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2008年9月18日 (木)

健康食三種の神器(3)ゴマ

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

健康食三種の神器(3)ゴマ

ハチミツハトムギに続いて、健康食三種の神器の三つ目はゴマです。

最近はゴマの含有成分が持つ抗酸化力の研究が進み、活性酸素除去作用の面からゴマの効能が解明されてきています。

活性酸素は広く生体の老化を促進するもので、生活習慣病の血管障害(動脈硬化、心筋梗塞等)、ペーチェット病、クローン病や慢性関節リウマチ等の難病や糖尿病、更にはアトピー性皮膚炎等さまざまな障害をひき起こすことがわかっています。

現代医学の観点から薬効が解明されてきているゴマが、昔から漢方薬として、健康によい食品として重用されているのはご存知のとおりです。
動物食を一切せず、ゴマをかわりの蛋白・脂肪源としている菜食のお坊さんに健康で長生きの人が多いのはゴマの効果といえるでしょう。

ゴマは古代から五穀の一つの重要な穀物として栽培されてきました。
原産はエジプト、インドで、中国では漢時代から漢方薬としても用いられています。

ゴマの成分には、動脈硬化の原因となるコレステロールを溶かす不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)を50%以上含む他、動物性脂肪を溶かすレシチンやカルシウム、鉄、ビタミンB1、B2、E、セサモール等が含まれています。

それ故ゴマを毎日食べていると、脳、心臓、肝臓等の弱化を防ぐことができます。
そして高血圧、心臓病をはじめ生活習慣病の予防となり、同時に肌もすべらかにするのです。

ゴマは「胡麻化す」の俗語が示すように、どんな食べものに加えてもうまみを増し「美味に化し」ます。
調理法としては、いり胡麻、切り胡麻、胡麻塩、胡麻和え、あたり胡麻、胡麻豆腐、胡麻味噌、揚げ物に使われるなど多くの工夫がされてきました。

中国の書「抱朴子」には胡麻の服食法とその効用が記されています。
ゴマとハチミツで作った団子は「静神丸」とよばれ、兵食、旅行食、健康食として重用されていました。

「百日食べると一切の病気を除き、一年で体や顔に艶が出て若々しい肌になり、二年続けると白髪が黒くなり、三年連用すると歯の落ちたのが生えかわり、四年も続けると水や火の害をはねつけ、五年連用すると、奔馬にも追いつくような心臓と脚力がつき不老、延年ができる」とあります。

現代医薬学的に考察しても、ゴマとハチミツの成分には、あらゆる肝臓栄養と皮膚粘膜のグロースファクター(生成要素)が完備され、完全栄養となっています。
また、吸収もとてもよいので先の表現は少々オーバーに思えますが、本当のことなのです。

「抱朴子」のゴマは、日本料理のあたり胡麻(絹ごし胡麻)と同じように調製したものなのです。
従って、市販の絹ごし胡麻とハチミツを練ってパン食のバターやジャムの代わりにして食べれば、この上ない健康食になります。

最後に「静神丸」の作り方をお教えします。(1日分)

① ペースト状のゴマをスプーンで1杯とる。

② ハチミツを等量入れよくかき混ぜる。

③ 自然塩を少々と梅肉エキス1滴を入れよくかき混ぜる

④ 色が均等になったら、ハトムギエキスを大きなスプーンに1杯要れ、よく混ぜ、なじませる

⑤ スプーンで押すようにしてまとめ、手で大きめのアメ玉ぐらいに丸める。(カルシウムの粉をまぶすとべとつかない。

作業時間は2~3分

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