新型インフル 感染実態把握、対応の問題点
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実態の把握、どうも理解できなかった疑問点が、これでハッキリしてきました。
リンク: 今の政府のやり方では感染実態の把握は不可能:イザ!. (mikoさんの、これ 見逃すな)
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国内初の死者!新型インフルエンザはなぜ真夏に流行するのか――医師・木村盛世氏に聞く
「沖縄で感染が突出」「感染者はすでに5万人」――。“第二波”の到来が指摘される新型インフルエンザを巡っては、様々な報道が独り歩きしている。厚労省医系技官の木村盛世・医師は、いずれの推計も根拠は薄弱であり、そもそも今の政府のやり方では感染実態の把握は不可能と警鐘を鳴らす
5万人という推計根拠が、まったくわからない。というよりも、推計するための基礎データを厚労省は持っていないはずだ
政府の今の調査方法は、クラスター・サーベイランスだ。患者が発生した小集団を集中的に調べるやり方だ。これは感染症の発生初期段階に感染拡大の芽を摘むための方法であり、全国に広がる感染者を推計する基礎データを得る調査ではない
。基礎データ獲得には、全国をなるべく細かいブロックに分け、精緻なサンプリング調査を行う必要がある。加えて厚労省のサンプリングの仕方はころころと変わるので現場がついてゆけない。
現状は政府は地方自治体へ実態把握を呼びかけているに過ぎない状況だ。結局は、各地の保健所がどれだけ熱心に調査するかにかかってしまっている。だが、現場には十分な検査人員もいない。必要な基礎データなど、取れるはずがない。
沖縄で突出して蔓延している、というのは本当だろうか。集団発生をきっかけに、熱心に検査したから ではないのか。
初めて国内で死者・・・それも、初めてかどうかわからない・・・老人保健施設で亡くなる方たちすべてに新型インフルエンザの検査をしているわけでもない。
インフルエンザが夏に感染力が低下し、冬には強まるという学術的エビデンスはない
重症化しやすいグループ・・・実は米国においても、妊婦が重症化しやすいハイリスク集団であるとは、正確には分かっていない
海外データに依存していては危ない、・・・
実際、日本で妊婦の重症化例はまだ報告されていない
データの裏づけがないままに、妊婦が危ない、若者が感染しやすいなどといっているうちに、本当の重症化しやすいリスク集団を見逃し、保護できず、死亡者が増えることこそ最悪の事態だ
インフルエンザに特効薬などない
予防こそすべて・・・疑わしい症状があれば会社や学校に行かない
タミフルなどの薬を用意する前に、重要な役割がある。
実に 明快、痛快な解説
ただただ 法律どおりに ばたばたと 通達をだし
ひとりで 大騒ぎして 「みなさん 冷静に」
まさに 無能力者による行政の典型
木村さんには 次の「厚生省」で 要職についてもらい
まともな 行政を やってもらいたいもの
同感です。
とてもありがたい情報です。
当ブログのインフルエンザのカテゴリーで48番目のエントリーですが、今まで姿がつかめない部分があった理由がこれで理解できます。
厚労省に、内部批判を恐れずに、ズバリと問題点を指摘してくれる人物がいることに安心と希望を少し憶えます。
人の健康は一国にとどまらず、人類繁栄の鍵を握る重要要素です。
医療行政の正しい姿勢はとても重要な課題です。
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