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2010年2月19日 (金)

ノロウイルスが猛威 新型インフルと入れ替わり

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リンク: asahi.com(朝日新聞社):ノロウイルスが猛威 新型インフルエンザと入れ替わり - 医療・健康. 2010年2月18日2時15分

 新型の豚インフルエンザの流行が下火になってきたのと反対に、小学校や保育園、高齢者施設などで、ノロウイルスを中心とする感染性胃腸炎が猛威をふるっている。新型インフルよりも格段に感染力が強く、国立感染症研究所や保健所は、警戒を強めるよう呼びかけている。

 国立感染症研によると、全国3千の医療機関(小児科)で感染性胃腸炎と診断された患者は1月31日までの1週間で1医療機関あたり14.31人。同時期ではここ10年で最も高い。多くがノロウイルスによるという。

 保健所管内で1医療機関あたりの平均患者数が20人を超えると、警報発令レベルとなる。警報レベルを超えた保健所がある自治体は36都府県に上る。集団感染は、小学校や高齢者施設が目立つ。子どもが保育所や小学校に通う家ではトイレなどで感染が家族など大人に広がる例もある。

 例年、ノロウイルスを中心とする感染性胃腸炎は、秋に流行が始まって12月ごろにピークを迎え、その後は減少する。それが今季は、11月にピークに達した新型インフルの波が収まったのを見計らったように上昇を始めた。

 インフル流行中は皆が手洗いやうがいに気をつけていたから食中毒を中心とする感染性胃腸炎が少なかったという見方をする人もいる。ただ裏付けるデータはない。国立感染症研の岡部信彦感染症情報センター長は「強力な感染力で一度にバッと広がる」と警戒を呼びかける。

 東京都世田谷区の区立松原小学校(児童558人)で昨年末、大勢の児童が下痢や吐き気を訴えて小児科医院を受診した。学校側がメールで全校の健康状態を聞いたところ3日間で児童74人、教師2人、給食の調理にかかわった1人が症状を訴えた。保健所の調査で、51人の便からノロウイルスが検出された。

 前日の学校給食が疑われたが、給食サンプルからウイルスや菌は検出されず、ノロウイルスは感染から発症までに24~48時間要するのに対し、飲食後すぐ不調を訴えた児童がいた。このため保健所は、食中毒よりも外部から侵入したウイルスが人を介して感染した可能性が高いとみている。

 同小では春にも集団感染があり、区は秋に対策マニュアルを配ったが学校に危機感は薄かった。小林巧校長は「秋は、新型インフル対策で頭がいっぱいだった」と話す。

 2006年12月に都内のホテルであった集団感染例はウイルスの手ごわさを示した。

 宴会の利用客を中心に約440人が吐き気や下痢を訴え、発症者の便からノロウイルスが検出された。保健所は分析で食中毒と断定できず、外部から持ち込まれた可能性が強いと報告をまとめた。

 調査で、ノロウイルスに感染した1人が、ホテルの3階と25階でじゅうたんに吐いたことがわかった。従業員が洗剤で清掃した。しかし消毒が不十分で換気の悪い場所だったため、じゅうたんの上を歩いた人が乾燥して舞い上がったノロウイルスを口から取り込んだ可能性も指摘された。

 東京都健康安全研究センターの調査では、床上80センチから模擬嘔吐(おうと)物を落としたところ3時間以内に床上160センチで成分が検出された。人が吐いたときにウイルスを含んだ飛沫(ひまつ)が大人の目や口の高さまで届く可能性があるという。

 じゅうたんに付いたウイルスは、1週間から10日程度もその場所に残るという報告や、ウイルスの大きさは細菌より30~100分の1と小さく、掃除機の排気口から出てしまうという推測もある。

 新型インフルの流行で常備されたアルコール消毒液では完全に除去するのは難しいという。汚染された床は次亜塩素酸(塩素系漂白剤)の希釈液(0.1~0.02%)に浸した布などでふき取るのが有効だという。衣服などは85度以上の熱湯で1分つける。(熊井洋美、小幡淳一)

 〈ノロウイルス〉 食中毒の感染源は主に二枚貝。感染した人の吐瀉(としゃ)物や便を介してもうつる。10~100個ほどのウイルスでも発症し下痢や嘔吐(おうと)、頭痛などの症状が出る。治療は対症療法しかないが、水分を十分にとれば数日で治り、後遺症もない。感染しても発症しない場合もあるが、乳幼児や高齢者は脱水症状などを起こして重症化、死亡する例もある。1968年、米オハイオ州ノーウオークの小学校で集団発生した急性胃腸炎患者から検出。02年に国際ウイルス学会で土地の名前にちなんで正式に命名された。

ノロウイルス対策は?

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発症した場合の治療法

現代医学的には有効な抗ウイルス剤はありませんので対症療法しかなく、脱水症状を起こさないよう水分と栄養の補給が中心です。
西洋薬の下痢止めは回復を遅らせることがあるので使わない方が望ましいとされています。
漢方医学的には、嘔吐・下痢は異物を排除するための生体反応と考え、胃腸を温め消化吸収機能を高める作用の処方を患者の体質と状態に合わせて使い分けます。
呉茱茰湯、半夏瀉心湯、人参湯、五苓散、桂枝加芍薬湯などきめ細かい処方がそろっています。
熱があっても発汗剤の葛根湯は禁物です。

ウイルスを体内に入れないためには、丁寧な手洗い、うがいの励行。
もし吐ぶつを処理するときは手袋着用。
消毒・殺菌には塩素系(ハイター類)を使用。

予防の養生としては、自分の腸内環境を良くしておく事が決めてです。
日ごろからお中を冷やすものや水物を少なくすること、薬味を欠かさないこと、ハチミツの常食がポイントです。

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