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2008年6月24日 (火)

くるみ小女子

ふじみ野市 マサキ薬局の 漢方なブログです。健康情報を主体に書いて行きます。

太乙膏(タイツコウ)という漢方の軟膏で慢性の皮膚炎が解消した女性のお客様から、実家の水戸へ帰ったのでお土産だと茨城県ひたちなかの「くるみ小女子」を頂戴しました。お酒の肴になりますよと仰って。小魚の小女子と胡桃を甘辛く煮たおいしい佃煮でした。

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小女子(こうなご)に似たものに、イカナゴがあります。淡路島など瀬戸内産のイカナゴを素敵な友人がよく送ってくれます。とてもおいしくて大好きです。クギ煮という名前も有名で、耳にします。イカナゴではいつも辛口の酒をやっています。くるみ小女子は少し甘いので、空きっ腹で呑むときの最初の肴としてとてもよさそうです。

そのほかにキビナゴという魚もありますね。どう違うのか調べてみました。

イカナゴは、スズキ目、イカナゴ科、イカナゴ属、イカナゴ(種)に分類され、別名がコウナゴとなっています。つまり、イカナゴとコウナゴは同じ魚で、地方で呼び名が変わるという事でした。

キビナゴは、ニシン目、ニシン科、キビナゴ属、キビナゴ(種)で、別種の小魚でした。ウルメイワシの近縁という見解もあるようです。刺し身や天ぷらにしておいしく、鹿児島で食べて美味しかったことを思い出します。

じゃこや小魚というと、1986年に91歳で亡くなった伝説の栄養学者川島四郎先生を思い出します。設立当初の日中医薬研究会の顧問をしていただいていて、亡くなる数年前に、私たちの月例研修会に来会されお話しを伺った事がありました。

80代後半なのに骨太の先生は、背筋がピンとまっすぐで、30歳若く見え、80歳・90歳の現役青年を自認しておられました。100メートルも20秒を切る17秒とかで走れ、暁の超特急吉岡隆徳さんと勝負できるのだと仰られ驚いたものでした。

川島四郎先生の若さと健康の秘密は、持論の健康食生活の実践にありました。沢山の緑野菜、木の実類、じゃこなどの小魚の丸ごと食という粗食・素食が中心と伺いました。食いしん坊で口卑しい私には絶対出来ない養生でショックでした。著作の「まちがい栄養学」「食べ物さんありがとう」など目から鱗の連続でした。今でもアマゾンで検索すると、さすがです、何十,何百冊とヒットします。素晴らしい正しい食の啓蒙家でもあったあかしです。

川島先生は、なんと90歳という高齢になっても平然とアフリカへ研究にお出かけでした。そして誰もが恐れるマラリアに罹患されてしまいました。幸い強靭な体力と持ち前の食養生・食療法で回復され無事帰還されました。しかしマラリアの影響は大きかったのでしょうか、何年か後にお亡くなりになってしまいました。120歳まで生きられる方と信じていたのですが。渡辺武先生と河合齋先生が早く良くなってもらおうと、漢方薬をお勧めになっていたことを思い出します。

美味しそうな小魚を見ると決まって思い出すことなんです。

ちなみに、くるみ小女子のお土産を下さった方も、水戸の名家の出で93歳。自分一人で歩いてマサキ薬局へ来店されます。

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