トランペット(朝鮮朝顔)
ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。漢方・健康情報を主体に書いて行きます。
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マサキ薬局前の歩道に、チョウセンアサガオらしき花が咲いています。
6年前に、トランペットという花ですとプランターで頂いて咲いていたのを歩道のサツキのそばに置いておいたら、タネが地面に落ちて、それから毎年夏に白い花を咲かせています。
チョウセンアサガオは、有吉佐和子の「華岡青洲の妻」で有名な、江戸時代の名医華岡青洲が乳がんの手術時の全身麻酔薬として創製した通仙散の主薬です。
この麻酔薬のおかげで青洲は、麻酔下での手術に成功したわけですが、それは西欧よりも何十年も早かったのだということはあまり知られていません。
関孝和の数学といい、江戸時代の文化のレベルは当時世界最高だった。
この種類は、口に入れて中毒事件が報告されている毒草、毒花です。
この中毒を警告しているサイトが有ります。
ドクター吉本のホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~yuyo/asagao/asagao1.html#Anchor661288
類縁の植物は多数あり、エンジェルトランペットという名で園芸用に愛でられるのはキダチチョウセンアサガオで下向きに花がつくと聞きます。
曼陀羅華(マンダラゲ)、キチガイナスビ、ともよばれます。
アサガオはヒルガオ科で、チョウセンアサガオはナス科なので別の種類です。
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