リレンザ、有効期限を2年延長
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リンク: インフル治療薬「リレンザ」、有効期限を2年延長 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
厚生労働省は、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)用に国や都道府県が備蓄しているインフルエンザ治療薬リレンザの有効期限を、従来の5年から7年に延長することを決め、全都道府県に通知した。
製造販売元のグラクソ・スミスクライン社が、7年でも製品が変化しないことを示す試験結果を提出し、その結果を踏まえた。
リレンザは、国や一部の都道府県が2006年度から、タミフルと共に新型インフルエンザ用治療薬として備蓄を進めており、現在の備蓄量は計468万人分。厚労省はリレンザの有効期限が切れる2年後に備えた対応を検討していた。
米国は先月、延長を承認済み。タミフルについては厚労省が昨年11月、同様に使用期限を5年から7年に延長している。
(2009年6月5日 読売新聞)
医薬品の使用期限、食品の賞味期限は設定の基準がよくわかりません。
使えるのに期限が来て捨てるのはもったいないし、期限内なのに品質が劣化しているのは困る。
以前「飽食のコスト」というエントリーで書きました。
妙に感じる賞味期限の設定もよくあります。
梅干やしょうゆ、みそ、醸造酢、酒、ハチミツなどに対しては疑問を感じます。
製造者、販売者、消費者、行政、それぞれの立場で姿勢に傾向があるのではないでしょうか。
製造者は、長い期間変質しないものは賞味期限をあまり長くしないで回転をよくしたいでしょう。
販売者は、期限が迫ると販売しにくくなるので期限は長い方が歓迎でしょう。
消費者は、新鮮なものを好む傾向があるでしょう。
行政は、問題が起こって管理の立場を追及される事を避けることが優先するでしょう。
ご都合主義の見直しに思えますが、使って問題がないなら、すべての製品に適応してほしいものです。
漢方薬には、「六陳八新」と言う言葉があります。
古い方が良質と言われるものが六種類。
陳皮(橘皮)、半夏、麻黄、枳実、呉茱萸、狼毒
新しいものが良いとされるものが八種類。
薄荷、蘇葉、菊花、赤小豆、款冬花、桃花、沢蘭、槐花
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