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2009年2月28日 (土)

深谷ネギで風邪予防

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。漢方・健康情報を主体に書いて行きます。

風邪の民間療法がサルに応用されていました。

asahi.com(朝日新聞社):【埼玉】深谷ネギで風邪予防 - 食と料理.

 深谷ネギを食べてサルの風邪予防にして――。深谷市は27日、長瀞町の宝登山小動物公園に深谷ネギ5キロを贈った。雪が舞う中、ニホンザル50匹がさっそくネギを食べた。

 深谷ネギの消費PRにつなげたいと、同市の藤沢ねぎ掘取機組合がネギを提供した。

 園によると、冬になると、せきやくしゃみをするサルがいるといい、同組合は今後、効果などをみて、次の冬は12月と1月にも提供したいと話している。

 宝登山小動物公園の新井久彦園長は「風邪の予防になってくれれば。動物園の知名度が上がるとうれしい」。

 ネギの効果については、多摩動物公園(東京都日野市)で04年冬からチンパンジーに長ネギを与えている。同園では「ネギを与えてから抗生物質を与える必要のある風邪は減った」という。

ネギの食味・食性は、辛温で、経絡の肺経と胃経に入る(作用する)とされています。

手足や身体の冷えを除いて温め、発汗を促すとともに体の抵抗力を高める働きがあります。

風邪の民間療法では、刻んだネギに熱いお湯をそそぎ、ショウガのしぼり汁をくわえたネギ湯や、味噌を加えてスープにしたりして飲みます。

長ネギを少し焼いてからのどに巻いてシップすることもあります。

馬鹿にできない効果を発揮します。

サルなど動物に、辛くて温まる食べ物をやるときは注意が必要です。
辛温剤を使うと、皮膚が温かくなります。
そのため風邪を防ぐ効果があるのです。
しかし、毛が生えていて、人間のように汗腺が多くないけもの達には、皮膚が熱くなっても汗で皮膚の熱さを冷ますことができません。
そのため熱がこもり、悪くすると皮膚に炎症を起こしてしまいます。
冬の寒い時期はよいのですが、温かくなってくると危険です。
そのことを知っているので、ふつう獣は辛いものを食べたがらないはずです。

以前、漢方薬の副作用をさかんに警告していた医学者がいました。
「発汗剤の葛根湯を、動物(ラットだった?)に飲ませたら皮膚炎を起こした。だから人にも副作用を起こす危険がある」という論だったと記憶しています。
しかし、これは副作用でもなんでもなくて、薬の作用と動物の体質を考えれば、当たり前のことなので、人と獣の違いを考慮しない間違った論説だったのです。
今でもこれが解らない先生方がいらっしゃるように思います。

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