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2008年9月の30件の投稿

2008年9月30日 (火)

第9回村井弦斎まつり

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

第9回村井弦斎まつりが10月4日平塚市で開催されます。

案内はこちらのサイトにあります。

食育の先駆者、村井弦斎については、この漢方なブログでも、食育のカテゴリー食のリスクのカテゴリーで何回もエントリーしています。

当ブログでは、大ブームを巻き起こしたベストセラー小説「食道楽」が世に出た頃までを紹介しました。

その後の村井弦斎は、印税で巨万の富を手にし、神奈川県平塚市に1万6千4百坪という広大な土地を購入し食を探求する道を突き進みます。

ここの生活を黒岩比佐子さんは食道楽(上)で解説しています。

彼は富士の高嶺を望む神奈川県平塚市に一万六千四百坪の広大な土地を購入し、あたかもユートピアのような生活を始めるのである。

弦斎は家屋より庭の方に力を入れ、野菜園、果樹園、草花園、促成園(温室)、鶏舎、ウサキ舎、山羊舎、厩舎、などを設け、畑では伝統的な農作物はもちろん、パセリ、レタス、セロリ、アスパラガス、トマト、アーティーチョ-ク、など珍しい西洋野菜もつくった。
果樹園では桃、柿、枇杷、無花果、梅、柘榴、などを栽培し、鶏舎では様々な品種のニワトリを飼育した。
また、子供たちに乗馬をさせるために馬を飼い、鉄棒や遊動円木やブランコを設置した運動場を設け、ネットを張ってテニスもしていたらしい。
弦斎は『食道楽』で提唱した理想の家庭生活を、自ら実践しようと考えていたのだろう。

その後、弦斎は脚気予防の糠と玄米の研究、難病の食物療法にのめりこんでいきます。
断食や木食を実践したり、御岳山山中で竪穴式住居の暮らしを試みたりもしています。
黒岩比佐子さんは、「それは、仙人のように暮らす奇人イメージを人々に植えつけることになった」と書いています。

その後、体調を崩した弦斎は、断食療法などを試みるも衰弱し、昭和2年(1927年)7月30日に63歳で死去しました。
「薬をまったく受けつけず、親しい友人や親戚の見舞いも謝絶して、孤独の中で病気と闘う道を選び、最後まで頑固に自分の信念を貫き通した一生だった。」とあります。

村井弦斎まつりについては、サイト上で、

村井弦斎まつりは、明治時代に、平塚の南側に広大な敷地をかまえた文化人「村井弦斎」をしのび、平成11年から始まりました。弦斎の敷地後である「村井弦斎公園」で、弦斎が好んだ筝、尺八、野点、「弦斎の会」による弦斎の著「食道楽」のレシピ再現、また、弦斎の写真や書物を展示など、さまざまな趣向を凝らし、来場者の方々に楽しんでいただいております。
また、数多くの協賛をいただいている弦斎クイズ、抽選会は、ご好評をいただいております。
村井弦斎まつりは、平塚市、弦斎の会、三曲連盟、平塚茶道協会、平塚市食生活改善推進団体(ママの会)、周辺周辺自治会など、多くの団体、個人で構成した村井弦斎まつり実行委員会によって運営されています。

と紹介しています。

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2008年9月29日 (月)

知らなかったBSEの性格(2)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

知らなかった、誤解していたBSE

日本でBSE感染牛が初めて発見されたのは、2001年9月10日で、米国の多発テロ(9.11)の前日でした。
政府は各種の対策を取り、1ヶ月後には、「BSEの疑いのない安全な畜産物の供給について」と題する農林水産大臣談話を発表しています。

今後は、と畜場においてBSEに感染していないことが証明された安全な牛以外、と蓄場から食用として出回ることはありません。どうぞ、安心して召し上がって下さい。
平成13年10月18日

坂口厚労相と武部農水相が並んでTVカメラの前で焼肉を食べていたのを思い出します。

前回書きましたが、これまでのEUでのBSE検査の結果では、現在の検査で30ヶ月齢以下の牛のBSEはほとんど見逃すとされています。
ということは、上の引用部分は、有り得ない・うそ、ということになります。

ほとんどの肉牛は30ヶ月齢以下で食用になります。
従って、検査でBSEでないと判定された牛の中にBSE感染牛が紛れ込むことを避けることはできないことになります。
それ故BSE検査は、完全なヤコブ病対策にはなり得ません。
危険部位の除去が唯一の有効な対策となるわけです。

肉骨粉禁止の飼料規制と危険部位除去が最も重要なBSE対策なのに、国民もメディアも、全頭検査こそが最も重要な対策という誤解をし続けていて、全頭検査という神話が作られているのです。

2005年5月に、食品安全委員会は、「BSE検査対象月齢を全月齢から21ヶ月齢以上に変更しても人に対するリスクはかわらない」と判断した。
これを受けて国は、と畜場でのBSE検査対象月齢を21ヶ月齢以上に変更しました。
しかし、全都道府県は、国民が不安に思うという理由で全頭検査を継続し、国は3年間に限ってその費用を負担することにしました。

この国庫補助が今年の7月31日で終了し、その後を、どうするのか国と都道府県の綱引きが続いたが、結局、全都道府県が独自予算で継続することになっています。
この措置は、世界では非常識と不思議がられているといいます。

結局、全頭検査=安全という誤解を利用して、国民を安心させておこうという選択をしているのではないでしょうか。

代議士は自分の地盤の牛肉の販売が有利になる状況をつくろうとし、自治体も自分の県の畜産が不利になることを恐れるからなのでしょう。
自分が先陣を切ることを躊躇している、どこかが決断してくれるのを待っていたというのが実情のようです。
それにしては、意味のない安心料として莫大な経費を使ってきたものです。

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2008年9月28日 (日)

食のたからもの再発見プロジェクト写真展(2)

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食のたからもの再発見プロジェクト写真展と聴講したオープニングレクチャーの続きです。

今回のレクチャーの講師は、「スローフードな人生!(新潮社)」の作者、島村菜津さんでした。
初めてお目にかかる島村さんはとても魅力的な方でした。
そして90分の講演は、思わず引き込まれてしまう素晴らしいものでした。
今回の企画で東京財団のこのプロジェクトを知り、ネット上に公開されている報告を読みました。
今回の講演に限らず、食のたからもの取材レポートは、素晴らしいレポートのオンパレードです。
普通のメディアで日常よく見聞きする、それなりにおもしろい旅やグルメのレポートとは質が違うのです。何が違うのでしょうか。
それは、取材対象の人物が魅力に溢れた人たちである上に、その描写や報告がその魅力を深く掘り起こして伝えているからなのだと思います。
取材する人の視点、眼力、感受性、そして表現力といったものがまるで違うと感じるのです。
仕事の時間を割いて聞きに来た甲斐がありました。

焼畑かぶの紹介のほかに、存亡の危機の瀕している地大豆の普及に腐心している豆問屋経営者の山口博氏(東京練馬)に島村氏がインタビューするという形式をとったディスカッションが30分ありました。

大豆はもともと黒船来航のペリーが日本から持ち帰ったもので、今やそのアメリカが世界最大の生産国となり、最大の輸入国が日本です。
遺伝子組み換え大豆はアメリカ作付面積の8割を超えているといいいます。

大豆のエネルギーベースの自給率は5%。

昔、東京に3500軒あった大豆問屋が今は、900軒。

大豆の輸入量は、500万トン(飼料、油用を含め)

今年の国産大豆の生産予想量は、20万トン。

食用に関しては、国産大豆は、20%まかなえている。

その95%は豆腐製造メーカ向けだそうです。

吉田氏はアメリカから非遺伝子組み換え大豆を輸入している。
米国の契約してくれる農家を自分で見つけ出し契約した。

一般の大豆は、特性として、高蛋白のものは低脂肪、高脂肪のものは低蛋白がふつう。
日本の地大豆は、高蛋白で高脂肪という栄養価的に秀でた特徴を持っている。

などから始まり、地大豆振興の取り組み、活動の興味深い話が続きました。

大豆レボリューションと名付けた活動をしている、NPO法人「トージバ」というのがあることを知りました。
10月19日には日比谷公園で、種まき大作戦というイベントを開催するそうです。

講演終了後に、地大豆で作った豆腐の試食をさせてもらいました。
P1000299 池袋の大桃豆腐というお店の製造で、大豆と天然ニガリだけで無添加。
しょう油も生姜もなしで味わうと、豆腐の素の味がわかります。
甘味がちがう絶品。

写真は、試食品が並ぶテーブル。

その他、茨城県産・国産小麦粉、国産菜種油などの展示販売がありました。

菜種油の自給率は、なんと、0.03%ということです。

「食べ支える」ことの意味を感じ取りました。

1缶買い求めました。貧者の一灯?。

大豆は重要な漢方薬でもあります。
漢方薬としての名前は、香鼓(こうし)といいます。
桑の葉に黒大豆を詰めてつくる干し納豆。
浜納豆や大徳寺納豆に似ています。
香鼓は、薬味薬性が甘寒で水剤と規定されています。
汗を発し、中を整え、煩を除く作用があり、山梔子(さんしし=くちなし)と組み合わせた梔子鼓湯(しししとう)という名方があります。

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2008年9月27日 (土)

中国の牛乳へのメラミン混入事件に関する情報

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食品安全委員会がネット上に情報を出しています。

リンク: 食品安全委員会:中国における牛乳へのメラミン混入事案に関する情報について.

 中国において、メラミンが混入された粉ミルクが原因と思われる乳幼児の腎結石等の被害が生じている、との報道がなされています。
 我が国においても、中国から輸入した加工食品の原材料として、メラミンの混入が確認された製造者の牛乳を用いていたことが確認され、事業者による自主回収が行われています。

 世界保健機関(WHO)のQ&Aでは、メラミンが牛乳に添加された理由を、「中国の事件が発生した地域では、増量の目的で生乳に水が加えられていた。
水が加えられて希釈されると、たん白質含量は低くなる。
牛乳のたん白質含量は、窒素含量を測定する方法で検査されるので、窒素含量の多いメラミンを添加すればたん白質含量を高く偽ることができる。」と解説しています。

 食品安全委員会では、メラミンに関する科学的な情報を提供します。
また、関係機関の情報も合わせて紹介します。

 平成20年9月に公表された、丸大食品株式会社が中国から輸入した加工食品におけるメラミン混入事案の場合、最高で37.0 ppmの濃度のメラミンが「まんじゅう(クリームまん)」、「クリームパンダ」、「グラタンクレープコーン」、「抹茶あずきミルクまん」及び原料牛乳に含まれていたとのことです。
参考までに、欧州食品安全機関(EFSA)が2008年9月に出した声明におけるTDI(耐容一日摂取量)を元に以下のように試算しました。
 メラミンについては、毎日、一生涯食べ続けても健康に悪影響を与えない量(TDI)は一日当たり体重1 kg当たり0.5 mgですので、体重が50 kgの成人の場合は25 mgが上限となります。また、体重が20 kgの子供の場合は10 mgが上限となります。

1.「まんじゅう(クリームまん)」の場合
 36.6 mg/kgのメラミンを含むまんじゅう(クリームまん)の場合、成人では、一人で毎日0.68 kg ※(約20個:1個35 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。また、子供では、一人で毎日0.27 kg※※(約8個:1個35 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。

(※成人におけるメラミンのTDIに相当の25 mgに対するまんじゅう(クリームまん)の量は、25÷36.6=0.68 kgです)
(※※子供におけるメラミンのTDIに相当の10 mgに対するまんじゅう(クリームまん)の量は、10÷36.6=0.27 kgです)

2.「クリームパンダ」の場合
 37.0 mg/kgのメラミンを含むクリームパンダの場合、成人では、一人で毎日0.67 kg ※(約17個:1個40 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。また、子供では、一人で毎日0.27 kg※※(約7個:1個40 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。

(※成人におけるメラミンのTDIに相当の25 mgに対するクリームパンダの量は、25÷37.0=0.67 kgです)
(※※子供におけるメラミンのTDIに相当の10 mgに対するクリームパンダの量は、10÷37.0=0.27 kgです)

3.「グラタンクレープコーン」の場合
 14 mg/kgのメラミンを含むグラタンクレープコーンの場合、成人では、一人で毎日1.78 kg ※(約33個:1個55 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。また、子供では、一人で毎日0.71 kg※※(約13個:1個55 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。

(※成人におけるメラミンのTDIに相当の25 mgに対するグラタンクレープコーンの量は、25÷14=1.78 kgです)
(※※子供におけるメラミンのTDIに相当の10 mgに対するグラタンクレープコーンの量は、10÷14=0.71 kgです)

4.「抹茶あずきミルクまん」の場合
 4.0 mg/kgのメラミンを含む抹茶あずきミルクまんの場合、成人では、一人で毎日6.25 kg ※(約209個:1個30 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。また、子供では、一人で毎日2.50 kg※※(約84個:1個30 gとする)も食べなければこの値に達することはありません。

(※成人におけるメラミンのTDIに相当の25 mgに対する抹茶あずきミルクまんの量は、25÷4.0=6.25 kgです)
(※※子供におけるメラミンのTDIに相当の10 mgに対する抹茶あずきミルクまんの量は、10÷4.0=2.50 kgです)

メラミンのTDIについては、盲目的に信用することなく、検証が必要でしょうが、現時点では動物実験で科学的に検証された数値なので、これを基準にして科学的にリスクを評価して対処を考え、消費者に正確な情報を伝えることが、無用なパニックを起こさないために重要なことだと思います。

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2008年9月26日 (金)

食のたからもの再発見プロジェクト写真展

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昨夕、食のたからもの再発見プロジェクト写真展に行き、オープニングレクチャーを聴講してきました。

240㌢の高さの展示バナーが20個あまり並び、とち餅、フナ寿司などの生産現場が写真入りで紹介されていました。
食品類は、シンクタンク、東京財団のサイト、こちらにくわしく紹介されているものです。

このプロジェクトは、日本各地で何百年、何千年も前から育まれ、培われ、連綿と受け継がれてきた、古人の知恵、大切な食文化が、日本のあちこちで消滅の危機に瀕していることを、国の正しい繁栄にとって憂うべきことと捉え、大きな危機感を抱くことから生まれているのだと理解しました。
その趣旨は、上のサイトに記されています。

レクチャーは、調査・報告が終わっているの23件の食品から、新潟県山北町の山熊田地区の焼畑かぶが取り上げられ紹介されました。

焼畑農業は南アジアやアフリカのもので日本にはないと思っていました。
ところが、日本では数百年前から続き、今ではごくわずかの地域の残る焼畑は、環境によくない粗放な農業では全くなく、むしろ持続可能な農業であり森との付き合い方であるといいます。

配布された資料には次のようにありました。

日本の焼畑は数十年のサイクルで、焼いて植え、その後土力が回復するまで休ませ、よい灰ができるだけの緑が育つのを待ってまた焼くというやり方だった。
地域差はあるが30~50年の周期で火入れをする。
妬いた初年度にはそば、翌年には雑穀、土力が落ちてくる3年目には小豆やいもを植えた。
その後は杉を植林し40~50年を経て育った頃ふたたび焼く。
山を育てながら続けていく気の長い農林業なのだ。

山熊田では、19年8月、21件の集落が協力しあい50年ぶりに畑に火入れをした。
22_0_2 先ずは7月中旬、杉などを伐採し下草を刈り、地ごしらえする。
地元の人によればこれが一番の大仕事だという。
翌朝まだ地表がまだ熱いうちにかぶの種を撒く。
種の発芽というと水に浸すイメージが強いが、灰の熱が種の発芽を促すそうだ。

焼畑の火で雑菌や害虫を焼き殺すため、農薬も除草剤も手間もいらずに作物が育つ。
また灰に含まれるカリウムなどのミネラル成分で肥料も水さえも要らない。
それだけではなく育った作物の栄養価も高い。
そして何よりおいしい。
山熊田のかぶを作る人たちが口を揃えて言うには、「焼畑のかぶは色もようでるし、しゃきっと感触もよく、おいしい」のだ。
10月、収穫したかぶは、その日のうちに7人の加工グループによって一気に漬け込まれた。

一度も途絶えることなく続く焼畑を支えるのは、70代を中心とするベテラン層。
都会に暮らすものには気の遠くなるような時間軸の中で、山熊田の人々は自分たちの暮らしを支える森を見つめてきたのである。
持続可能な暮らしのヒントを遠い異国の例に頼るのではなく、焼畑という足元に残る食文化の中に探ってみる方が、ずっと具体的ではないだろうか。

平成17年、高知県の仁淀川町と本川村では30年近く途絶えていた焼畑が復活した。
焼畑によって荒れた山林に手を入れ、焼畑が終わった後に雑木を植えようという試みである。

次の焼畑を行う50年後に、これを引き継げる人たちがどのくらいいるかが問題で心配されるようです。

山北町焼畑体験ツアーというのがあったそうです。
焼畑は50年後で今は無理ですが、色々な体験ができるツアーはできるそうです。
民宿が1件あり、そこを利用しますが、キャパが足りないときは、民泊になるとのこと。

この地区は、しな布という素晴らしい古代織りが継承されているそうです。
しなの木の皮を長時間手をかけて糸にし丹念に織り上げて出来上がります。

山北町商工会のサイトで紹介しています。

焼畑かぶもしな布も初めて知りました。
応援する人が多くなければこの伝承の素晴らしい技術が消滅してしまうわけです。

つづく

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2008年9月25日 (木)

知らなかったBSEの性格

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知らなかった、誤解していたBSE

BSEの病原体・異常プリオンタンパク質は、血液を介して全身に広がることはありません。
病位は神経に限定されています。

プリオンは正常なものと異常なものとがあり、異常プリオンが正常プリオンにくっついて、
正常なものを異常に変化させるという形で、異変が進行します。
その進行速度は1日に1㍉だそうです。
体内での病原体の伝染は、腸から神経を通って、脊髄を脳へ向かいます。
脳に達して、脳にある程度の量の病原体がたまると発症し、十分な量がたまって、はじめて検査で検出が可能になります。
牛は発症すると6ヶ月以内に死に至るといいます。

病変は神経以外には生じません。

病原体量が少ない間は、BSEに感染していても検査で見逃されてしまうわけです。
30ヶ月齢以下では、感染していても病原体量が少ないので検出できません。
つまり30ヶ月齢以下を検査しても無意味だということです。
日本は、どんな若い牛でも全頭を検査するという、無駄をしていることになります。

全頭検査していればBSE感染牛は全て判別できるものと解釈していましたが、病原体が少ない間は、検査で検出できないと知りました。
検査の精度は意外に低いのです。
全頭検査を実施しているのは、世界中で日本だけと聞きます。

BSEの毒は、フグの毒とおなじで、危険部位の卵巣、肝臓などを除去すれば、フグが安全に食べられるように、BSEの牛も危険部位の、脳、脊髄、脊柱などを除去すれば安全ということです。

牛を解体するときに、病原体が拡散する危険がないのかと思いますが、病原体は神経だけに存在し、解体で病原体が飛び散って健全な部分が汚染されることはないといいます。

アメリカ産牛肉輸入問題で騒動を起こしているお隣韓国でも、全頭検査をしていないし、その要求もないそうです。

何故日本だけは、無意味で無駄な全頭検査をしているのでしょうか。

つづく

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2008年9月24日 (水)

遺伝性のBSE発見

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遺伝性のBSE発見、牛の体内で異常プリオン

【ワシントン=増満浩志】BSE(牛海綿状脳症)の病原体である異常プリオンが、外部から感染しなくても、遺伝子の変異によって牛の体内で作られ、発症につながる例もあることが、米農務省国立動物病センターなどの研究で分かった。
研究したユルゲン・リヒト現カンザス州立大教授は「BSEがないと言われているどの国でも、この病気は発生しうる」と指摘、専門誌プロス・パソジェンズに11日発表した。

遺伝性のBSEが見つかったのは、米アラバマ州で2006年に発症した当時約10歳の雌牛。

 牛肉の輸入再開をめぐる日米交渉が続く中、感染源が注目されたが、同省などの疫学調査では手がかりがつかめなかった。
同センターで遺伝子を解析した結果、異常プリオンを作る変異が初めて見つかった。
人間にも同じタイプの変異が知られ、遺伝性のクロイツフェルトヤコブ病(CJD)を引き起こすという。

BSEは1980年代に英国で急拡大した。その始まりについては、遺伝性の異常プリオンが肉骨粉などの形で牛のえさになった――という説があり、リヒト教授らは「今回の発見がその説を支える証拠になる」としている。
20089122304 読売新聞)

最近BSEについて、専門家の話を聞く機会がありました。

誤解していたことがいくつかありました。

次回に書きます。

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2008年9月23日 (火)

国内のおいしいものを作る人をいかに“食べ支える”か

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食のたからもの再発見プロジェクト」の島村菜津研究員(東京財団)の報告

農村の高齢化や限界集落の問題、自給率の低下といった課題が山積する日本の食の現状について、「食のたからもの再発見プロジェクト」の島村菜津研究員がこれまでの調査で明らかになった点を報告し、生産者を“食べ支える”ことの大切さを訴えます。

注目すべき部分をピックアップしてみます。

前半期の調査の中で、はっきりとわかってきたことがある。
それは、“食の安心安全”や相次ぐ食品スキャンダルに、私たち消費者が不安になる一方で、国内で今、食べ物を作り続ける人々は、その何倍もの不安に晒されているということだ。

取材をした方々から、“高齢化”や“限界集落”といった言葉を幾度となく耳にした。

「農村じゃ、毎日のように葬式だもんな。若い人はなかなか継がないし・・・」

「次に世代には、本当に、誰が食べ物を作っていくんだろうね」。

「8千人の人口は7千人を割り込み、近未来には5千人台となるでしょう。そして、限界集落化していく危うさがあるようです。日本全国過疎地イコール廃墟に向かうのでしょうか。」

平成最大の農地改革といわれた法律によって、4ha以下の小さな農家は、実質補助金を受けられなくなった。
小さな畑や田んぼが基本だった日本の農家は、動揺と怒りを隠し切れない。

近頃、日本では、よく、昭和30年代のチャブ台を囲んでいたころの食生活に戻るのが理想的だといわれる。
今よりずっと海藻や小魚も食べたし、何より米をしっかり食べた。
肉はまだ貴重品だったし、油の消費も少なかった。
自給率も、今では39%だが、これもまだ70%を誇っていた。

だが大切なのは、農家や漁師の暮らしが成立ち、若い人が後を継いでも、きちんと経済的に成り立つことである。

「毎年、11万人の農家が日本から消えています。怠けていたのではない。
がんばって、がんばって、力尽きたのです。
沿岸部では、毎年、1万人以上の漁師が確実にいなくなっている。
このまま、減り続ければ、20年後には、日本の浜には漁師がいなくなるでしょうな。
その時になって、国産の魚がいいなんて無理な贅沢を口にしても、もう遅い」と、長年、東北の村々をめぐってきた憂国の士が強い口調でつぶやくのだった。

だから、私たち食べる側は、やれ「そもそも補助金づけの行政が、農家をダメにした」だの、自分はペットボトルで外国の水を飲みながら、「農薬を一滴も使うな」などと尊大なことを言っている場合ではない、と結城さんは言うのだった。

そして、この食のグローバル化の中で、食べる側にも、作る側にも要求されるのは、大きな意識改革である。

食べ物を与えてくれる自然が、修復不能なまでに傷めつけられてしまえば、元も子もない。
そして、食べ物を作る人がいなくなってしまえば、グルメもへったくれもない。

この調査で、あえて、農業の近代化や遺伝子組み換え技術などの恩恵とは無縁な、少数派の生産者たちを主役に添えたのは、そのためだ。
彼らの人間力は極めて高く、その暮らしには、ちらりと覗いただけでは理解できない英知が詰まっている。
大型機械を使う大規模農業やハイテクを駆使した大型漁業の恩恵に未来がないは言うつもりはない。

ただ環境問題が予想以上の速度で押し寄せてきた今、私たちが学ぶべきは、過去に数百年の単位で続いてきた持続可能な暮らしであり、エネルギーを極端に消費せず、天然資源を枯渇させることもなく、日本の風土に合わせて、おいしいものをつむぎ出してきた人々の技であり、知恵なのだと思う。
そして私たちが、食をめぐるさまざまな報道に翻弄される間も、日本の深い味を支える人々は確実に減っている。

食のたからもの再発見プロジェクト・写真展」が開かれます。

2008年9月25日~10月1日(入場無料)
日本財団ビル1Fバウ・ルーム(港区赤坂1‐2‐2)

オープニングレクチャー
「食べ支えよう、食のたからもの」

9月25日18時30分~20時30分
スピーカー
   島村菜津
   山口博
定員:150名(入場無料)

展覧会趣旨

かつて日本各地には土地に伝わる昔ながらの素材や加工品が豊富にありました。
しかし、近年のグローバリゼーションと食流通システムの発展に伴う食の画一化・均一化により、日本の生産者は後継者不足や資金難に直面し、かつてない危機的な状況にあります。
失われつつある日本古来の食文化と、継続的生産が危ぶまれている食材、それを支える生産者や生産地を、わたしたちは「食のたからもの」と呼び、日本各地で取材し、農家や漁師の声とその地域の暮らしを伝えています。
美しい写真に彩られたレポートをご覧いただき、日本の食文化の素晴らしさと、その裏にある農村の高齢化や限界集落の問題、自給率の低下といった課題が山積する日本の食の現状を再認識する機会にしていただければ幸いです。

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2008年9月22日 (月)

かき肉エキス バランスターWZ

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マサキ薬局では、
かき肉エキス バランスターWZ を推奨しています

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微量栄養素
200種類の酵素の構成成分

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天然タウリン
必須アミノ酸

Z物質
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260粒  ¥25,200
480粒  ¥42,000

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2008年9月21日 (日)

リスブラン化粧品(3)

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マサキ薬局ではリスブラン化粧品を推奨しております。

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2008年9月20日 (土)

リスブラン化粧品(2)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

マサキ薬局ではリスブラン化粧品を推奨しております。

リスブラン化粧品は、着色料・香料・界面活性剤・防腐剤等の不自然なものを原則として使用していません。(もともとお肌にないものですから・・・)

手荒れを治すだけでなく・・・
  
若く美しくする!

  スキンケアの基本は 

年齢が最も表れる所
スチュワーデスから食品関係の方々まで
「口コ」ミで広がっている商品です。

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薬剤をあつかう美容師の方の
手肌を初めとして、
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154g ¥3150

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2008年9月19日 (金)

リスブラン化粧品(1)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

マサキ薬局ではリスブラン化粧品を推奨しております。

リスブラン化粧品は、着色料・香料・界面活性剤・防腐剤等の不自然なものを原則として使用していません。(もともとお肌にないものですから・・・)

基本ステップ ・ 1番人気シリーズ

① クレンジング

Ca1_2

メークアップや酸化した皮脂とよくなじみ、汚れを取ります。
水分と脂分を適度に保ち、健康な素肌を維持します。

* Ca クレンジング
   84㌘ ¥3150

② 洗うCa2_2
  水分を除去し、老化角質を除去します。
  殺菌(静菌)と洗浄を兼ね備え、健康な素肌を維持します。

* Ca ネオソープ
  90g ¥3150

③ うCa5るおす

整肌作用、緩衝作用、保湿作用があり、肌荒れを防いでキメを整えます。
漢方処方で抗炎症作用もあり、乾燥も防ぎます。

* Ca ノーマルローション
  150ml  ¥3150

④ 守Ca9
コクのある感触のクリームです。
コラーゲン・スクワラン・カルシュームなどの栄養の高い成分配合。
代謝機能をUPさせます。

* Ca ナイトクリーム
   40g ¥5250

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2008年9月18日 (木)

健康食三種の神器(3)ゴマ

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健康食三種の神器(3)ゴマ

ハチミツハトムギに続いて、健康食三種の神器の三つ目はゴマです。

最近はゴマの含有成分が持つ抗酸化力の研究が進み、活性酸素除去作用の面からゴマの効能が解明されてきています。

活性酸素は広く生体の老化を促進するもので、生活習慣病の血管障害(動脈硬化、心筋梗塞等)、ペーチェット病、クローン病や慢性関節リウマチ等の難病や糖尿病、更にはアトピー性皮膚炎等さまざまな障害をひき起こすことがわかっています。

現代医学の観点から薬効が解明されてきているゴマが、昔から漢方薬として、健康によい食品として重用されているのはご存知のとおりです。
動物食を一切せず、ゴマをかわりの蛋白・脂肪源としている菜食のお坊さんに健康で長生きの人が多いのはゴマの効果といえるでしょう。

ゴマは古代から五穀の一つの重要な穀物として栽培されてきました。
原産はエジプト、インドで、中国では漢時代から漢方薬としても用いられています。

ゴマの成分には、動脈硬化の原因となるコレステロールを溶かす不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)を50%以上含む他、動物性脂肪を溶かすレシチンやカルシウム、鉄、ビタミンB1、B2、E、セサモール等が含まれています。

それ故ゴマを毎日食べていると、脳、心臓、肝臓等の弱化を防ぐことができます。
そして高血圧、心臓病をはじめ生活習慣病の予防となり、同時に肌もすべらかにするのです。

ゴマは「胡麻化す」の俗語が示すように、どんな食べものに加えてもうまみを増し「美味に化し」ます。
調理法としては、いり胡麻、切り胡麻、胡麻塩、胡麻和え、あたり胡麻、胡麻豆腐、胡麻味噌、揚げ物に使われるなど多くの工夫がされてきました。

中国の書「抱朴子」には胡麻の服食法とその効用が記されています。
ゴマとハチミツで作った団子は「静神丸」とよばれ、兵食、旅行食、健康食として重用されていました。

「百日食べると一切の病気を除き、一年で体や顔に艶が出て若々しい肌になり、二年続けると白髪が黒くなり、三年連用すると歯の落ちたのが生えかわり、四年も続けると水や火の害をはねつけ、五年連用すると、奔馬にも追いつくような心臓と脚力がつき不老、延年ができる」とあります。

現代医薬学的に考察しても、ゴマとハチミツの成分には、あらゆる肝臓栄養と皮膚粘膜のグロースファクター(生成要素)が完備され、完全栄養となっています。
また、吸収もとてもよいので先の表現は少々オーバーに思えますが、本当のことなのです。

「抱朴子」のゴマは、日本料理のあたり胡麻(絹ごし胡麻)と同じように調製したものなのです。
従って、市販の絹ごし胡麻とハチミツを練ってパン食のバターやジャムの代わりにして食べれば、この上ない健康食になります。

最後に「静神丸」の作り方をお教えします。(1日分)

① ペースト状のゴマをスプーンで1杯とる。

② ハチミツを等量入れよくかき混ぜる。

③ 自然塩を少々と梅肉エキス1滴を入れよくかき混ぜる

④ 色が均等になったら、ハトムギエキスを大きなスプーンに1杯要れ、よく混ぜ、なじませる

⑤ スプーンで押すようにしてまとめ、手で大きめのアメ玉ぐらいに丸める。(カルシウムの粉をまぶすとべとつかない。

作業時間は2~3分

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2008年9月17日 (水)

健康食三種の神器(2)ハチミツ

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健康食三種の神器(2)ハチミツ

健康食三種の神器の二つ目はハチミツです。

その前に、三種の神器は何故体によいのか

私たちの体は常に新陳代謝しており、皮膚や内臓を形成している細胞は次々と壊れていき、そして新しくつくられています。
この新しく出来てくる細胞を、前の細胞よりもよいものに作り変えていくことが体質改善であり、健康を保つ上で最も大切なことなのです。
皮膚と粘膜は3か月で全部の細胞が入れ替わるといわれていますが、よい細胞をつくるには、それに必要な種類の完全な栄養素を食べる必要があります。

ハトムギ、ハチミツ、ゴマは、この3種でその全ての栄養素を完全に保有しています。

ハチミツには高カロリ-の源となる糖類のほか、各種のビタミンがバランスよく配合され、さらに多量のミネラル(体に必要な金属元素)やリンゴ酸、クエン酸等の多くの有機酸を含むので立派なアルカリ性食品ということができます。
現在は誤った食生活で酸性体質の人が多いのですが、ハチミツはこれを弱アルカリ性体質に変えることができ、この点だけでもすぐれた効用と言えます。

ハチミツの効用
造血作用、虫歯を防ぐ、高血圧を下げる、便秘にも下痢にも、駆虫作用、不眠症、ヤケドの皮膚炎回復、 胃潰瘍等多くの効用があります。
虫歯を防ぐというのは、砂糖を食べると、食べたカルシウムの80%が流出しますが、ハチミツを食べるとカルシウムを補給するばかりでなく、他の食物からとるカルシウムの80%が体内に残るからです。
皮膚炎、胃潰瘍が早く治るのも、それだけ多くの栄養が含まれているからです。

東大小児科教授時代の託摩博士は赤ちゃんの発育に対するハチミツの効果に折紙をつけています。
ハチミツで育った赤ちゃんは、砂糖で育った赤ちゃんよりも発育、特に体重増加が大で、赤血球、血色素量が増し、病気にもかかりにくい事が証明されています。
また、ハチミツをいれた牛乳を赤痢になった赤ちゃんに飲ませた所、40時間以内に下痢が止まり、便から赤痢菌が消えたという実証の結果を得られています。
これについては、「牛乳ってどうなんでしょう(7)」で紹介しています。

ハチミツの選び方

ハチミツは、ろ過したり、脱色したりの加工品では80%以上の特殊栄養が抜けてしまいます。
絶対に精製という美名で改悪されていない自然のままのもので、最上・純粋なものをお選びください。
自然・純粋なものならアカシア・レンゲ・ミカン等どれをご使用になっても結構ですが、特に「熟蜜」と呼ばれる、蜜蜂が熟成した種類のものをお勧めします。

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2008年9月16日 (火)

健康食三種の神器(1)はとむぎ

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ハトムギ(薏苡仁・ヨクイニン)

私が所属する日中医薬研究会の創設者・渡辺武薬学博士は、現代人の食生活の正常化のために、五味調和とハトムギ、ゴマ、ハチミツの常食を奨励しています
私達はこの三つの食品を「健康食三種の神器」と呼んでいます。
これは「医食同源」の考えに基づいたもので、食養生の重要性を説くものです。

薏苡仁(ヨクイニン)はイネ科の一年草のハトムギの皮を除いた種子で、民間ではイボとりや肌をきれいにするとして使われています。

ハトムギには長い歴史があります。
日本に伝来したのは弘法大師が中国に入唐した時に持ち帰り、日本で移植したのが始まりといわれ、弘法麦の名もあり、飢饉のときの貴重な穀物でした。
世界の穀物の中で一番タンパク質や脂肪が多く、あらゆるアミノ酸やビタミン群を含んでいます。
ハトムギは体内の水分代謝をよくし、たまった水分を小水として体外へ出してくれます。
湿度が高く、水分が停滞しやすい日本人に適した穀物といえます。
従って皮下や関節に水がたまった浮腫(むくみ)、神経痛に効があり、皮膚をきれいにするので、ザラザラしたサメ肌やトラブル肌、イボとりに使われます。
また腫瘍を抑制する効果も確認されています。

二千年くらい前の中国の薬物書「神農本草経」には「味甘く、涼、筋肉拘攣し屈伸しえず、封室による麻痺を治し、久しく服すれば身を軽くし、気を益す」と記載されています。
この書物は365種類の薬を、上薬・中薬・下薬に分類しています。
ヨクイニンが属している上薬は命を養い、多量・長期間服用しても人を傷つけることがなく、栄養状態を良くし、不老長寿に役立つ薬が集まっています。
米、胡麻、山芋、蜂蜜等の食品もたくさん含まれています。

この時代にすでに漢方がたくさんの経験を学問的にまとめているのがわかります。

ヨクイニンにかぎらず、種子は栄養が流れ出すのを防ぐために、含有成分が水に溶けないようになっています。
ヨクイン1㌔を煎じても2㌘ぐらいの成分しかとれません。
しかし種子が発芽するときには含有成分が水に溶けるように変化しているので、種のときに比べると数十倍もとれます。
従ってヨクイニンの製剤は発芽ハトムギを使ったものでないと効果を期待できません。

 

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2008年9月15日 (月)

食欲ホルモン、心筋梗塞に効果

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マウス実験で判明ー国立循環器病センター

食欲増進や成長を促すホルモン「グレリン」を心筋梗塞(こうそく)発症後に投与することで死亡率が大幅に低減するとの動物実験結果を、国立循環器病センター(大阪府吹田市)の研究チームが12日、公表した。近く米医学雑誌に論文が掲載される。

 研究チームによると、人為的に心筋梗塞を起こしたマウスの約6時間後の生存率を比べたところ、グレリンを投与したマウスの生存率は70%以上で、未投与の倍以上だった。
また、投与で発症後に不整脈を起こす割合が大幅に減ることも分かった。
グレリンが交感神経の異常を沈静化させることが効果に関係しているとみられるという。(時事通信

京大病院グレリン医療応用プロジェクトには、

グレリン(ghrelin)は、胃から分泌される成長ホルモン分泌促進ペプチド。
1999年12月に国立循環器病センターの児島・寒川らによって発見されました。
グレリンは、アミノ酸28個からなり、3番目のセリン残基が脂肪酸(n-オクタン酸)でアシル化修飾された特徴的な構造を有するペプチドです。
国内外の研究者らによって、グレリンが成長ホルモンの分泌促進作用以外にも、
①摂食促進作用、
②消化管運動促進作用、
③胃酸分泌促進作用、
④心機能の改善作用 
など様々な生理作用を有することが明らかになっています。
これらの作用を利用して、最近臨床応用に向けての研究が開始されています。

とあります。

こういう生理活性物質の研究が進み、外科的治療と相まって救われる命が増えることが期待されます。
ちなみに、心疾患は平成18年の統計では、死因の第2位(15.9%)です。
1位は、悪性新生物(30.4%)、3位は脳血管疾患(11.8%)です。

細分化、専門化がどんどん進む現代の医療の世界で、漢方の役割は、そうなる前の、治未病をはじめ、統合性を生かした全人医療、ということでしょうか。

 

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2008年9月14日 (日)

大麻

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力士からみの騒動で注目の大麻(マリファナ)も、温暖化と似たニュアンスで、規制に対する異論が、ネット上では、意外に多くみられます。

大麻は大麻取締法で広い意味の麻薬として許可なく所持していると罰せられるものになっています。

薬物乱用・汚染は深刻な問題で、国を挙げて対応すべき問題です。

子供の薬物乱用の入り口はたばこ・酒で、シンナー→大麻→麻薬と進むといわれています。

現法律下で乱用防止の意味では、絶対の悪者であることは間違いありません。

しかし、大麻は他の麻薬類とは性格がかなり違うもので、有用性の一面も持っているとして、規制緩和を求める声も意外にあるのです。

大麻の概要については、ウイキペディアにまとまっています。

ここに紹介されている、大麻は医学的に有害だとするサイトは、
カンナビス・メドがあります。

逆に、大麻の取締りに反対するサイトとして
カナビススタディハウス
大麻取締法被害者センター
医療大麻裁判
CANNNABIST-Internet
法学セミナー(2)薬物使用と犯罪化
が載っています。

その他にも、mikoさんのサイト、
http://miko.iza.ne.jp/blog/entry/687997/ 
http://miko.iza.ne.jp/blog/entry/195382/
http://miko.iza.ne.jp/blog/entry/703371/

武田邦彦先生のサイト http://takedanet.com/2007/04/post_f17a.html
があります。

大麻は、繊維の麻(アサ)、七味トウガラシに入っている麻の実と同じ植物から取れるものなのをご存知でしたでしょうか。

日本では麻は古来、繊維用、食用、そして薬用として安全に利用されてきた歴史があります。
戦後、占領時代にアメリカに命じられて法律が作られ禁止されてしまったという経緯があります。
どこか、日本国憲法と似ていますね。

漢方では、麻の果実を乾燥し、皮付きのものを{麻子・マシ」皮を去ったものを「麻子仁・マシニン」よび、薬味薬性が甘平の水剤と規定されています。
麻子仁には腸のすべりをよくする作用があるので、体力が低下した年寄りの便秘に卓効がある「麻子仁丸」という漢方処方に配合されます。

マシニンも麻の実も麻薬的な作用はもちろんありません。

食品の麻の実は、麻の実食品のサイトに詳しい。

繊維の麻は、栃木県の鹿沼地方で厳重な管理の下で栽培されています。

麻の衣類は今では高級品になっているようです。

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2008年9月13日 (土)

温暖化論の検証(2)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

マスメディア、大新聞、テレビ、特にNHKはさかんに地球温暖化問題を取り上げているように感じます。
マスメディアだけを見ていると、地球温暖化は疑う余地のない事実で、これから対策を取るのでは遅いくらいと、誰もが思ってしまうのではないでしょうか。

これに対する異論がきのうのブログで紹介した読売の記事でした。
大新聞上では滅多に目にしない記事ではないでしょうか。

実は、温暖化論に対する疑問も結構あります。

グーグルで「温暖化論 疑問」を検索すると、188000件ヒットします。
ネット上ではさかんに議論されていることを現しています。

mikoさんがよく取り上げています。
環境というファイルにまとめてあります

この中によく出てくる中部大学の武田邦彦教授の説は、私には説得力のある解りやすい解説です。
武田教授のサイトはこちらです。
テレビ出演の動画もあります、こちらから入れます。

丸山茂樹東工大教授の解説も必見です。
論文は文春20年5月号に掲載されていますが、こちらで要旨がわかります。

これらの論説が理解でき、うまくまとめることができたらアップしたいと思います。

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2008年9月12日 (金)

温暖化論の検証(1)

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20年8月4日夕刊読売の「コンパス」と言う欄に、「温暖化論 批判の目で読み解け」と言う記事がありました。

横浜国大の伊藤公紀教授は、観測データの信頼性、温暖化や気候変動の原因や結果、将来の予測など、温暖化論の主流の考えに多くの疑問を投げかけている、といいます。

ネットでは見られないようなので、全文引用します。

小学生のころ、夏休みの宿題で気温の測定をしたことがある人は多いだろう。
温度計は日の当たらない場所につるすという、最低限のルールを守りながら。

それが気象のプロになると、家の壁や道路のような熱源の影響を取り除く周到な工夫もこらす。
だから、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)がまとめた第4次評価報告書も、地球規模の厳密な観測データを積み重ねたものだと思っていた。

それが、違った。
「なかには、劣悪な環境で狂いの多い測定も多い」と、横浜国立大の伊藤公紀教授は説明してくれた。
エアコンの室外機から出る熱風の影響を受けているものまであると言う。
伊藤さんは環境計測学が専門で、第4次評価報告書でも査読を担当しているが、観測データの信頼性だけでなく、温暖化や気候変動の原因や結果、将来に予測など、温暖化論の主流の考えに多くの疑問を投げかけている。

ただ、伊藤さんが強く訴えるのは、データを正しく読み解いていく「力」を私たち一人ひとりがもつことの大切さだ。
世界中の研究者が集まって作った第4次評価報告書と言っても、完全無欠ではない。
我々にできることは限られているが、無批判には信じないという心構えが必要という。

科学は他からの批判にこたえることで強固に鍛え上げられてきた。
温暖化の科学を鍛えるという、われわれ大人に課せられた夏休みの宿題の重さを思う。(吉田典之)

科学的に真実だ、安全だとされて疑いもしなかった理論や物が、後年間違いだとして覆される事は、枚挙にいとまがありません。
そんな事のくり返しばかりなのに、ひとは忘れてしまいます。
薬害が繰り返すのもそうです。
ここ40年くらいを振り返れば、サリドマイド、スモンに始まり、エイズ、や最近の肝炎に至るまで多くの事件・事故がありました。
間違いが発覚するまでは、最高、最新で安全とされていた医療の中に、実はとんでもない害毒を撒き散らす元凶が存在したわけです。

今は最高で安全だとされている医学や医療も、薬害の歴史に学んで、疑ってかかるべきなのです。

その点、東洋医薬学は次元が違うといえます。
数千年の臨床でスクリーニングを受けています。
従って、現代医薬のような、遺伝に影響したり、重篤な副作用を持つようなくすりはありません。
しかし、漢方薬も使い方が正しくなければ、害になる事はあります。
薬(漢方処方)を選定する技術を「方技」といいます。
くすりを有効に効かせる「方技」のマスターが、漢方薬の選定を生業にする漢方家に課せられた義務なのです。

地球温暖化論も疑問が多いようです。
どんな検証がなされ、どんな異論があるか、ネットから調べてみたいと思います。

つづく

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2008年9月11日 (木)

多田富雄先生が小林秀雄賞を受賞

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第7回小林秀雄賞が、東大、千葉大の教授などを歴任の免疫学者で、作家でもある多田富雄先生の「寡黙なる巨人」に決まりました
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080901bk15.htm

多田先生は、7月2日の当ブログ(賞味期限に頼らぬ知恵)で紹介しています。

多田先生は2001年突然脳梗塞で倒れ、生死の境をさまよい、臨死的な状況を経て、生還するも、右半身麻痺、言語障害などの重度の障害が残ってしまった。

しかし、懸命のリハビリと、言語障害を補うパソコンに必死に取り組み、執筆活動を再開し、毎年著作の出版が続いています。

その闘病で人生を見つめた思いを中心に綴られたのが、「寡黙なる巨人」と云えると思います。

自身の実体験から感じられた、現代医療の問題点もこの本の中でズバリと指摘しています。

8月13日の読売新聞落葉隻語「介護に現れる人の本性」もそのひとつです。

9月10日の、「望郷」の果ては「亡国」か、は日本人の根幹にかかわる問題点の指摘です。

「寡黙なる巨人」の名批評があります。JanJanというサイトの書評です。

http://www.news.janjan.jp/culture/0710/0710053504/1.php

ぜひお読み下さい。

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2008年9月10日 (水)

ヒメスイレンが咲いています

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3年前にお客様にいただいたヒメスイレン、去年までは日当たりの悪い所において、肥料をあげなかったので、花が咲きませんでした。

今年は、日当たりのよい場所に移し、肥料をやったら、毎日花を開くようになりました。

P1000282 午前に開き、夕方に閉じます。P1000287

水を張った小さな鉢で育っています。P1000288_4

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2008年9月 9日 (火)

森林セラピー(4)

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読売新聞・健康プラスの、森林セラピー続き、「都会の公園でも効果はある」です。

都会に住んでいると簡単に森林に行くことは難しい。
森林セラピーは、2泊3日の日程で、まる1日は森の中でのんびり過ごす事を理想とするが、森林総合研究所の香川研究室長は「忙しい人でも、近くの公園なら週何回でも行ける。緑豊かな、近くの公園を見つけて」と話す。

森林総研の大平室長が、大阪市内の長居公園の2か所で、樹木が放散するフィトンチッドの濃度を測ったところ、予想以上に高く、森林セラピー基地・ロードと大差なかった。
太平山は「樹木の多い場所を探せば、都会の公園でもフィトンチッドの効果は十分得られる」と指摘する。
公園で散歩や読書を楽しめば、気分もリフレッシュされるはずだ。

生活の中で、木製品を上手に使うのも一つの手だ。

九州大の綿貫教授は4年前、熊本県で特産の小国杉の効果を調べた。

小国中学校の1年生3クラスで、それぞれ新品の杉材、新品の合板材、古い合板材の机と椅子を4か月間使用してもらい、免疫機能を比較した。
新杉材を使った1組では、免疫機能の指標となる唾液中の免疫グロブリンAの量が3か月後に、他の2クラスに比べて約3割高まっていた

実験中の2月には、インフルエンザが流行したが、1組の欠席者は延べ4人だけで、他のクラスの同30人、同61人に比べ群を抜いて少なく、新杉材の効果が確認された。

綿貫さんは「新品の杉材を使った教室では、揮発成分の濃度が高かった。木製品と触れ合う事で、免疫力を高めることができるかもしれない」と話す。

充分な数の臨床例が解析されて、医療行為として確立される日が遠からざることを期待します。

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2008年9月 8日 (月)

森林セラピー(3)

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読売新聞・健康プラスの、森林セラピー続き、「何が癒しの効果を引き出すのか」です。

注目は、フィトンチットという樹木が放散する化学物質。
本来、樹木にとって有害な生物を遠ざけるための物質だが、人間をリラックスさせる作用があることが分かってきた。

50~100種類の化合物の集まりであるフィトンチットは、樹木の種類によって、成分や量が異なる。
放散が最も多いのはトドマツ。
一般に、スギやヒノキなどの針葉樹の方が、ブナなどの広葉樹より揮発成分が多く、香りが高い。

森林総合研究所によると、フィトンチットの放散量は季節によって異なり、気温が高くなる5月頃に急激に増え始め、6月から8月にかけてピークを迎える。
夜間に比べて昼間は量が少ない。
雨上がりなど湿度が高い環境の方が、放散が活発になるという。
朝もやの早朝、森林の散歩が気持ちよいのは、このフィトンチットの放散が関係しているかもしれない。

森林の中でフィトンチットの濃度が最も高いのは、地表から40㌢付近。
ベンチに座ったり、寝転んで読書をしたりするのは、効果的。

フィトンチットの影響は大きいが、それだけではないらしい。
心理テストで好まれるのは落葉広葉樹の明るい森林。
安心感があり、活気が高まるという。
逆に鬱蒼とした針葉樹林は、なれない人には不安感を与えることもある。

小川のせせらぎや、鳥の鳴き声、足元から伝わる土の感触など、森林では、様々な要素が、人間の五感を刺激する。森林総合研究所は来年度から、こうした五感への働きかけが生理的にどんな影響を与えるか検証し、森林の種類によって癒しや免疫機能向上の効果がどう異なるのか調べる。

フィトンチット

● 50~100種類の化合物

● 針葉樹(トドマツ、ヒノキ、スギ)は広葉樹(ブナ、ミズナラ、カシ)に比べて多い

● 夏場に多く放散

● 空気中の濃度は夜間、朝方に高く、昼間は低い

● 雨上がりなど、湿度が高いと放散が活発化

フィトンチット(フィトンチッド、pytoncide)は、フィトン(植物)がチッド(殺す)ということが名付けの由来です。
名づけ親は、1930年頃の旧ソ連のB.P.トーキン博士だそうです。
http://www.phyton-cide.org/info.what.html
主成分は、テルペン類のようです。

つづく

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2008年9月 7日 (日)

森林セラピー(2)

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読売新聞・健康プラスの、森林セラピー続き、「効果的な方法」です。

日本医科大の李卿講師の助言は「無理せず、楽しむ事が第一。ただ黙々と歩くだけじゃなく、周囲の景色や音を楽しむ余裕も大事」です。

森林セラピーのコツ

① 無理せず楽しむ

② 1日に歩く目安は4時間、5㌔

③ 自分の好きな森林を見つける

④ 途中で休憩や、のんびり読書を楽しむ

⑤ 2泊3日のスケジュールがおすすめ

⑥ 温泉があれば、疲れを取るのに最適

⑦ 森林セラピーはあくまで予防、病気になったら先ず医者に診てもらおう

前回紹介した、にんてい35か所の基地・ロードは、歩く以外にも独自メニューを用意している。

長野県上松町は県立基礎病院と連携して健康診断を実施。

北海道鶴居村はアイヌ、山形県小国町はまたぎの文化に触れられる。

高知県津野町はナイトツアーで星座観察が楽しめる。

森林を歩いた後の温泉では、鹿児島県霧島市、秋田県鹿角市など名所も多い。

山菜屋キノコなど地本の食材を味わったり、そば打ちをしたりできるのも魅力の一つ。

李さんは「温泉は肉体の疲れを取る。食事はもちろん、お酒も適量ならリラックス効果がある」と話す。

ただ森林は、良いことばかりとは限らない。
森林総合研究所は「特に夏場は、暑さや虫への対策をしっかりすることが大切」と注意を呼びかける。

つづく

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2008年9月 6日 (土)

森林セラピー(1)

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読売新聞、健康プラスで、森林セラピーをとり上げていました。

NPO「森林セラピーソサエティー」が、森林セラピー基地・ロードを全国35か所で認定しているといいます。
その一つ、北海道の山崎山林で開かれた森林セラピー体験会に参加した59歳の女性は、森林の4㌔のコースを2時間楽しんだ。
その前後で測定した、ストレスホルモンと相関関係にある唾液中のアミラーゼが9分の1に減った。
「ストレスはないと思っていたのに、体が喜んでいる」とその結果に驚いた。

森林総合研究所はこの35か所で、450人に森林に滞在してもらい、唾液中のストレスホルモンと血圧、脈拍数を都市部にいる時と比較したところ、それぞれ12%、1.4%、5.8%減少。
リラックスしたときに働く副交感神経の活動は55%高まった。

日本医科大の李卿講師が、会社員12人に長野県上松町の赤沢自然休養林で、2泊3日の森林セラピーを体験してもらったところ、免疫力を示すNK(ナチュラルキラー)活性は体験前に比べ56%も向上。
帰宅後1週間、1か月たってもNK活性は45%、23%も高い状態が持続した。

李さんは「病気になりにくい体作りに、森林セラピーは効果がある」と話す。

とあります。

は、重病、慢性病には転地療法がよく行われていました。
森林セラピーの効果も大いにあったのでしょう。
病院に入院して、ストレスにさらされるより、自然治癒力は格段にアップするすることは軽視できませんね。

kiyohikoは、子供の頃から、海も嫌いではなかったが、山・森の方が好きでした。

つづく

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2008年9月 5日 (金)

痛風とスパイス蘭香(3)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

スパイス蘭香が痛風の人の食養生に最適だというお話の続きです。

香辛料の役割

香辛料を単なる嗜好品と考えるのは誤りです。
これは、タンパク質の消化吸収に不可欠な食品で、洋の東西を問わず調理に欠かせない食品です。肉の臭みを消し、腐敗を防ぎ、消化を助け、いわゆる肉食の害を消す働きがあります。

痛風の人は美食家に多いのですから、痛風発作が起こっていて患部が発熱・発赤していないかぎり、香辛料を刺激物として避けるのは間違っているのです。

近代薬学では、桂皮、茴香(ウイキョウ)、月桂葉、紫蘇葉などを芳香性健胃整腸剤とよび、芥子(カラシ)、胡椒、山椒、蕃椒、生姜などは辛未性健胃整腸剤と呼んでいます。
日本ではこれらを薬味と呼んで常用してきました。

冷奴にネギとショウガ、肉にコショウ、刺し身にワサビ焼き鳥に七味、うどんに薬味といった正しい使い方が大切です。

香辛料は腐敗を防ぐ食中毒の予防薬にとどまらず、体内の血流を促進し冷えを除き、皮膚からの発汗・発散を活発にし、大腸にも働いて便秘と下痢を解消する整腸作用を有し、さらに神経をリラックスし、ストレスを解消する天然の神経安定剤でもあります。
それ故、香辛料は新陳代謝の強力な促進剤になるということができます。

ウコンが古来カレー粉の中心成分、沢庵漬けの黄色の色づけなどに賞用されてきたのは、味覚的に美味になるだけでなく、経験的にその効用が解っていたからでしょう。

スパイス不足の痛風の方へのおすすめ健康食品が『栄養スパイス・蘭香』です。

蘭香は、日本人の体質と食習慣や嗜好を考慮して、ウコン、ウイキョウ、ニクズク、ショウズク、ケイヒ等、日本人向きの香辛料十数種類とその配合比率を、日本の漢方医薬学会の第一人者、日中医薬研究会創始者 渡辺武 薬学博士の指導の下で研究し、つくられたものです。

痛風や高尿酸血症が気になる方は、蘭香を毎日の食事に取り入れ、カラシ、マスタード、トウガラシ、コショウ、ショウガ、ワサビ、ニンニク、サンショウ、大根オロシ、ネギ、シソなどのスパイス、香辛料を正しい使い方で意識して使うように心がけると、病状の改善煮を強力に後押しし、また予防にも役立ちます。

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2008年9月 4日 (木)

痛風とスパイス蘭香(2)

ふじみ野市 マサキ薬局 の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

スパイス蘭香が痛風の人の食養生に最適だというお話の続きです。

痛風の人の養生法

痛風と診断されれば、自分で行う養生が重要になります。
養生のポイントとしては、生活習慣病全般に通じることですが、

① プリン体の食品をとりすぎないこと
  高プリン食品:エビ、かに、レバー、あじ・いわしの干物、肉スープ、大豆 等

② 肥満の人は肥満を解消すること
  肥満の人が減量すると尿酸値も下がる

③ アルコールを飲みすぎないこと
  適量(日本酒1~2合、ビール1~2本、ウィスキーW1~2杯)以内で

④ 水分を充分取ること
  尿酸を尿で排泄しやすくする

⑤ 軽い運動を行うこと
  有酸素運動がよい。高血圧、糖尿などの合併症にも有効

⑥ ストレスをためないでうまく解消すること
  ストレスは尿酸値をあげる

などがあげられます。

この他に、あまりいわれなくて重要なポイントにスパイス・香辛料・薬味の活用があります。

つづく

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2008年9月 3日 (水)

痛風とスパイス蘭香(1)

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スパイス蘭香が痛風の方の食養生に最適だというお話です。

痛風はどんな病気か
痛風は突然に足の親指の付け根の基関節などが痛んで赤く腫れる病気です。
その痛みは強烈で、数日歩行が困難になることもあるほどです。
原因物質は尿酸と呼ばれる物質です。
尿酸は体内にある核酸の成分で食品成分でもあるプリン体が肝臓で代謝されて産生する老廃物で血液や体液に溶けて循環し尿から排泄されます。
血液中の尿酸の濃度が異常に高くなると尿酸の結晶が生じ、それが関節内部に沈着すると痛風発作を起すのです。
健康診断では血清尿酸値が7.0/dl以上だと高尿酸血症と呼ばれ、8.5/dl以上ある場合は痛風発作がいつ起ってもおかしくない状態とされています。

高尿酸血症は、尿酸の産生が多くなって起る尿酸産生過剰型と尿酸の排泄が悪くなって起る排泄低下型との二つのタイプがあり、両方の要因を有しているタイプもあります。
その他、遺伝的要因、飲食の悪習慣・偏食等食生活上の要因、他の病気の影響、服用している薬剤の影響なども関係してきます。

現代医学の治療薬としては、急性発作時には抗炎症剤が、高尿酸血症に対してはタイプによって尿酸産生阻害剤、尿酸排泄促進剤が使用されます。

症状が痛風と同じに見えて、外反母趾、リウマチ、蜂窩織炎、変形性関節炎、偽痛風など別の病気の場合もあります。自己判断は危険です。
つづく

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2008年9月 2日 (火)

ウコン(5)

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認知症に効果が期待される報告が出たウコンの続きです。

うこんトウガラシ(栄養スパイス・蘭香)の特徴と使い方

Rankou_2  蘭香は1パックが0.8㌘の包装です。

①バーベキュー、焼肉のたれやソースにまぜます。
肉のくさみを消し、食欲を増進するので、おいしくていくらでも食べられるようになります。

②しゃぶしゃぶや水炊きのたれに入れます。
あっさりとしていて好まれます。

③味噌汁やスープの中に少量入れると大層味が引き立ちます。

④カレーのスパイスとして添加します。1人分が1袋の割です。
一味違ってきます。入れないともの足りなくなります。

⑤肉用以外に、漬物に使うとおいしくなります。昔はウコンは沢庵のお友達だったのですから。

⑥お茶漬けに少し入れると消化を助け、口中をさわやかにし、飲酒の後、中国料理などの濃厚な料理の後に真によろしい。

⑦松茸や椎茸を焼いて食べるときに使ってもあいます。

⑧湯豆腐にもお使い下さい。

⑨コーヒーに少し添加すると味が引き締まります。

このソースを用いれば、食肉の害を防ぎ、多量食べても胸や腹にもたれず、臭気やクセを除きます。

肉食が続いて嫌悪を感じるようなときでも、蘭香を使うと飽きがきません。

商品は1箱(45袋入り)が、2205円です。

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2008年9月 1日 (月)

ウコン(4)

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認知症に効果が期待される報告が出たウコンの続きです。

ウコンがカレーを筆頭に、沢庵の着色など食品に昔から賞用されてきた事はすでに書きました。

ウコンをはじめ香辛料が何故愛用されるのかは、マサキ薬局のホームページ・食養生のページに詳しく載せていますのでそちらをご覧ください。

日中医薬研究会では、ウコンを配合した、栄養スパイスで「蘭香(ランコウ)」という商品を推奨しています。

蘭香(ランコウ)は、十数種類のスパイスが配合されています。
スパイスは肉食の害を消す作用があって使われるようになったのです。
獣肉(牛、豚,羊肉)を食べる習慣のなかった時代の日本人には、スパイスはあまり必要がありませんでした。
しかし、肉食が急激に増えた現代人は、スパイスも同様に増やさなければ健康に良くないのですが、日本ではスパイスの利用は少ないままで来ています。
このスパイス不足を補うために、日本人の好みにあって、使い易くおいしく、家庭料理のなかに応用できるようにと渡邊武博士が生み出した絶妙なブレンドの香辛料なのです。

五香粉(ウーシャンフェン)というミックススパイスはスーパーで売っているので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
これは数種類(5種類に限らない)の香辛料を混ぜたもので、桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(サンショウ)、小茴香(フェンネル、 ウイキョウ)、大茴香(八角)などがポピュラーです。
中国には、こういったミックススパイスは沢山あります。

蘭香は、このミックススパイスの一種で、日本の気候風土、食生活にピッタリ合わせたバージョンと言えます。

我が家のカレーライスやハンバーグには、絶対に欠かせない添加物になっています。

次回は、料理が何倍も美味しくなる蘭香の使い方をお教えします。

つづく

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