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2008年6月18日 (水)

デーツを頂きました

ふじみ野市 マサキ薬局の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

自律神経失調の漢方相談で何年かお付き合いのあるご婦人が、元気になられてエジプトに観光旅行に行ってこられました。そのお土産にデーツをいただきました。

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デーツは日本名ではナツメヤシというようです。このドライフルーツを味わうのは、私はこれが初めて。長径5センチ・短径3センチ位のたまご形で、小さい干し柿のような外見。とっても甘い。甘納豆と干し柿が合わさったようなあまさです。頂いたのは中にアーモンドが埋め込まれている面白い加工がしてありました。

ウィキペディアで調べてみました。

日本のナツメはクロウメモドキ科ですが、ナツメヤシはヤシ科でした。北アフリカから中東で古くから重要な食物で今も栽培が盛んなようです。

利用については、

デーツはやわらかくなったものや干したものをそのまま食べるか(レーズンや干し柿の味を濃厚にしたような甘い味がする)、あるいはジャムやゼリー、ハルヴァ、ジュース、菓子などに加工される。また、果糖を多量に含むため、水に浸したものを発酵させて酒(アラックやモロッコの「マヒア (mahia)」など)や酢が醸造される。また、乾燥させ、粉にしたデーツは、小麦とまぜて保存食にする。また、乾燥したデーツサハラ砂漠地帯ではラクダや馬、犬などの餌にもされる。

古代メソポタミアでは、デーツは穀物よりも安価であることもあり、デーツのシロップは蜂蜜の代用品ともなった。現在でも、デーツシロップやデーツ糖としての生産・販売が行われている。

日本では種子を抜いて乾燥させたものが市場に出回っていることが多い。また、ウースターソースの日本風アレンジとして日本で売られている豚カツ用のソース(または広島風お好み焼きに欠かせないとされるブランド、オタフクソース)には、デーツを原材料の一つに使っているものがある。これはデーツを使うことによって、豚カツソース(オタフクお好みソース)独特のとろみや甘味がでるからである。

とあります。

ナツメは生薬名を大棗(たいそう)と呼び、脾胃剤として繁用される重要な漢方薬ですがデーツは薬用には使われないようです。

その方の土産ばなしは面白かったのですが、エジプトの料理と水が合わなくて、ずいぶん下痢に悩まされたが、下痢止めを忘れずにお持ちになったので助かったとのこと。、40度を越す砂漠の暑さにも閉口したそうです。

治安問題も怖い目にあうこともなかったのですが、値段交渉しないとボラレルので買い物がし難かったのと、チップチップで小銭が切れて困った事がいやなことだったそうです。

エジプトのロマン溢れる遺跡の数々は感激で嫌な事を相殺したそうです。

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