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2008年6月26日 (木)

食のリスクの一口メモ(2)

ふじみ野市 マサキ薬局の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

食のリスクに関連するミニデータです。

輸入食品の国別違反状況(平成18年)

厚労省統計 (表5より)

  http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/dl/tp0130-1j.pdf

届出件数順位  輸出国   検査件数   違反件数(割合)

1      中国     91264     530(0.58

2      アメリカ   18127     239(1.32)

3      フランス    5283      27(0.51)

4      タイ     17527      120(0.68)       

5      韓国    12732       26(0.20)

6      豪州     1847       11(0.60)

7      イタリア   3844       29(0.75)

8      ベトナム   9001      147(1.63)

9      ブラジル   2009         8(0.5)

10     カナダ    2545         7(0.5)

10ヶ国小計     164345      1144(0.70

総計          198936      1530(0.77

中国は違反件数が突出していますが、違反の割合は、意外や、平均の0.77を下回る、0.58という数字になっています。違反件数が多いのは輸入件数が多いから当然で、問題は違反割合です。

イメージが猛烈に危険で、違反が多そうに思えましたが、総平均より違反割合は少ないのです。違反率が高い順で6位のようです。

今中国食品は輸入ストップ状態で、日本の野菜輸入量は3割減っているそうです。その分国内ものが売れていて、価格も上がってきているといいます。中国は政策的に輸出を抑えて日本が干上がるのを待ち、日本が解禁しないとしようがなくなるのを待っている、とは専門家の解説です。オリンピック後に解禁だそうです。

私は、何年か前から、中国野菜類は買うのを避けてきました。しかし、上の数字をみると、少し過剰反応したかという気がしてきました。       

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