食のリスクの一口メモ(2)
ふじみ野市 マサキ薬局の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。
食のリスクに関連するミニデータです。
輸入食品の国別違反状況(平成18年)
厚労省統計 (表5より)
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/dl/tp0130-1j.pdf
届出件数順位 輸出国 検査件数 違反件数(割合)
1 中国 91264 530(0.58)
2 アメリカ 18127 239(1.32)
3 フランス 5283 27(0.51)
4 タイ 17527 120(0.68)
5 韓国 12732 26(0.20)
6 豪州 1847 11(0.60)
7 イタリア 3844 29(0.75)
8 ベトナム 9001 147(1.63)
9 ブラジル 2009 8(0.5)
10 カナダ 2545 7(0.5)
10ヶ国小計 164345 1144(0.70)
総計 198936 1530(0.77)
中国は違反件数が突出していますが、違反の割合は、意外や、平均の0.77を下回る、0.58という数字になっています。違反件数が多いのは輸入件数が多いから当然で、問題は違反割合です。
イメージが猛烈に危険で、違反が多そうに思えましたが、総平均より違反割合は少ないのです。違反率が高い順で6位のようです。
今中国食品は輸入ストップ状態で、日本の野菜輸入量は3割減っているそうです。その分国内ものが売れていて、価格も上がってきているといいます。中国は政策的に輸出を抑えて日本が干上がるのを待ち、日本が解禁しないとしようがなくなるのを待っている、とは専門家の解説です。オリンピック後に解禁だそうです。
私は、何年か前から、中国野菜類は買うのを避けてきました。しかし、上の数字をみると、少し過剰反応したかという気がしてきました。
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