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2009年1月26日 (月)

インフルエンザワクチンは打ってはいけない 週刊ポスト・2.6.

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

週刊ポスト・2.6.号
[検証リポート]やっぱり効かない予防接種
「インフルエンザワクチンは打ってはいけない」
http://www.weeklypost.com/090206jp/index.html

「血中に打つワクチンでは粘膜に抗体ができず防げない。死に至る副作用の例も」
(元国立公衆衛生院疫学部感染症室長・母里啓子氏)
さあ、あなたはどうする?

東京・町田市の「鶴川サナトリウム病院」で起きたインフルエンザ集団感染。
1月22日までの発症者数は患者と職員を合わせて計118人で、うち3名が死亡した。
衝撃的だったのは、その発症規模ではない。発症者のうち約9割が予防接種を受けていながら、罹患したことである。

実際、「インフルエンザは効かない」と指摘する専門家がいる。元国立公衆衛生院(厚生省管轄。現・国立保健医療科学院)で疫学部感染症室長を務めた経歴を持つ、医学博士の母里啓子氏だ。
ワクチン接種とは、死んだウイルス、あるいは弱毒化したウイルス(抗原)を注射などの方法で投与して体内に免疫原(抗体)を作らせること。これによって同種のウイルスが入ってきた際に、抗体がそれらを攻撃撃退するーという仕組みとされる。

しかし、母里氏はこう指摘する。

「インフルエンザウイルスは変異のスピードが速い。ひとりの患者が罹った時と治りかけの時でさえ、かなり変異している場合があります。つまり、流行の何か月も前にこの変異を予測して、対応するワクチンを作ることは事実上、不可能なんです」

さらに注射による接種にも欠点があるという。

「ウイルスの侵入口は喉や鼻です。注射によって血液中に抗体を作っても、喉や鼻の粘膜は無防備なままなので、感染を防ぐことはできません」

実は厚労省も“効かない”ことを認めていた。

1962年以降、予防接種方によって3歳から15歳までの児童・生徒に集団接種が義務付けられていた。
しかし、94年に厚生省(現・厚労省)の公衆衛生審議会が「インフルエンザワクチンは効果的でないので接種対象から外すべき」との意見書を厚相に提出、それを受けて任意の個別接種へ移行していたのである。

母里氏が語る。

「こうした理由から、『予防接種に意味がない』のですが、それだけでは済みません。マイナス面を考えれば、『打ってはいけない』と断言します」

予防接種にはリスクが存在する。
厚労省の発表する『医薬品・医療機器等安全性情報』によると、07年度のインフルエンザワクチンによる副作用の報告数は122件あり、死者は4名を数える。
母里氏が「打ってはいけない」とする理由は、こうした副作用があるからだ。

中略

前出の122件の副作用報告には、「発熱」「発疹」「痙攣」「肝機能障害」などのほか、「ショック・アナフィラキシー」「ギラン・バレー症候群」「急性散在性脳脊髄炎」といった症状が並んでいる。

中略

ここまでは医学的な見地からの弊害だが、母里氏は心理的、行動学的な“副作用”を付け加える。
「注射を打ってもらうために病人で混み合う病院へ行くこと自体が感染リスクを高めます。また、予防接種を受けたという安心感からか、うがいや手洗いなど基本的な予防策をおろそかにする人が多い」(母里氏)

とはいえ、一方では「ワクチン注射で血中に抗体を作れば、“症状の重篤化”を防ぐ効果が期待できる。副作用のマイナス面より、予防効果というプラス面のほうが大きいと考えます」(生田和良・大阪大学微生物病研究所教授)という意見もある。さて、あなたはインフルエンザワクチンを打ちますか?

とあります。

同趣旨でもう少し詳しい、週刊誌の特集が過去にありました。
週刊文春・2005.1.20.です。
タイトルは、「インフルエンザ予防注射は打ってはいけない」で、椎名 玲、吉中由紀の署名つきの記事です。

今回の母里氏も登場しています。
そのほか、予防注射に関係する厚労省のデータを疑問視し批判している、大阪赤十字病院・山本英彦医師、慶応大学医学部講師・近藤誠医師などの意見が載っていました。

新型インフルエンザ H5N1型の脅威、タミフル耐性の大きな問題もあります。

参考に、マサキ薬局のホームページのこちらもどうぞ。

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