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2009年9月17日 (木)

新型、軽くてもタミフル早めに…???

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リンク: 新型、軽くてもタミフル早めに…感染症学会 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

日本感染症学会は15日、新型インフルエンザの感染が疑われた場合には、軽症でも、タミフルなどの治療薬を早期に投与すべきだとする提言をまとめた 世界保健機関(WHO)は、6歳以上の若年者や64歳以下の成人で、かつ軽症の場合、治療薬の投与は不要とする指針を示している。これに対して、今回の提言は「WHOの指針は治療薬の備蓄が少ない国々の事情を踏まえたもの。備蓄が豊富な日本では、感染が少しでも疑われたら、できるかぎり早く治療薬を投与すべきだ」としている。

(2009年9月16日10時40分  読売新聞)

先日のニュースでは

【ワシントン=勝田敏彦】米疾病対策センター(CDC)は8日、新型の豚インフルエンザに関する医療関係者向け新指針を発表した。薬剤耐性を持つ新型ウイルスが見つかっていることを考慮し、発症を抑えるための抗ウイルス薬タミフルやリレンザの予防投与は避けるよう求めた。

 さらに、タミフルやリレンザの投与は、入院が必要なほど症状が悪い人や5歳未満の子ども、65歳以上の高齢者や妊婦らリスクが高い患者には勧められるとした。投与は発症から48時間以内が効果的で、場合によっては新型インフル感染が検査で確定する前でも投与するべきだと指摘した。

    ◇

 日本では国の運用指針で、患者と濃厚に接触して感染が疑われる家族などのうち、発症した場合に重症化するリスクが高い人に対して、タミフルなどの予防投与を医師の判断で行うとしている。リスクが高い人は、重い持病を持つ人や妊婦、幼児、高齢者ら。

とあるように、日本と米国では対応が違う。
米国は耐性菌に気を使う。
日本はあまり気にしない。
認識がかなり違う。
日本は抗ウイルス薬が余るほど備蓄してあるので、耐性菌がはびこる前に早く使いたいのだろうか。

一方でこんな対応もある

リンク: 福井のニュース:社会 ~インフル予防・治療、「食」が要 バランス考え免疫力~ 福井新聞.

 福井県内でも新型インフルエンザの感染が広がっている。現在のところ、重症化し入院するケースは少なく、自宅で療養する人が多いようだ。その場合、食事はどんな点に気を付ければよいのか。また今後、強毒性ウイルスの流行などに備え、食料備蓄はどうするべきか。専門家に聞いた。

 「予防の段階から、食事は、マスク着用や手洗いと同じくらい重要。しっかり食べて体調を整え免疫力を維持できていると、感染しても重症化を防ぐことができる」と、福井大附属病院栄養部栄養管理部門長の北山富士子さんは話す。
 鼻やのどの粘膜を正常に保ったり、白血球の働きを高めるビタミンA、C、Eを含む野菜や果物、豆、きのこ類、海草、ヨーグルトなどは、風邪や季節性インフルエンザと同様、新型にもある程度有効と考えられるという。「でも、これだけ食べていれば万全、という特別な食品はない。炭水化物、タンパク質など一日の食事全体の栄養バランスが大事」
 基本は主食、主菜、副菜がそろった食事。新型インフルエンザ予防をきっかけに、体調管理のための食事、生活習慣を見直してみてはどうだろう。
 ◆脱水症状避けて
 もし感染してしまったら、薬を飲みながら自宅療養することになる。福井赤十字病院副院長で院内感染対策を担当する長谷光雄さんは「新型は3日間程度高熱が続く。発汗や下痢で脱水症状になるのを避けるため、とにかく水分補給を忘れずに」と強調する。特に高齢者や小さな子どもは注意が必要だ。
 口当たりがいいからといって冷えた飲料ばかり飲むと体が冷えて体力を奪われるため、水分は常温の飲み物や温かいスープなどで補おう。
 「発熱は、想像以上に体力を消耗する。バランスのいい食事を基本に、カロリーや、ビタミンなどの栄養素を積極的に摂取する必要がある。治療においても、食事と休養は薬を飲むのと同様に大切」と長谷さんはいう。
 患者だけ特別なメニューにする必要はない。ただ胃腸が弱っている場合は、脂っこいものや辛味など刺激が強いものは避けたほうが無難だ。また感染を避けるため、家族は、患者と食事の時間をずらすなどの工夫も必要となる。
 ◆米を基本に
 冬季にかけ、新型はさらなる感染拡大が懸念されている。また今後は、強毒性ウイルスも想定される。外出がままならなくなった場合を考え、今から少しずつ準備をしておきたい。
 強毒性ウイルスの大流行について、農林水産省のガイドでは約2週間分の食料備蓄を勧めている。
 備蓄は▽半年以上保存ができ、簡単な調理ですぐ食べられるもの▽冷蔵庫がいっぱいになってしまうため室温で保存できるもの▽普段食べ慣れているもの―などを中心に。
 主食について、北山さんは「保存性や価格の安さ、調理の手軽さを考えると、やはり米が基本」と話す。大人1人の1日の必要エネルギーを約2000キロカロリーとすると、米約2・5キロで、2週間に必要なエネルギーの3分の1をまかなえるという。
 体調を崩して調理に手がかけられないときは、レトルト食品や缶詰が重宝する。生鮮食品が不足しがちなので野菜ジュースを活用したり、補助的にサプリメントをそろえておくのもお勧めだ。

自分で出来る対応の方が信頼感があるのでしょう。

タミフル有害論は一部ですがあります。
薬のチェックは命のチェック

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