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2008年6月11日 (水)

カツオの椿油紫蘇ポン(2)

ふじみ野市 マサキ薬局の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

きのうの続きです。

カツオの椿油紫蘇ポンはカツオの薬膳カルパッチョでもあります。

食材を解析してみましょう。

● カツオ

食味:甘  食性:温

ビタミンB1、B2、B12、E、D、ナイアシン、鉄分、タウリンなどを豊富に含んでおり、疲労回復に効果があり、抗がん効果も期待できると言う人もいます。

EPA、DHAを多く含むので、中性脂肪を低下させ、痴呆、脳卒中、動脈硬化、虚血性心疾患、皮膚炎などの予防や改善に効果があり、脳の神経組織の発育や機能維持に役立つとされています。

● 紫蘇

食味:辛  食性:温

食味、食性の意味については、こちらの「五味調和」の項と五味調和の図を参考にご覧下さい。

この法則が漢方の原理原則あるいは公理です。 

緑色の青紫蘇(おおば)と紫色の赤紫蘇があります。ビタミン、カルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。

解熱・鎮咳・鎮痛・健胃作用があるほか、感冒・消化不良・ストレスなどの症状によく効き、アトピー・花粉症などのアレルギーにも応用されています。

紫蘇の香味成分には防腐・防カビと殺菌作用があり、そのため刺し身に添えることで食中毒の予防になっています。しかもそれの香味がおいしさを増す事に繋がっています。

体に良いもの、良い食べ方はおいしくなるのですね。

● しょうが・ニンニク

どちらも 食味:辛  食性:温

紫蘇をはじめ、これらの辛温と規定される食物は、体表と消化管、気管の粘膜の血行を促進し、身体の表裏を温める作用があるため鬱陶しさを晴らし、湿気を追います。

防腐、防カビと殺菌作用があるので、皮膚、頭髪や呼吸器の働きを補い、大腸にも作用して働きを促進します。

この事が薬味・香辛料が賞用されてきたゆえんです。

あさつきは辛・温  ダイコンは辛・平 と規定されていて共に辛です。

甘・微温と規定されているニンジンは毛色が違いますが、これも辛の刺激を緩和する役割を果たしていて、ポン酢の酸味が加わった味のハーモニーが美味しさを生んでいるのだと言えると思います。

つづく  次回は椿油の良さです。

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