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2009年12月 9日 (水)

ピロリ菌除菌すると食道がんに

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ピロリ菌除菌すると食道がんになりやすい
胃がん予防に効果ありというが・・・

●除菌で逆流性食道炎から前がん状態のバレット食道に
 胃がんや胃潰瘍ばかりでなく、最近は心筋梗塞や脳卒中の予防にまでも効果があるとされるピロリ菌除菌。ピロリ菌の除菌のため病院に通い、ピロリ菌を抑えるのに効果があるとされるヨーグルトを食べている人も少なくないだろう。
 しかし、除菌でピロリ菌がなくなったから、がんにならないと思ったら大間違い。ヤバい“副作用”があるのだ。
「ピロリ菌には胃酸の分泌を抑える働きがあります。それを除菌することで本来の胃酸の量が分泌され、逆流性食道炎になることが考えられます」
 こう言うのは東京医科大学内視鏡センターの河合隆教授だ。
 逆流性食道炎とは胃から分泌された胃酸が食道に逆流して食道の粘膜に炎症を起こす病気。内視鏡で見ると、びらん・潰瘍がある。前がん状態であるバレット食道になりやすく、これになった人は食道がんになる可能性が高いことが知られている。
「もちろん、除菌で胃酸が増えたからといって、全員が逆流性食道炎になるわけではありません。中には胃の蠕動(ぜんどう)運動が良くなり、胃酸が食道に上がるのでなく下りてきて調子が良くなったケースもあります。ただ、もともと逆流性食道炎になりやすい人が、除菌で胃酸をたくさん分泌するようになれば、発症する可能性はある」(河合教授)
 実際、除菌後10年目の70歳代の男性の胃を調べたところ、逆流性食道炎になっていて、食道からがん細胞が発見されたという。
「日本でピロリ菌除菌が始まって10年足らず。食道炎や食道がんは、いま数は少なくてもこれから増えるでしょう」(関東の内科医)
 そもそも、ピロリ菌を除菌しても、胃がんになる確率がゼロになるわけではない。ピロリ菌に感染して胃がんになる人は、胃がんになる前に慢性萎縮性胃炎という病気になる。この病気はただ胃壁が赤く腫れているのではない。胃壁が破壊され、ピロリ菌を除菌しても治るまでに数十年かかることも。
「にもかかわらず“おれは除菌したからもう大丈夫、胃がんになることはない”なんて思って放っておいて、胃がんになるケースが増えているのです」(河合教授)
 最近は50~60代で除菌した後に、悪性度が高いスキルス胃がんになった例が報告されているという。
「一般にピロリ菌除菌で胃がんになるリスクが3分の1に減るといいますが、あくまで平均。50~60代の人はそこまでリスクが下がりません。ですから、除菌後のフォローが大切なのです。除菌後も定期的に胃の状態を見て対応を考えるべきです」(河合教授)
 除菌後の逆流性食道炎のリスクは、胃酸の分泌を抑える薬を飲めばコントロール可能だ。
 ただし、検査は内視鏡でやること。ある医療機関で除菌をして「レントゲンを撮りましたが異常なし」と言われた人の胃を内視鏡で調べたところ、早期の胃がんが発見されたことがあったという。
 ピロリ菌は除菌後のフォローが大切なのだ。

ピロリ菌の検査は、内視鏡による方法や、呼気を検査する方法がある。

治療方法は、2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬を1週間ほど併用する方法が行われる。

ただし、健康保険が適用になるのは胃潰瘍の診断がなされた場合に限られるので、ピロリ菌が存在しても、胃潰瘍でなければ除菌の費用は全額自己負担になるわけです。

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