集団嘔吐:甘茶飲んだ保育所の園児28人 岐阜・岐南
埼玉県ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。漢方・健康情報を中心に書いて行きます。
漢方に関するご相談・お問合せは、こちらから どうぞ。
2008年7月10日のエントリー「アジサイ中毒情報に疑問」に訪問者が多いので、何かあったのかと検索してみた。
あった。
集団嘔吐:甘茶飲んだ保育所の園児28人 岐阜・岐南 - 毎日jp(毎日新聞)
岐阜県は16日、同県岐南町の2カ所の保育所の園児が花祭りで甘茶を飲み、うち28人が嘔吐(おうと)症状を訴えたと発表した。いずれも軽症で、全員快方に向かっているという。岐阜保健所は何らかの異物が混入した可能性もあるとみて調べている。
県生活衛生課によると、岐南町立中保育教育園と同町立北保育教育園が同日、町内の寺院で花祭りを合同で開催。午前10時半ごろ、3~5歳の園児計119人が甘茶を飲み、30分~1時間後に28人が嘔吐した。甘茶は、ボランティアの地元住民が市販の茶葉を煮出して作り、7.5リットルのステンレス容器2本と2リットルのペットボトル3本で持ち込んだという。【三上剛輝】
アマチャは額アジサイの親戚。
江戸時代にユキノシタ科のアマチャの葉をもんで乾燥させ、その煎汁を4月8日の灌仏会(かんぶつえ=花まつり)に甘茶湯として用いるようになった。
主産地は日本で、phyllodulcin という甘味成分を含有している。
甘味・矯味薬として家庭薬原料、口腔清涼剤などに用いる用途がある。
ちなみに、昨年のアジサイ中毒情報は、青酸中毒とほぼ断定的に報道されて、アジサイの葉に含有する青酸が追跡されたが、確証が得られなかったとのこと。
厚労省は通達を訂正している。
http://www-bm.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/080818a.pdf
今回は、製造から喫茶までのどの過程でどんな異物が混入のしたのだろうか。
| 固定リンク
コメント
何かとばたばたしてちっともPCを開かずにいました。毎日の更新凄いな~と感心しています。燃える脂肪など私にはとてもとても興味のある記事がたくさんで、ありがたや~です。過去記事を読もうとしても先月の記事が読めません??? 操作が解らない(涙)
投稿: ポチのしっぽ | 2009年4月17日 (金) 17時49分
ポチのしっぽさんコメントありがとうございます。
興味をもっていただけるのがとても励みになります。
過去記事は、左にあるバックナンバーの欄の該当する年月のところをクリックすると表示されます。
その月の最後の記事が先頭に来ます。
投稿: kiyohiko | 2009年4月17日 (金) 21時30分