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2009年3月24日 (火)

ウイルスが糖尿病発症の引き金に

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ウイルスが糖尿病発症の引き金に ニュース - Yahoo!ヘルスケア

嘔吐や下痢を引き起こす一般的なウイルスが、多くの糖尿病症例の引き金となることが、英国の研究者らによって示された。研究者らは、この知見によりワクチン開発の可能性が高まったとしている。

英BBCニュースによれば、欧州糖尿病研究協会(EASD)誌「Diabetologia」に掲載された(※掲載号不明)研究で、1型糖尿病小児患者の60%と2型糖尿病成人患者の40%に、膵臓のインスリン産生細胞にエンテロウイルス感染のエビデンス(科学的根拠)が認められたという。

糖尿病リスクには遺伝が大きな役割を果たすことが知られているが、ウイルス原因説も何十年も前から指摘されている。1型糖尿病は自己免疫疾患であるが、研究者らは、1型糖尿病の遺伝的素因を持つ小児では、エンテロウイルス感染がきっかけで免疫反応が起こり、同疾患に至る可能性があることを示唆している。

2型糖尿病は、成人の肥満と関連していることが多い。エンテロウイルス感染は、膵β(ベータ)細胞のインスリン産生能を阻害する可能性がある。英BBCニュースは「研究者らは、肥満患者ではインスリン必要量が多いことと合わせて、このこと(インスリン産生能の阻害)が糖尿病発症を引き起こす可能性があると述べている」と報告している。

(2009年3月9日/HealthDayNews)

エンテロウイルスについては東京都感染情報センターのサイトに詳しい。

エンテロウイルスは腸管で増殖するウイルスの総称で67種類存在し年毎に流行するウイルス型が異なる。
夏季を中心に5月から10月にかけて流行する。
主として腸管あるいはその近辺の限られた組織にとどまる場合は無症状で経過し、人は免疫を獲得して感染は終わる(不顕性感染)。
感染がさらに進み、ウイルス血症を起こして体内の諸組織及び中枢神経系へ波及すればそれぞれの段階に応じて種々の臨床症状を起こすことになる。
夏風邪、咽頭炎、嘔吐・下痢、手足口病などの軽い症状から心筋炎、急性脳炎など重篤な病気を引き起こすこともある。

1型糖尿病は自己免疫がすい臓のベータ細胞を傷つけることで起こることも解っているがその詳細はまだ未解明。

癌にもウイルス説というのがあるけれど、将来糖尿病用のワクチンや抗ウイルス剤が出てくると期待してよいのでしょうか。

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