生えているレンギョウには果実がつく物はありません。
日本の気候風土では実がなりにくいのとレンギョウは自家受粉ができないというのがその理由のようです。

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